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day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

いつか走れなくなるその日まで変わらない

2019-10-16 | エイト。


渋谷すばる ファーストアルバム『二歳』がリリースされてもう1週間経っちゃいましたよ。忙しくて妄想レビューもなかなか進まずでした。

相方がbabu会でこのアルバムの特典映像を大画面で鑑賞している頃、家にはこの『二歳』が届いたので夕食を作り始める前に早速開封。私は新しいアルバムを手に入れるとついやりがちで我慢しきれなくてひとまず歌詞をざっと読んでみました。そしたら。

うわやっべ…

歌詞を読んだだけで泣きそうになったのでとりあえずCDを再生しながら夕食を作ることに。
私は意外と玉ねぎの扱いが上手い方だと思うんだけど普段玉ねぎを刻んでいて涙が出ることはまずないです。
それなのに1曲目の「ぼくのうた」を聞きながら玉ねぎを切っていたらもうバカみたいに涙が出てきて。さっき読んだ歌詞にも引きずられたんだと思うけど。


というわけで以下、好きだけど音楽知識がゼロに近いわたくしなりにヲタク妄想も加えてレビューします。

その前に…
私自身はヲタクを自認しているわけでもないし私なんてとてもとてもぉ~、みなさんにはとてもかないませんよぉ~、みたいなスタンスなのですが『歌詞を深読み』してしまったりするのはヲタクっぽい行動らしいのであえてこう書いてます。
今回、後述「キミ」の歌詞について「匂わせではないか」と怒ったり嫌がっている人たちもいることを知ってしまったのですが何というか『歌詞に込められた想い』を「匂わせ」の一言で切り捨ててしまうって何て乱暴なんだろうなと思いました。

私は表現されたものが作り手の手を離れて受け手に届いた時から、それをどう受け止めるかどう感じるかどう解釈するかは受け手の自由だと思っています。
但しそれは発信者の本当の想いと一致するわけではない、それについて別口で語られたならともかく(それでも100%伝わるわけではない)、あくまでも受け手の感性や経験や諸々の要因によって色づけされた『意味』になることをちゃんと自覚すべきだと思います。
つまり自分が受け取った『意味』はその当人にしか価値のないものであり、他の人にさもそれが正解であるかのように押し付けるのは傲慢だし作り手に対して失礼なことだとも思います。ましてや、自分の解釈が自分にとって腹立たしいものであるのはつまり『自分が腹を立てる理由が欲しい』だけです。作り手の本心やどれほどの想いが込められているかの真実を知っているのは作り手以外いないのに、自分勝手な解釈や自分の好みに合わないことを理由に作り手に対して怒るなんてありえない傲慢さだと思います。


という、歌詞の解釈などについての私の考え方を明らかにしたところで。

あくまでも私が感じた、私の解釈を以下に綴っていきます。
当然、それが正解だなんて思わないし答え合わせをする気もありません。
以下を読んで「はぁ?」って思った方はただ「俺のとは違うなぁ」と口の中で呟いて忘れて下さいよろしく。
繰り返しになりますが音楽の専門的な知識が皆無なまま好きか嫌いかだけで長年生きてきた人なのでどうしても歌詞の解釈などが多めになります。ご容赦を。




正直に白状すると私は「関ジャニ∞の渋谷すばる」はとても好きだったし声も作る歌も好きだったのは確かだけど、ソロですばるのうただけを延々聴くということにさほどの魅力を感じてはいなかった。
他の作曲するメンバーが作る歌も、自分の好みだけで言えば錦戸亮のが一番好きだなとわりと最近気づいたけど安田章大の作る多様で多彩な歌がずっと好きで。すばるの作る歌は3人で3番目。
もしかしたら関ジャニ∞のうたの中で聴こえるあの異物感が良かっただけなのか?などと自問自答したりもしたけど「好き」の優先順位がよくわからなかったりもしていた。

そんな私がソロシンガーになった渋谷すばるのうたを聴いた時。
よく知ってるはずの声なのに、以前よりも何倍も惹きつけられて何度でも繰り返し聴きたい衝動に今現在も駆られている。
そしてびっくりするほど、エイトなら歌割はこうかなぁとかメンバーのコーラスの声が欲しいなぁとか。そういうことを全く思わなかった。
多分もう私の脳内では「渋谷すばる」はちゃんと「ソロシンガー渋谷すばる」として確立したんだ。
いつのまにかちゃんとそう聴ける準備が整っていたんだと思う。

荒削りで。
シンプルで。
一番最初に聴いた印象は昔アマチュアのバンドが小さなライブハウスで手売りしてた、スタジオで一発録りしただけのカセットテープのアルバムを聴いた時みたいな感覚。
限界まで削ぎ落として作ったようでいて、そのくせこっそりと色んな素敵な音がこの音楽を飾っていて。
こうやって音楽を作っていくのが楽しくて仕方ないのが溢れてきている。
そんな音たちは全部すばるの歌声を、ことばを、きちんとこちら側に伝えることが出来るように実に丁寧に作られているように感じた。





