源平布引滝
実盛との二役、
源平ものも手を変え品を変え本当に尽きない、
義賢も悲劇の武将ではあるのですが、
その思いの強さは、小万を通じてまだ見ぬ我が子へ引き継ぐ執念となります。
義賢は義朝の弟であり、その子は木曽義仲、
もののふの有りようもストレートです。
若い海老蔵義賢の一途さがストレートに響きます。
源平布引合戦、通し狂言でみるから、
実盛一幕では奇想天外なことでも、必然性出てくるのですね。
…小万(門之助)の片腕、握られた源氏の白幡、
胴体に戻してやると、一瞬息を吹き返し、その任を果たしたことを知ります。
(でも、やはり笑いが起こるのね、)
それにしても、小万のこの義賢への忠義、
それほどの縁の深さはないのにもかかわらずにです…。
義賢の最期にたまたま居合わせた、
夫にしていた折平(権十郎)が実は源氏一統、義賢に後を托されて、
待宵姫(梅枝)とともに落ち延びていってしまっていて、
取り残されて小万が味方の最後のひとりだったんですね。
大事な白幡が置き忘れられている!
(そんな!葵御前[=松也くん]気がついたのにそのまま行ってしまうなんて!?)
義賢の無念さ、
小万はもののふとしての義賢の迫力に感動したんですね、きっと、
命をかけて必ず届けると、安心させるのね。
小万はだれよりも、人としてとても立派なのです。
今回、2幕目竹生島遊覧が挿入されたのがいい。
筋の展開がわかりやすい、のはもちろん、
都人の姿(これ直垂姿ね)の海老さま実盛、
どうみても武将というより貴公子、源氏の光君に似て美しい。
(ブロマイド買っちゃった!)
昼の部、大歌舞伎のデザートはやはり舞踊で締め、これがオツなもの、
俄獅子の時蔵、
獅子になってからのほうが、より美しいのはなぜ?
(2008/9/23 観劇 新橋演舞場)
実盛との二役、
源平ものも手を変え品を変え本当に尽きない、
義賢も悲劇の武将ではあるのですが、
その思いの強さは、小万を通じてまだ見ぬ我が子へ引き継ぐ執念となります。
義賢は義朝の弟であり、その子は木曽義仲、
もののふの有りようもストレートです。
若い海老蔵義賢の一途さがストレートに響きます。
源平布引合戦、通し狂言でみるから、
実盛一幕では奇想天外なことでも、必然性出てくるのですね。
…小万(門之助)の片腕、握られた源氏の白幡、
胴体に戻してやると、一瞬息を吹き返し、その任を果たしたことを知ります。
(でも、やはり笑いが起こるのね、)
それにしても、小万のこの義賢への忠義、
それほどの縁の深さはないのにもかかわらずにです…。
義賢の最期にたまたま居合わせた、
夫にしていた折平(権十郎)が実は源氏一統、義賢に後を托されて、
待宵姫(梅枝)とともに落ち延びていってしまっていて、
取り残されて小万が味方の最後のひとりだったんですね。
大事な白幡が置き忘れられている!
(そんな!葵御前[=松也くん]気がついたのにそのまま行ってしまうなんて!?)
義賢の無念さ、
小万はもののふとしての義賢の迫力に感動したんですね、きっと、
命をかけて必ず届けると、安心させるのね。
小万はだれよりも、人としてとても立派なのです。
今回、2幕目竹生島遊覧が挿入されたのがいい。
筋の展開がわかりやすい、のはもちろん、
都人の姿(これ直垂姿ね)の海老さま実盛、
どうみても武将というより貴公子、源氏の光君に似て美しい。
(ブロマイド買っちゃった!)
昼の部、大歌舞伎のデザートはやはり舞踊で締め、これがオツなもの、
俄獅子の時蔵、
獅子になってからのほうが、より美しいのはなぜ?
(2008/9/23 観劇 新橋演舞場)
初めまして。初めてコメントします。
9月の演舞場、行かれたのですね。
私は残念ながら行けませんでしたが、
海老蔵さんファンの友人が行きましたので
話を聞かせてもらいました。
夜の部を観にいったのですが、「海老蔵さん
良かったよ~。」と言っていました。
初コメントが長くなりすみません。
また遊びに来ますのでよろしくお願いします。
ブログの更新ができないでいるのですが、
私も夜の部の「かさね」観てます。
昼夜通して、海老蔵は義賢がよかったと思いました。
亀ちゃんのかさねはもちろん、よかったです。
さよさまのブログ、ゆっくり拝見させていただきます。
取り急ぎ…。
私も観劇が精一杯でレポ書けずにいますが、もちろん海老様@義賢も見ましたよ。それも最前列!
病鉢巻しめてこんなに素敵なのは海老様くらい?もちろん、助六の伊達な方もいいけれど♪
青白い化粧で凄みもあり、苦悩もあり、本当に久々に抑制の利いた演技が素敵でした。声も渋く低めでした。
一転して後半の立ち回りも迫力ありましたね~。
横倒しになるとき、会場から抑え気味の悲鳴が。うんうん、分かるわよ。海老様に何かあったら大変ですもの。
岩藤の時は倒れて運ばれる場面では「重そう~」とクスクス笑いもあり、色々と楽しませてくれる海老様ね。
パソコンに向かうのはもっぱらgooの木の検索のみで、
かほるさんのところにも行けないでいます。
観劇は手を抜いていないのですが…。
12月京都に行くつもりで計画しているのですが、
肝心のチケット、ぴあのほうが扱いするのかどうか未定で、やきもきしてます。