BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

2004年1月31日

2004年01月31日 20時24分52秒 | Imako
ふと気がつけば、1年以上ずっと日記を書いていなかった。。まぁ、日常生活でならばそれなりにいろいろあったものの、ここは“あるフィギュアスケートファンの非日常的なつぶやき”ということで、ちょっとはスケートネタもかじっていないと…。。ということで、あの日記(ミルコ引退)後の個人的スケートネタを拾ってみるとすると…。。。

N杯,全日本と連続で京都を満喫(?)。年末年始はドイツ、2003年ドイツ国内選へ、Pinkyさん緊急入院の為ひとり孤独に乗り込む生きザマ旅行(前半のダニエルツアーはMayoriと一緒)。本当ならば勿論、サラ&ミルコを応援する為に行くつもりだったんだけど、それは叶わず。しかも開催地はあの“僻地”オーバースドルフ、、ほんとスキー客しかいないのよ、この時期にこの街は…。そんな状況で独りはやっぱりさみしくて、いかにも国内選!って感じの独特の雰囲気の中、気がついたらシュテファン所属のエアフルトのクラブ軍団の中に紛れ込んでしまっていたり(応援がとにかく凄まじいのだ)。。だから、ダイアナと会えた時はもう、顔見知りがいるのがそりゃ嬉しくて、涙目寸前で思わず駆け寄ってしまった。(^^;; <でも、この旅、帰りの電車とエアーでトラブったものの、ミルコとダイアナとMaxにも会えたし、それなりに意味があったと思う。

座長(フィリップ)ツアーとプリンスショーにもかなり行った。座長はね、本当にエライと思うの。札幌公演で、羽田の航空管制トラブルに配慮して開演時間を30分繰り下げるなんて、、私は涙ながら(?)Mayoriに電話したさ!座長、あなたはまさに“座長”、鏡であります!このツアー、始まった初期の頃は、とんでもない(?)ショーで今後どうなるのかと思ったけど、最近は本当に楽しくて満足よ、メンバーも豪華だし。座長のオースティンパワーズも、嫌いじゃなくってよ(Mayoriはご立腹のようだが(^^;;)!長野五輪後に思ったのだ、フィリップ、もうこれからは自分の好きなことを好きなようにおやりなさい!と…。そのくらい、長野五輪で彼はファンを「もう十分!」ってほど感動させてくれたんだもん。あぁ、、懐かしいなぁ。。<長野五輪

プリンスにはいつも癒される。観た後は、しばらくは頑張って仕事しよう!って気にさせられる、そんな存在である。“ヒーロー”とか“手のひらを太陽に”とか、そういうチームモノだって好きだ(特に大島さん!いつもいつもありがとうございます!!)。そして、大津公演では、BBのリクエストの甲斐もあり(?)、イリヤーーー♪夫妻がいらっしゃいました。BB、大盛り上がり!そして、まさに彼らの歴史とも言える写真パネルの数々をリンクサイドで我らから受け取った2人の表情を見て、これまた癒されたのだった。<座長ツアーとかプリンスを観ていつも想う、スケートっていいもんだ!

それから、Cup of Chinaにも行ってしまった。12月で消えるマイルがあったので、本当はそれで旭川に行くつもりだったのだが、「あーた!今なら、16000マイルさえあればJALでもANAでも北京に行かれるのじゃ!」…というPinkyさんのお言葉に乗っかり、流れに身を任せて旭川が北京に変わってしまった。まぁ、同じエアーがタダなら、そりゃ旭川より北京でしょう!ってなわけで、観戦記はPinkyさんが日記に書いてくれたけれど、私的にも久々の海外GS、案外楽しんだ。

そしてまたもや年末年始のドイツ旅行、2004年ドイツ国内選観戦にベルリンへ。元々年末年始には旅行をするつもりで、時期が1/2~4と休暇に重なっていたし、それに、ベルリンならミルコ達に会えるだろうと思い、行ってみることにした。嬉しかったのは、予想通り、ヴィットが会場に来ていたこと!女子FS前にアナウンスされて、リンクに出て少し挨拶していた。ミュラー先生と一緒に観戦していたらしい。帰りに会場の外で遭遇したけど、やっぱりいつでも何処でもオーラがあるカタリナ、暗くてもすぐ分かった!素敵だった!

試合に関しては、昨年に比べてかなり面白かった。特にペア(やっぱりペアヲタな私)。ミケリンとサフチェンコの国内選デビューで、試合前はどこが勝つのか分からなかったし。でもいざ試合になってみると、というか、練習で見た時からアリョーナが勝つのは予想がついた。もう、彼女一人だけ、インターナショナルレベルなんだもん!新パートナーは、ヴィットの姪のクラウディア・ラウシェンバッハと組んで国内タイトルを取っていてそれなりに実績はあり(解散後はシンクロチームで滑ってたそうな)、決して下手ではない。今後滑り込んでいけばかなり期待できそう、ユーロで5位以内はいけるだろう。ミケリン&ノーマンは、まぁ、確かに見てくれは一番いいわな。ペアとしても好きなタイプ。以前はサーシャ・コーエン並に幼児体型だったミケリンの成長っぷりには驚いた(^^;;(ノーマンは予想外だったのでは…。マリアナの方が軽そう)。でも、ここの一番の問題は、やっぱり、、ノーマンの実力だと思うんだよね。。フィッツェは摂食障害が再発したらしいと聞いていたが、やっぱりかなり細くなった気がした、試合前にはドクターチェックが必要なんだそうな…。でもそれなりによく頑張っていた。印象としては、アリョーナが頭ひとつリードで、あとはどんぐりの背比べ状態かな。