1. ぼくのうた

これについては先行配信された時に書いたのでもういいかな。

渋谷すばるの歌うたいとしての生き方の宣誓だと思う。


2. ワレワレハニンゲンダ

こちらも先行配信されていたもの。順番で言えば、すばるの新しい歌の完成形を初めて聴いたのがこの曲になる。
「すばるこういう感じ好きだよね~」って、イントロ聴いただけでわかるやつ。
私は自転車通勤なんだけど朝からこれを脳内再生しながら漕ぐと元気が出る。
あとライブで「ニンゲン!ニンゲン!!」って叫びたい!


3. アナグラ生活

こちらも先行配信。
ルーズな感じの曲がちょっと奥田民生を思わせたりする。声質が違うので民生のようにはならないけど。
すばるのアナグラはスタジオなのかな。
レコーディングのメイキングで、箱からちっちゃなシロホンとか取り出してくるのを見て「ああ…おもちゃ箱…」と思った。
この曲はアナログテープで録音したそう。
「ぼくだけの秘密基地」を手に入れたすばるがそれをひたすら好きな音で満たしてる喜びで、ルーズな感じの曲なのに聴いててわくわくしてくる。



4. 来ないで

ざっとだけど先に歌詞を読んでしまっていてオチはわかってたはずなのに聴いてる時は歌詞を見てなかったせいか普通に面倒くさいラブソングなのかと思ってたら

パ ク チ ー か い!!!!!(爆)


そりゃ東南アジア行ったらずっとパクチーだよね!あんまり行ったことないけど!!
よっぽど嫌だったんだねパクチー!!!!!

しかしこじらせた歌詞解釈ヲタクはその先を垣間見てしまう(きっぱり)
「パクチー嫌い」といえばわりと直結ですばるのことを大好きだったあの人もそうだよねと思い出してしまって、そうすると次はここに出てくる「キミ(パクチー)」が彼のことのように聴こえてきて困るので試しにどう(←誘うな)
もちろん二人は仲良しだったけど「気が付いたらそこにいて、それが嫌でしかたないけどかまわずいつも笑ってる、そんなキミにちょっと憧れてるのかも」っていうニュアンスの歌詞があ~ら不思議。「そんな風」に聴こえてくるよ~(←暗示をかけようとすな)
嫌いだったはずの女の子が気になってしかたないというラブソングと思わせておいてパクチーかよ!ってつっこませておいて実はパクチーは彼の暗喩だったりしてみ。ツンデレにもほどがある。※しつこいですが妄想です。



5. トラブルトラベラ

5と6は素直に旅の経験やそこで感じたことを書いたという感じの曲。
本当はオリジナル曲を作ってそれに魂入れて歌ってる人に対して「○○の歌っぽいね」みたいなことを言うのは大変失礼なことだというのは承知の上で↑でも「奥田民生」という個人名を出したけどこちらは「吉井和哉」みのあるメロディーだという印象。
どこかのアルバム評で、この曲のことを昭和っぽい、歌謡曲っぽい(逆に今それが新しい)みたいに書かれてたということは共通したテイストがあるということかな。
もちろん声も、バンドサウンドも全く違うのでぱっと聴いて「おっ」とは思わないけど聴けば聴くほどロビンみ…
そして「トゥクトゥクかっこいい」が頭から離れない魔法。


6. なんにもないな
なんにもなかったんだな…
カンボジアには行ったことがないのでこの思いは共有できないけど、きっと大事なのは
でも生きてる
ってこと


7. 爆音

これは歌詞云々よかとにかくライブで聴きたい!身体を動かしたい!って曲。
聴いてるとじっとしてられなくなる感じ。わーって腕振り上げて飛び跳ねて感じたい。大好き。



8. ベルトコンベアー

これはヲタクの拡大(妄想)解釈が漲る歌詞でした…。

アイドルだった自分をベルトコンベアーに乗せられていた商品になぞらえているとか元メンバーたちに向けての歌だとかいう評を見たのですが、私が感じたのは
これは古巣のメンバーというよりも"彼"への餞ではないかということでした。
自身が最後のテレビ出演をした直後に、これからのグループは自分が引っ張っていく、とらしくないメールを送ってきた彼のこと。
そしてその後本人なり元メンバーなりから相談されたり報告を受けたりしたのか全然知らなかったのかも全くわからないし、彼もまたグループを離れる決断をしたことに対してどう思ったかとかこれからも絶対教えてくれないと思うけど。

この歌詞をいつ頃書いてレコーディングしたのかわからないのでほんとにただの偶然でそうなったんだろうなと思いもするけど、この歌が今は5人になったエイトではなく巣立った彼への歌ではないかと思った理由はこのフレーズ。

