自然にみちた水辺づくりプロジェクト

自然にみちた水辺保全の活動を記録するブログ

身近な淀川をもっと知って!楽しもう ~ツバメの集団ねぐら入り観察会~

2015-07-31 18:10:30 | ツバメの塒入り観察会
 今年はプランニングが遅くなり日程の調整が拙くて、少し早目の7月それも金曜日の設定で、ツバメさん参加者さん来てくれるか些か心配だったのですが、昨年来てくれた子供たちとお母さん、それに知り合いの方が何名か参加され、ツバメの方は早めかなとの予想でしたがなんとなんと額面通り数万羽の空中ショウ、空を覆うばかりのツバメの乱舞で、自然相手は難しい。


集合場所の京阪・観月橋駅から観月橋を渡り宇治川河川敷向島へ向かいます。


宇治川。水量はまだ多いですが、一週間前に比べ透明度は戻って来てます。

 鉄道用トラス橋、水量の多い河川を途中支柱無しに1径間で渡る長大な複線下路式トラス橋です。2001年に登録有形文化財に指定。

澱川橋梁


観察地点到着。

カワラヒワが羽休め。スズメ目アトリ科に分類される鳥です。

そろそろ集まって来ました。

日が沈みます。

集まって来ました。

上空にも集まってます。

私は3回目の向島成りますが、この日はまさに数万羽の空を覆うばかりのツバメです。

ツバメたちの空中ショウ。

そろそろ夕闇が迫って来ました。

 7月は、2日と31日が満月、ひと月のうちに満月が2度ある場合、2度目の満月のことを「ブルームーン」といいます。

ブルームーン。


昨年来てくれた子供たちともお別れです。来年(予定)もまた来てください。

【近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリー】シンポジウム

2015-07-25 14:00:20 | 自然にみちた水辺づくり
 9時30分に中書島駅に集合、午前中は各所の見学を行った「近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリー」も午後からのシンポジウムで初日のプログラムは終了です。

 翌日の2日目は同じ会場で午前中河川敷清掃の後、種々の水面利用実践の検証を行い、午後からのEボートレースの後閉会片付けだそうですが、私は初日だけでご遠慮します。

 次回来年は、琵琶湖ウォーターステーションに会場を移し開催予定だそうで、来年は予め予定を明けて2日間参加しようと思っていますが、立ち上げたばかりの私たちの団体、それまでどれだけ成果が上がってるでしょうか・・。


シンポジウムそろそろ始まります。


施設長・中川先生のお話では、この施設始まって以来の盛況だそうです。

 


主催者の澤井先生ご挨拶。

オープンラボ施設長・中川先生。日本の水防政策、ダム行政の要に居られるお一人。

特別講演。

 この後各参加団体から活動事例報告。

最初に澤井先生から「巨椋池流域模型ビオトープ」についてのご報告が有ります。


来年の開催地「ウォーターステーション琵琶の会」

 先日大阪市エコボラの受託団体の職員としてお会いした方が発表者です。

「桂川流域ネットワーク」。


「ねや川水辺クラブ」。

澤井先生が組織されてる「淀川愛好会」

Eボート活動の「摂南大エコシビル部」。

環境学習の「PBL」。

 何時もまちライブラリー@大阪府大でご一緒してる方たちで、プレゼン資料の準備時間が取れなかったそうで残念がられてました。

「大和川市民ネットワーク」


琵琶湖・淀川流域圏連携交流会

最後は地元伏見区の高校生

懇親会の準備が進む京大防災研中庭。BBQだそうですが、残念ながら不参加。

 7月ももう終わり、日が少し早くなったでしょうか、まだまだ暑さ残る宇治川河川敷を帰路に付きます。


【近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリー】第2実験棟 LABO.2

2015-07-25 13:10:32 | 自然にみちた水辺づくり
 京都大防災研には実験棟が4棟配置されてまして、シンポジウムが始まるまで2時間のお昼休みが有るので、その内のセンター本部に一番近い第2実験棟周辺を見学させて戴きました。

 第2実験棟は一番小さな実験棟に成るようで、

 

  ・琵琶湖水理模型
  ・40m幅基礎実験水路
  ・90°湾曲水路
  ・地上洪水氾濫実験模型
  ・地下空間浸水実験装置
  ・浸水体験実験装置 ( ドア模型,自動車模型 )

 

 以上の実験装置が設置されています。

 

