33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

一錠7000円の薬イレッサ

2008-11-16 11:30:47 | 肺がんの正統派治療
希望の薬「イレッサ」であるイレッサは悪魔の薬「イレッサ」でもあるのだ。
悪魔的価格。たったの1錠で約7000円もする大変高い薬である。基本は成人は皆1日1錠が基本だから毎月30日で21万円かかる。但し、健康保険に加入しているので3割負担で手に入るが、市販などされておらず、長期間の処方箋もでないので、2週に一度くらいはお薬の処方箋を貰いに診察を受けなくてはならないようです。ともあれ。薬代だけで21万円の3割というと約6万円。どうしてこんなに高いんだろうと思う。効果効能は手術不能もしくは再発した非小細胞肺がん

ともあれイレッサは、どうやらがん細胞が出してる増殖信号を阻害する物質らしい。毒として開発された抗がん剤とは、まったく、異なる抗がん剤といえる。さらに、アジア系の人で、女性で、喫煙者に良く効くと言われ、このグループはがん細胞に変異があるらしい。そして、内視鏡検査で組織片を検査した結果私もがん細胞に変異があるらしい。確率で言うと変異がある人は、8割の人に何らかの効果が見られたという。もちろん、皆が救われるわけではないが・・。

「希望の薬」だけど、実は、副作用も問題になっている。多少の副作用なら我慢もするが、死亡原因になるような重大な副作用は許されないと「悪魔の薬」という人もいるようである。私にとっては、今後、通常タイプの抗がん剤が何種類あっても一緒に思えるし、抗がん剤経験者なら何十種類と試したくもない。イレッサにしてもタルセバにしても基本的には同じ作用をする以上、一緒であると思う。でも抗がん剤とイレッサは明らかに違う。イレッサを恨むのは筋違いであり、本当に恨まなくてはいけないのは「肺がん」そのものである。肺がんに特効薬も名医なんてものは存在しない。だからこそ、人間は肺がんを研究し、少しづつ肺がんに対して抵抗してみせている。

イレッサの副作用
①6%の確立で間質性肺炎が起こる可能性がある。その半分は死に至るらしい。
②下痢、皮膚炎、肝機能障害、痛み、抜け毛などなどの軽症の副作用は起こさない人はほとんどいないほど、何らかの副作用が出るみたいだ。

イレッサは私の肺がん、非小細胞肺がん(腺ガン)には良く効くらしい。でも、副作用を覚悟しなければならないし、副作用で投薬が中止になるかもしれない。また、イレッサも飲み続けるほど、肺がんに対する効果が落ちてくるともいう。

それでも、イレッサは若い筆者には、「希望の薬」である。(なんか最近の文章ってくどくない?)


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5 コメント

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こんにちは (mashi)
2008-11-17 13:54:05
病気だとお金がかかりますね。イレッサの金額知ってびっくりです。でも「希望の薬」ですしね。しっかりやっつけてやりましょうね。
直前の「肺がんでも元気な理由」を読んだらなんだかまたまた元気をもらえた気がしてウルウルしちゃいましたよ!!
禁煙してどうですか?僕は最近煙草の煙がちょっと嫌かな。でも吸いたいなと思うこともあります。要は自分のは良くて人のが嫌だという自己中心的な考えです。
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こんにちわ (白いひよこ)
2008-11-17 17:46:04
禁煙してですか?
運動会(もちろん野外)で10mも先の煙を嗅いだ時は、苛立ちを覚えましたね。しかし、悪癖はとまりません。mashiさんと同じですね。
ありがとうございました。
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父の抗がん剤はTS1 (アプルパイ)
2016-11-11 16:04:47
父の抗がん剤はTS1。老人だから安かっただけですかね。
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Unknown (アプルパイ)
2016-11-11 16:37:57
父は2007年からTS1で、2011年に平均寿命を超えて亡くなりました。
癌は1992年頃に発病し闘病20年間以上手術44回でした。
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訂正 (アプルパイ)
2016-11-11 16:39:02
←手術4回です。
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