自然にみちた水辺づくりプロジェクト

自然にみちた水辺保全の活動を記録するブログ

淀川豊里地区調査観察会

2014-08-27 10:00:11 | 自然にみちた水辺づくり
 平成23年3月から国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所に於いて、淀川河川公園基本計画に基づき淀川河川公園地域協議会を設置、上流域、中流域、下流域に分かれ、今後およそ5年程度を目途として、整備・再整備を実施することが見込まれる地区について計画の検討や整備及び管理運営についての協議を行っています。

 5年を目途の協議会も中間点を過ぎ、おおよその答申内容も形に成りつつありますが、河川敷利用の大半を占める運動公園などを廃止、干潟、葭原など淀川本来の姿に戻すことが概ねの骨子のようです。

 今回、淀川下流域東淀川区担当の国交省河川レンジャー・崎谷さん主催の下流域東淀川区豊里地区の淀川河川敷調査観察会に、同じく東淀川区菅原にクラブハウスの在ります神戸大学ボート部の学生と参加しました。


菅原城北大橋南詰集合。


赤川鉄橋下、神戸大ボート部練習中。

シラサギです。

前方正面、赤川鉄橋。

豊里城北大橋に戻ります。

地図など資料を見ながら河川レンジャー崎谷さんの説明。

通称「爆弾池」の調査。

釣り人が設置した?魚釣り桟橋。

爆弾池から対岸の大阪工大。

豊里大橋が見えてきました。

河川敷に降りてみます。

なんと砂浜出現。

 昨年の淀川の大水で上流から砂が運ばれてた様で、昨年研究者の方からお聞きしたとうりでした。
 

透明度も良く、小魚や貝類がたくさん確認できます。

豊里大橋に向かいます。

橋の下で休憩。例年ほどではありませんが、この日の暑かった事。

豊里大橋。

 構造はA型斜張橋、全長561.4m、幅員19.5m、美しい橋です。

豊里大橋。


積乱雲。夏雲がくっきり。

菅原城北大橋。3径間連続斜張橋、全長1355.7m、幅員25.5m。

淀川中州にカルガモ。

親子のようです。

立木も伐採されスッキリした淀川城北ワンド。


ツバメの 塒(ねぐら) 入り観察会

2014-08-07 18:00:12 | ツバメの塒入り観察会
 民家の軒先などで営巣、子育てを終え巣立ちを迎えたツバメのヒナと親鳥は、南に渡って行く僅かな期間、河川敷や溜池の葦原などに集まり数千羽から数万羽の集団ねぐらを形成します。

 そのツバメたちが夕暮れ時、淀川上流域(伏見・宇治川河川敷)向島葦原で一斉にねぐらに戻る様を観察する、国交省・河川レンジャー崎谷さんの観察会にサポート参加します。


午後5時半ごろ。京阪電車・観月橋駅集合。


宇治川の河川敷を向島の葦原まで歩きます。

 今回の観察会には、枚方市の親子サークルの参加があり、全体で60名近くの参加者に成りました。

途中、虹が出てました。


遠くに伏見桃山城。

観察地点の向島葦原到着。中央に旧三栖閘門。

河川レンジャー崎谷さんの解説。ツバメの生態などのお話です。

左下に1羽。

そろそろ集まって来ました。

宇治川河川敷向島の夕暮れ。

一個の集団が帰って来ました。

空を見上げて観察中。

 最近はツバメが減って来てるんだそうで、最盛期に比べるとボリューム感がないそうです。

空一面、沢山のツバメ集団。


 この時間に成ると、空には同じくねぐらに帰る蝙蝠の集団が飛び回ってます。

そろそろ終了時刻。


 堤防の反対側、旧巨椋池干拓地が広がってます。

足元が危なくならないうちに引き上げます。


午後8時少し前、集合地点の観月橋駅で解散です。