マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

Nucleo 144 -- その2

2016-01-22 15:47:22 | Weblog


気づくと NucleoのページにNucleo 144が追加されています。先週までは、各ボードのページは準備されていたのですが、Nucleoのページにはまだリストアップされていない状況でした。そして、先週までは各ボードの在庫があるのは Element14だけだったのですが、DigileyやMouserにも入り始めたようです。

実際に写真でボードを見てみると、自分の好みとしてはEthernetコネクタが邪魔に思えます。わたしの好みとしては、100pinでether無しのNucleoが欲しかったかなぁ。

ATMELはDialogからMicrochipへ

2016-01-20 22:37:12 | Weblog
以前にはATMELに断られたこともある、MicrochipからのATMEL買収提案ですが、今度はATMELにも受け入れられて買収成功となるようです。

http://www.microchip.com/investor/Pressrelease/MCHP%20Announces%20Proposal%20to%20Acquire%20ATML%20Deemed%20a%20Superior%20Proposal%20by%20ATML%20BOD.011316.pdf

http://www.microchip.com/investor/Pressrelease/Atmel%20Acquisition%20Investor%20Presentation.011916.pdf

昨年、一旦はDialog semiによる買収に合意したものの、その後 Dialogの株価が低迷したこともあって、Microchipの買収提案の方が高く評価されることとなり、逆転となったようです。

個人的にも, 一般向けにはほとんど情報が公開されていないDialogよりもMicrochipの方が好感持てますね。

Nucleo 144

2016-01-06 12:20:58 | Weblog
現在進行中のプロジェクトではSTM32L476RGT6を搭載したNUCLEO-L476RGボードを使っています。MCUを単独で買うよりも、このボードを買った方が安いので、まさしく実験製作向けですね。さて、NUCLEOシリーズは、このボードに代表されるように64ピンのパッケージを使用したもの(Nucleo-64)がほとんどなのですが、32ピンパッケージ を使ったNucleo-32製品群も存在することはSTのホームページを読んで知っていました。秋月あたりでも、取り扱いを始めて欲しいものです。

ホームページにはまだ登場していないのですが、どうやらNucleo-144シリーズが新たに登場するようです。現在のプロジェクトではSTM32CubeMXを使っているのですが、先日Ver4.12.0にアップデートしたことろ、新たなボードサポートとしてNucleo-144が追加されていることに気づきました。



試しにNucleo-F429を開いてみると...



Etherのピンが割り当てられていますので、想像するにボード上にPHYとRJ45コネクタが実装されているんじゃないでしょうか? 残念ながら、ピン割り当ての都合上 LTDCを使ってのLCDパネル接続はできないようです。

Nuleo-F746を使えばRGB666でのパネル接続もできそうです。