そして、ミルコと会えたのは大会2日目の練習中。初日の帰り際に、ペアと男子でお仕事があったダイアナには会えて、車でホテルまで送ってもらったのだが、その時には「会えてよかった!ミルコは今マックスと一緒にアパートにいるけど、あなたにくれぐれもよろしくと言われているの。明日の試合には来るはずだから。」と言われていた。だから練習に来てくれるとは思っていなくて、ミケリン&ノーマンの練習の時にダイアナが「ミルコも来てるの」と教えてくれて、その後にミルコが向こうからにこやかに歩いてきた時にはびっくり、丸1年ぶりの再会であった。

で、ダイアナにもちょっと聞いていたのだが、ミルコからも、4月に家族でアメリカに移ることを聞かされた。ノースカロライナ州の州都ローリー、そこでコーチをするそうな。まぁ、いずれアメリカに移るというのは以前に聞いていて、今回はそれがいつなのかを聞くつもりだったから特に驚きはなかったけど、アメリカに移るとなると、これからはもう会うのは難しいだろうと思っているので、その時には最後にちゃんと2人にお礼とお別れが言いたかったのだ。そして最終日、「今までのこと、本当にありがとう、本当に感謝してる。アメリカでの新しい生活、頑張ってね、元気でね。」と、同じようなことを2人に伝えることができた。

ダイアナは、「こちらこそ感謝してるわ、いつも応援してくれたり、息子にもプレゼントをくれたり…。これからもミルコはEメールできるから連絡取り合えるわよ。」と言ってくれた。ダイアナはいつも本当に優しくて、救われることが多かった…。ペギー&ミルコの横断幕を作って初めて行った1998年スパルカッセンで、ミルコがSPのCDをくれたのも彼女のアドバイスだったと思うし、2000年ニースワールドのキスクラで、私が作ったペギー&ミルコのテディベア達に手を振ってくれたのも嬉しかった、去年の国内選でもお世話になったし…。大好きな彼女のプログラムをドイツペアがもう滑らなくなるかもしれないのはさみしい(ふとペギー&ミルコがだぶる時があるから、切なかったりもしたけど(^^;;)。でも、これからもコリオグラフの仕事は続けるそうなので(当然だ、彼女はプロフェッショナルだもん!)、ダイアナらしいプログラムを創り続けてほしい。

マックスのお守りでお忙しいミルコを、ペアFS前の製氷時間に探す。「私も一緒に探すから!」というダイアナのお言葉に甘え(お仕事中なのにほんと有り難かった…)、2人で人ごみを探しているとマンディに遭遇(ダイアナは「ミルコ見なかった?」と聞いてた(^^;;)、そして、すっかりパパしながら「Hi! Imako!」とのどかに手を振るミルコを発見。のどか過ぎて私も一緒に微笑んでしまったが、1年前まではアスリートだったとは思えない感じで、なんとなくさみしくもあり…。「ドルトムントに行かれる可能性は20%(アメリカ行きが4月だから)」と言うのには、、…20%って、、何よその下手に濁した数字は!行くつもりないのなら、行かないのなら、はっきりそう言えばいいじゃん!そういうの、もうごめんだ!…と心の中で愚痴るしかなかったが、「これでもう会えないだろうから、今お別れを言わなきゃならないでしょ」と本音を切り出した。でも、「本当に君は僕にとってベストファンだよ、イマコ。来てくれてありがとう。」と言われた時には、、さすがに泣きそうになった。そりゃ人一倍応援してきたし、こんなディープなファンは私だけだろうけど、、でも、そう思われていたとか、まして自分がベストファンだとは、今まで思ったことなかったからさ…。 この人のファンになって、スケーターを応援するファンとしては、はっきり言ってつらいことの方が多かった気もするけど、でも、今になって最後に言いたいことは、「ありがとう」なんだよな、やっぱりいろんな意味で…。

とにかく!コーチ業もそんなに甘っちょろいもんじゃないだろうし、どんな仕事をしていくのかは分からないけど、でも、どうせやるなら本気になって頑張れや!鷲やモロゾフみたいにエラくなれとは言わない(ダンディ鷲は私の理想のコーチ像であるが(^^;;)。何年かかってもいい、いつかきっと、国際大会のキスクラに戻ってきてよね!その時は、私、また会いに行くわ、おそらく。

さてさて、あと観戦で残すのはドルトムントワールドのみ。ドイツ開催のワールドだし、ドイツヲタとしては行かなきゃならぬ。それに、ペギーには「私はドルトムントに行くつもりよ。イマコも来るの?」と言われている。4年振りだよ!会いたいよ!!(泣)…だからといって、会える自信はほとんどない…。だって、選手やコーチとして来るわけでない一般客1人を、あんなデカイ会場でまず見つけるのだって至難の業だろうに…。でも、まぁ、それはともかく、行くからに楽しまないとね。ドルトムントは観光地じゃないので、またもや練習&試合漬けだろうか??…それまで、仕事含めていろいろ、頑張らねば!

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