day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

8年。

2012-06-13 | モウギュウ。
あなたの愛するチームは強いですか。弱いですか。
その勝敗に飛び上がって喜んだり
暴れたくなるくらい悔しがったりしていますか。

そんな日常を楽しんでいますか。

8年前の今日、
私の大好きなチームは突然「今年いっぱいで無くなるよ」と宣告されました。
そしてとても暑く長い夏を経てそれはどうしようもなく現実になりました。

来年もあなたの愛するチームが今年と同じようにペナントレースを戦い、
勝ち負けに一喜一憂させてくれていますように。

心から祈ります。





これは私がTwitterで
2012/6/13 00:00からポストしたツイートを抜粋したものです。
深夜なのに、たった1時間で30あまりのリツィートをいただきました。
「忘れてないよ」という声が聞こえたようでした。

8年も経って、あの後に野球ファンになった人も随分と多くなったことでしょう。
球団合併という事件があったことは知っていても、
それがどのくらいのことだったのかを知らない人も多いでしょう。
8年も経って、いつまでも何を言ってるんだろう?
今はイーグルスを応援しているんなら、もうバファローズのことはいい思い出にすればいいじゃない?
そんな風に感じる方もいらっしゃるでしょう。


少しだけ、想像して下さればいいのです。
あなたに、今、応援する大好きなチームがあるのなら。

「そのチーム」がばらばらにされ、これまでライバルとして戦った相手と一緒にされてしまう。
通い慣れた球場が、我が物顔で別もののチームのものになってしまう。

徐々に選手が入れ替わっていって気付いたら全然顔ぶれが変わってるとか
親会社が変わってしまうとか
移転して遠い町へ行ってしまうとか
そういう次元のことじゃないってこと。
「無くなる」ってそういうこと。

私がバファローズを愛した年数を、いつの間にか「無くなってからの年数」の方が上回っていました。
それでも、きっと、ただの思い出に変わることはないのだろうと思います。


これからもひとりひとりのファンに出来ることなんかそんなにないのでしょう。
ただ、願うだけ。
あんな思いを、もうしたくない。誰にもしてほしくないと。


あれからの8年の間に、日本は不幸にも本当の意味で「野球どころではない」出来事に襲われました。
今も「野球どころではない」方々が多くいらっしゃることは承知しています。
野球なんて、「たかが野球」です。


でも、「されど野球」です。


たかが野球を、いつまでも「たかが野球」でいさせて欲しい。
ただの「娯楽」であって欲しい。
野球ファンを平凡な日常に繋ぐ、そんなパーツのひとつであって欲しい。

そう願ってやみません。



・・・・・って、毎年同じ事を繰り返していますが、ずっと毎年なんか言ってると思います(笑)。
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