マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

ひっかけた、裂けた、泣けた

2010-12-15 23:26:59 | Weblog
都合良く秋月のポリカーボネート・ケースにBluetoothジャケットを納めることができて、ひとり悦に入っていたのですが、そんな幸運もつかの間 悲劇がやってきました。

ケースに入れたままではファームの更新ができないため、いったん基板をケースから取り外す必要があります。ファームを更新してから、ケースに戻して電源を入れてみるとタッチパネルが機能しなくなってしまいました。しばらくしてアイドルタイマーが働いてバックライトが消えた場合には、タッチによって画面が戻ります。どうやらタッチは検出できても、座標が拾えなくなってしまっているようです。再びケースから取り外して、デバック用のコンソールをつなげてみると、X座標が拾えなくなってしまっていることがわかりました。



そこで、LCDパネルの左下部分から出ているフレキ・ケーブル部分をよく見てみると。。



なんと、フレキの一部が裂けてしまており、その結果一番右の線が断線しています!! こいつが、X1か X2に相当しており、その結果X座標が読めなくなってしまったようです。おそらくケースから取り出す時に、フレキがケースに引っ掛かってしまったのでしょう。それに気が付かずに基板を引っ張り出したために、ケーブルが裂けてしまったと推測されます。上からテープでも張って保護すれば、こんなことにはならかかったのでしょうが、それは後になって気が付いたことです。タッチパネルが動かないと、ケースに入れても何の操作もできません。せっかく箱に入れたのに、飾りにしかならなくなってしまったという悲しい現実です。

このLCD, ちょっと値下げされたとはいえ、$80もします。送料含めると$90。ちょっとした不注意で$90の出費というのは、とっても辛いのですが、ここまできて単なるお飾りというのも虚しいので、修理用に発注しました。タッチパネルが使えなくなったものは、LCDとして使いまわすことにします。

うーん、それにしても悔しいなぁ。