剛柔流空手道志道館

日本剛柔流空手道連盟横山会、
志道館館長の日々感じた事を
記して行きます。

8月9日 空手と太極拳

2011年08月09日 22時43分30秒 | 日記
先日の太極拳の練習の時に、ランチューエイを改めて教えていただき、よ~く分かりました。

自分の知識ではこのままでは(手のコース)この技は使えないな!と思っていました。

それで改めて偉い先生にやり方を聞いたのですが、先生は技の使い方を説明してくれました。

それは目からうろこの剥がれる思いでした。

そんな力の出し方も有るんだ!!と言う事です。

私はこの説明に納得しました。

と同時にこの力を瞬時に使えるようにするには時間が掛かる!と思いました。

それはこの様な力の出し方の習慣が無いからです。

先日ブログにも書きましたが、ファンソン(緩める)、軸に乗る、

この習慣を付けないととても使える様には成りません。

この時に思いましたね~~、この技を使える様に成るには、相当の時間が掛かるから、

中国から来た手は、唐手、空手に変わってしまったのだろうと思いました。

それは島国と大陸の違いなんだろうな~~、そんなに時間を掛けて居られないよ!

それらしい形に成れば良いじゃん!って感じでこうなって来てしまったのだろうと推察します。

自分は力は丹田より出します。

丹田を圧縮したり、らせん状に回転させたりしながら力を出す様にしてます。

そして緩めるとか、バランスを取るとかは、やってはいるのですが、やはり少し違います。

言って見ればこれは気功の力の出し方です。

突き詰めれば、やはり気功、気を練らなければいけない様ですね。

武術は気を練る事からやらなければいけません。

とは分かっているのですが、気を練るの、つまんないんだよね~~!?飽きてしまう!?

これが本音だと思う。

だから上辺のカッコいい所をやりたがるんだよな~~。

反省して精進します。(みむちゃんもたぼちゃんも頑張ろうな~~)