筑後川の日本人。

明日の日本が、より良い国家になる為に。

我々日本人の民族の精神世界の覚悟を。促す。西村慎吾FBから。

2019-12-28 11:57:43 | 初心者のブログ作成

この度、外務省が外交文書を公開した。
その日中関係に関する文書から明らかになったことは、
我が国の外務省は、
我が国を占領していたGHQのプロパガンダ計画である
WGIPを「事実として」
対中外交姿勢を決定してきたということだ。
但し、
これを以て外務省を「主犯」と言うのではない。
「主犯」は国会で選ばれた「首班」だ。
その国会を構成する議員を選んだのは国民だ。
こうなれば、誰が「主犯」か分からなくなるが、
明らかなことは、
現在の「首班」である安倍総理が
靖國神社に参拝しないのは、
WGIPを事実としているからである。
これが、
「戦後体制からの脱却」を掲げた「首班」のすることか?
従って、
彼は「主犯」といわれても文句は言えまい。

言うまでもなく、WGIPとは、
日本は悪い戦争をした国だということ、
つまり戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付け、
その罪深い戦争は、
日本の軍国主義者と日本国民とのあいだの戦争でもあった、
という宣伝計画である。

私は、かつて戦後の総理の中で
小渕恵三さんを高く評価している旨を記したことがある。
その私の評価を決定したものは
小渕さんの「対中姿勢」だ。
産経新聞12月26日の「阿比留瑠比の極言御免」で
小渕総理が、平成十年に来日した江沢民主席に対し、
外務省幹部からの対中謝罪の進言と要請を退け、
断固として謝罪しなかったことが書かれている。
その記事を読んで、
人民服を着てふんぞり返る江沢民に対する
小渕恵三総理の茫洋とした風情が懐かしく思い出された。
天晴れだった。

WGIPが事実ならともかく、
虚偽宣伝であることは明らかであるのだから、
何故、以降の総理大臣は、小渕さんにならわず、
安倍さんも含め、WGIPに従うのか。
この次元において、安倍さんも鳩山、菅と同類では無いか。

なお、
この度、安倍総理が中国を訪問して、
習近平主席や李克強首相と会談したのを受けて、
昨日、チラッと見たテレビの解説番組で、
「識者」が、もっともらしい顔をして、
これからの日本の役割は、
アメリカと中国の間に立って、
米中を如何に和解させるかにある、
と話していた。

アホかお前は、と思った。

我が国の役割は、アメリカと連携して、
地球上のおぞましい疫病神である中国共産党独裁体制を
崩壊させることだ。

昨日(27日)の産経新聞の台北矢板昭夫記者の
台湾総統選挙に対する中共のカネ、恫喝等々
あらゆる手段を使った
凄まじい介入の暗躍と実態を一読するだけでも、
中共とアメリカ(トランプ大統領)との和解など、
日本と東アジアの悪夢以外にあり得ないことを知るべきだ。
外交文書で明らかになった外務省以上にたちの悪いのが、
中共に、カネ、恫喝等のあらゆる手段で接触されている
我が国内の「識者」だ。

現在、七十万円で北海道家族旅行をさせてもらった議員のことが報道されているが、
そんなみみっちい「事件」より、
昨日の台北の矢板昭夫記者の報告にある
中共の台湾総統選挙への暗躍介入は、
我が国の政界、財界、マスコミ界、学会にも
同じ規模で行われていると覚悟しなければならない。
中共そして北朝鮮は、
我が国の、「戦後体制」の欠落、
即ち、スパイ防止法の欠落を衝いてきているのだ。
この意味で、
台湾と同様、我が国ももはや平時ではない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