33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

駄目なお医者

2008-03-09 18:05:31 | 無駄話
昨晩、5歳の♂の次男坊が咳が止まりませんでした。発作のように、咳が止まりません。詳しい経緯はこんな感じです。

①8日の朝から微熱があり。咳はなし
②8日の夜から咳が出始める。
③布団に入ったら咳が一層激しくなる。
④夜中、数度発作的な咳に襲われる。
⑤翌9日朝起きてしばらくして咳は軽くなるものの、ぜーぜーと相変わらず呼吸は激しい。
⑥咳による吐き戻しあり(数回)。朝はお腹が痛いとあり(これは筋肉痛と勝手にそう思う。)たんが絡んだような咳。常に微熱が続いている。鼻水は気にならないほど。
※横になると咳がでて、抱っこしていると咳が止まる状態

現時点で、父親の私が入院中であるのも考えると近場でなんとかして欲しい所。嫁さんの負担は私だけでも半端でないからです。

と、そんな中で今日の当番医は大きな声では言えないけど、知り合いの中では非常に評判の悪いお医者さん。内科と小児科を掲げる古くから続く立派な町医者なんですけど、評判のうわさの中でもとりわけ、「誤診」に近い、ほかの病院に当たって緊急手術で命を取り留めたなんて話があります。この町医者に見てもらって、ほかの病院でぜんぜん違う事を言われたとの事です。評判が悪いからここ2年は避けていました。

でも、お医者の世界では、お医者様も神様ではありません。すべての事が理解しての治療なんてのは、空想の世界だけなんです。名医とありますが、どんな名医でも私の肺がんを100%治してくれる事はないでしょう。名医なんて存在しないんです。そんでもって、親御さん達のあやふやな話を効きながら、胸の音や、喉や目を見ただけで、ものの数分で診断をくだすなんて神業を繰り出せる人はいないんです。だから、原因も分からないし、正確な病名も答える事ができないという事例がほとんどでしょう。もちろん、分かりやすい病気は、診断がつく事もあるでしょうし、簡易検査などがあって、陽性となれば、診断もつくでしょう。でも、やっぱり、単純な症状ほど難しいんです。

「うちの子の咳の原因は?」

って、たったこれだけの情報で、答えてくれる名医なんていないんです。また、原因や診断をくださなくても、病気が治ればお医者様の勝ちなんです。だって、病気を治すなが医者の仕事だから。

だから、少ない情報の中で、1回目は様子を見て、2回、3回と通院を続けたり、いろいろな検査をして原因を追求したりしていくのが普通です。だから、1回目で治らず、ほかの医者に当たって病気が治ったと言ってもそれは情報量の違いであって一概に「誤診」とは言えないと思います。上の例で言えば、1回目は急を要さず、2,3日続く事で急を要する自体にまで発展しただけだと思うんです。

あくまでも、病気を治すのは自分であって、お医者様は病気を治すのを少し手伝ってくれるだけです。

でも、評判が悪いお医者様というのも、実際、うなずけます。診療室に入るなり、あいさつもしないし、状況を聞こうともしない(看護婦に簡単に説明しただけの情報で)、そんで、黙って考えて、黙って診察して、わけの分からない指示を看護婦に出して、「どうですか?」の質問に対し「風邪から喘息に変わった感じ」とか、「インフルエンザみたいな風邪とか」凄くあいまい。どっちにも取れるような「そんな事分かってるよ」と思うような愛想のない返答・・・。結局、診断も「ぼそぼそ」って結論だけを言って、患者さんと話をしようとしない先生。これでは評判も悪くて当たり前だと思う。昔の偉そうな先生そのまんまだもの。「嫌なら治してやらないみたいな・・・。」こういうサービス精神の少ない病院が生き残っていくのも悔しいよね。お医者と患者、人間として対等でありたいから。

って、嫁さんの目を見てスパッと怖くて反論できないんで、こそっとブログで反論してみる今日この頃でした。明日、今よりひどいようなら別の病院でもいいかもしれないけど、同じくらいなら様子を見たらどうかな?

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