
「第64期幹部候補生学校第一学生隊第一分隊のみんな
この笑顔が永遠でありますように」
このたび、一年間の教育課程を終え、無事、海上自衛隊幹部候補生学校を卒業し
二等海尉に任命されました。
まあ、一か月持てばいいほうかな、と思っていたかーさんにしてみれば
やればできるんじゃない、という思いと、この先どうなるの?、という不安でいっぱいです。

式に先立ち、学校長と。学校長は公人なので、お顔そのままです。

真ん中が海上幕僚長、防衛副大臣をまっておられます。
首相夫人も来られてたんですが。(総理はいいともに出演とか!)

「大講堂」呉音楽隊が演奏するなか、始まりました。

何が徳って、名前がひらがなでもアルファベットでも最初なので、一番最初。
卒業証書も全部読みあげてもらえるし、いつ来るかいつ来るか、とカメラ構えなくてもいいし。

飛行幹部過程の卒業生含めて約240名。長い、ながい。広いから寒いんですよ。
成績優秀者の表彰につづき、いよいよ三等海尉、二等海尉(おおきいちゃは院卒なので二等)の任命。
最後のおまけは、卒業生代表の「宣誓」。おおきいちゃなんです、これが。

檀上真ん中が、おおきいちゃ。中身は何をいったかさっぱり聞き取れず。
一昔前の高校野球の宣誓みたい。
この後会談を後ろを見ずに降りるんですよ。
国旗、旭日旗に背中を向けないためなんだそうな。
昼食をはさんで、いよいよ船出。
ところが見送りに並ぼうとおもったら、なんと雨。さっきまでお天気だったのに。
それも半端じゃない雨。そのうち雹までが降ってきて。
傘がないから、トレンチを頭からかぶって。
せっかくの船出にこんな天気じゃ、前途多難だなあ、と思っていたら
なんと、行進が始まる合図とともに、急に雲が切れお日様が。奇跡のような回復。
それだけでも感極まって泣き出す家族もおられて・・・

本当に5分ほど前には雹が降っていたんですよ。
家族に手を振る子。泣いている子もいたけど、みんないい顔してましたよ。


このあと、表桟橋からミニボート、そして沖で待つ練習艦隊に乗り込みます。

おおきいちゃは、この「かしま」に乗り込みました。
これから約二か月の近海(日本)航海実習、そのあと約半年間の遠洋航海実習へと。
話に聞くと、学校よりもっと厳しいらしい…
まだまだ、かーさんの心配は続きます。
が、あさってには大阪天保山入港。自由時間に会えそうです。
着替えをもって会いに行ってきます。