第2実験棟。ピンク色の建物を見学します。ー


実験装置が並んでます。
 
 
学生でも見つけて案内頼べば良かったです。

 同じ建物内に、閉鎖された巨椋池の資料館?の展示物が展示されています。

 澤井先生が閉鎖されるなら下さいと言ったら、どうぞと云う事で移設されてます。


手動の消火ポンプ。

メイカーの刻印。

米作用を中心にいろんな農機具が展示されてます。


印刷物の資料も戴いたそうです。

水生生物の水槽もいくつか展示してあります。
 
 
 

第2実験棟裏の巨大な水槽。

 2日目はこの水槽でEボートレースを開催するそうです。

澤井先生が魚採り用網かごを仕掛けてます。


 実験水槽にしては魚が多いと思ったら」、以前に産卵孵化の実験をやったそうでその名残のようです。
 

モツゴが獲れました。

そろそろシンポジウムが始まります。


【近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリー】巨椋池流域模型ビオトープ池」

2015-07-25 11:30:40 | 学校ビオトープ池 整備
 今回「近畿水環境交流会」に参加した主な目的は、200分の1に再現された巨椋池流域模型ビオトープ池の見学なんですが、巨椋池とは京都府の南部、現在の京都市伏見区・宇治市・久御山町にまたがる場所にかつて存在した大池で規模からいえば湖と呼ぶのが相応しく、度重なる宇治川の付け替えなどによる水質の悪化から昭和8年から昭和16年にかけて干拓が行われ農地となりました。

 その巨椋池が京大防災研の敷地内にビオトープ池として200分の1で再現されています。

 

京都大学防災研究所到着

 

流域災害研究センター本館です。

 
流域災害研究センター本館屋上。太陽電池パネルが設置されてました。

屋上から向島。31日のツバメのねぐら入り観察会の河川敷です。

平屋の建物の向こうに巨椋池の模型。

屋上から望遠で。
 

現場に降りて来ました。

巨椋池の固有種。食虫植物だそうです。

木道が現在の道路を著してます。手前が国道24号線で奥が京滋バイパスか。

手前は、これも巨椋池固有種の巨椋ハス。

右のポールが京阪・観月橋駅。と云う事は水路が宇治川で手前は向島。

【近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリー】伏見港周辺散策」

2015-07-25 09:30:23 | 水辺歩き、イベント
 近畿水環境交流会in宇治川オープンラボラトリーに参加。

 近畿水環境交流会とは、平成5年全国で活動する川や水に関わる市民団体に呼びかけ発足したNPO法人・全国水環境交流会の近畿圏ブロックの団体で、年1回近畿各河川でフォーラムを開催しています。

 今年度は京都伏見の宇治川沿い「京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリー」にて開催、午前中は伏見港周辺を散策、午後から京大防災研でシンポジウムです。

 

集合は京阪・中書島駅。


今回の実行委員長・澤井先生からご挨拶です。

 「中書島の弁天さん」京都ではご本尊が弁財天と言うお寺はここだけだそうで、一帯かって中書島遊郭だったそうです。

辨財天長建寺。


長建寺前、十石船の乗船場。

濠川をゆく十石船。

伏見寺田屋。

寺田屋浜。船宿・寺田屋の船着き場だったところです。

 後方は濠川、鴨川左岸を南流してきた琵琶湖疏水・鴨川運河は墨染発電所に入りいったん暗渠となり伏見郵便局の南で再び地上に現れ南下、この地点で濠川と合流。

「伏見であい橋」から、琵琶湖疎水の終点。


金井戸神社。三栖神社のお旅処だったそうですが、今は独立して金井戸神社と称します。

伏見港です。

右が三栖閘門、左が三栖排水機場。

旧三栖閘門。今は十石船の船着場、左の小さな建物は三栖閘門資料館。

三栖閘門の出口、正面は宇治川。

宇治川河川敷を京大防災研に向かいます。

途中、カワウでしょうか。

京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーが見えてきました。


花博記念公園鶴見緑地『自然体験観察園』

2015-07-01 14:25:59 | 大阪市エコボランティア
 
 3月から活動を始めて、いろいろな疑問点や不明点が出てきて、指定管理団体の職員に時間を取ってもらって園内を歩きながらお話をお聞きしてます。

 

 しかしいったん廃止と云われた「自然体験観察園」、設備の経年劣化は致し方なく、限られた可能性の中で出来そうな事柄を探っていきます。



左下のイモ畑も葉が茂りだしてます。

 6月20日に来た時から10日間しかたってませんが、植物の勢いは明らかに増しています。

 

ハスの花が満開。

田圃は田植えが終わったばかり。

不耕起栽培の実験圃場。

 説明版のイラストとは違う池なんですが、そう成ったのは何故なんでしょう。

 

私たちのテーマのため池。

田んぼ。

早生品種でしょうか、柿が実を付けてます。