先日、お使いを頼まれたついでに本屋に行った際に見つけて、思わず声を出して喜んでしまいましたw
待望の未満れんあいの3巻!!!!
1、2巻は同時発売だったので、新刊を今か今かと首を長くしてなっていたのです。近所の本屋にラス1で残っていて本当に良かった!!><ww
新刊の内容も、1・2巻同様ほんわかなラブコメです。
なんだろう、自然体のところがいいんですよね。誇張しすぎてないというかあくまで等身大な感じがとても好きです。
帯には「中1女子に~」と書いてありますが、これまた1・2巻同様にロリを売りにしていないのでアリだと思います。
実は、そこの部分だけ心配だったんです。昨今、ロリを売りにした作品が数多く、それまで良い感じだったのがロリを売りにした為に一気に面白くなくなる…といった本もありましたからね^^;
初々しい恋愛を思い出したい方などは是非、オススメです!
さて、続きでは内容に触れた話をしたいと思いますが…ネタバレなので反転でお願いします^-^。
2巻のラストで、自分の職業の発覚してしまい、ともえちゃん(ヒロイン)との繋がりが切れてしまったと嘆く黒瀬(主人公)。
無断欠勤を続ける黒瀬が死んでいるのではないか?と心配し、駆けつけてくれる同僚。
黒瀬が失恋したとしり、「恋愛はゲームと一緒!次の子攻略ですよ!!」と彼らなりの励ましを送ってくれる。
が、会社に戻った黒瀬は、以前より無口に、ただ仕事だけをこなして人とあまり接触せず…様は、人間らしくなくなってしまいます。
元の生活に戻っただけなのに、何か足りない―
自分の中で、彼女の存在がそれほどにまで大きくなっていたことに気がつきます(まだ片思いなんですけどね^^;)
3巻でも好きなシーンは多々ありますが、実はともえちゃんが自分の会社まで会いに来てくれていたと知った黒瀬が、ともえちゃんにメールするも着信拒否にされている(ともえちゃんの友人が勝手に)ことが判明した後の場面。
“切れた糸ならつなげるまでだ!”
と、必死に彼女との接点を探すところなんですけども、何でしょう、こう好きな人と少しでも話したいとか自分から行動するあの感じの書き方が、この漫画家さんは上手いと思います。
3巻の終盤で、無事ともえちゃんとも会話が出来、ともえちゃんも黒瀬のことを「いい人」だと再認識したあと、バイバイします。
そう、ここでまた糸が切れかけるのですが…
黒瀬の頭の中には同僚から言われた「恋はゲームだから。」という言葉が響きます。
だけど、初めて自分のモフモフの髪の毛(黒瀬のコンプレックス)を、羊さんみたい~♪と喜んでくれて笑顔をくれた子
「恋はゲームと一緒じゃない! 自分の場合は一生にたった一度きりだ!」と思って、ともえちゃんの自転車を追いかけるところが、良かったです。
人を好きになるって、すごくエネルギーのいること。
好きな人の役にたちたい、何かしてあげたい、話したい等など数えだしたらきりがない欲望の数々。
だけど、個人的には、恋愛ってそういうものだと思います。
恋をすると綺麗になったり、男の人でも感じが変わったり…という話はよく聞きますが、何かに一生懸命になっているからそういう風になるんでしょうね^-^。
初々しくて、ほのぼのして…心が温かくなりますねw
そういうモノを懐かしむには、良い作品だと思いますよ^-^。