最後の瞬間は見れなかったけど
またね


十五祭のファイナル、内くんは亮ちゃんに招待されて来ていた(本人発信・目撃情報もあり)けど、すばるにも声はかけたんじゃないかと思うんだよね。そして(誰もすばるに気づかないわけないだろうから)多分来てない。だから「関ジャニ∞の錦戸亮の最後の瞬間」をすばるはきっと見てない。
だいいち関ジャニ∞はまだ「最後の瞬間」を迎えてはいないんでね!(重要)
すばるが脱退したことでグループのバランスが崩れて亮ちゃんの脱退までをも促してしまう結果になってしまったのはきっと事実で、
自分がばらしてしまった最後のメールのことで「うそつき」って言われてしまったりもした亮ちゃんに対して──

回り続ける未知の道で
手付かずの哲学で 進め


自分は自分の道を選ばせてもらって今こうしてるんだから、残った彼らの誰が同じように決断したところで自分がそうしてもらったように背中を押してやるのが自分の役目だと思っているかのよう。

以上がこの歌に関するこじらせヲタクの妄想解釈でした。

曲は泥臭さを抑えて単純にカッコいいしサビで明るく変化してPOP。イントロのリフ好き。


9. ライオン

以前書いた「ライオン」を題材にした歌についてのエントリの最後に追記で、すばるのアルバムに「ライオン」という曲がある、どんなライオンを歌うのか楽しみ。と記しました。

これは、アイドルというプロテクターを外して飛び出した自分のことを歌っている歌。
アルバム評で「これがなぜ『ライオン』というタイトルなのか」みたいに触れているのを読んだのですがやっぱりこれは「宇宙に行ったライオン」のアンサーソングではないかと思う。
「世界を見たい!」と希望の瞳で飛び出して、自分の小ささを思い知ったライオンがやがて少年と出会う前、まだ孤独でギラギラしていたライオンを描いているよう。自由を謳歌しながら駆け抜けるようにキラキラと希望に溢れた軽やかな曲調だった「宇宙~」とは全く違う、哀愁や寂しさを纏ったバラード。

実際に「飛び出した」すばるのライオンは、路地裏で息を潜め牙を剥くチャンスを狙っている吉川晃司のライオンに少し近くなっていました。


10. TRAINとRAIN

これもこれまでの自分とこれからの自分を「電車」というモチーフで書いたものだと思われる。
ガタンゴトンという電車を思わせる(実際に電車の音も入ってる)軽快で明るい、少しのんびりした曲。

「ぼくのうた」を聴いたときに、
すばるのしたかったことはこんなにシンプルなことだったんだな
って思ったけど。
もしかしたらこの歌が一番「渋谷すばるが関ジャニ∞を出てジャニーズ事務所からも出て一人で音楽に生きるという決断をした」のはどうしてだったのか少し生々しく響いてくる気がする。
だから、聴いていて胸が締め付けられる。少し、痛い。

アイドルのレールに乗っていることは楽しいこともいっぱいあっただろうけど、色んなものがぶつかってきたり別の線を描いてみたくなったりもしたんだろうな。

でも僕のカラダは鉄づくり
何があったってひしゃげるものか


って、それはつまり「ひしゃげてしまうようなこと」はたくさんたくさんたくさんあって。
何があったってひしゃげるものか。そう唱えるしかなかった。
ひしゃげてしまわないためのおまじないのように。

お利口さんじゃないとダメみたい
だから僕は気づかないうちに
スピードをゆるめてた


ごめんねとか言われたくてこれを書いたわけじゃないはずだけど、なんかごめん。
あなた自身が敷いたレールをどうぞどこまでも好きなスピードで走っていってください。
そして中には私たちも乗せてもらっていいですか。どこまでも。

歌詞の「意味」を考えながら聴くとちょっと重たいけど、それを置いといて曲はあくまでも軽快で言葉の乗せ方もすごく好き。


11. 生きる

関ジャニ∞・渋谷すばるとして作った曲の中に「生きろ」という歌がありまして。
これもそのアンサーソング的なものなのかなと思って聴いたらそうでもなくて。
決意表明でも、祈りでもあるよう。


12. キミ
ヲタクの間で憶測が入り乱れ物議をかもした曲。
感動している人もいれば怒っている人も、あるいは「そんな意味」をこじつけて喜ぶのがヲタクの悪いとこ、と批判するひともいた。

このアルバムに関してはすばるは色んなことを曝け出してまず裸の自分を見せようとしているように感じたので、ここまでの書き方をしていて何の意味もないとは思わないんだけど具体的なエピソードが本当にあったことなのかはわかりません。
(どうしても特定の彼の顔が頭に浮かんだりはするんだけど)私は「今は物理的に離れてしまった幼馴染の親友を想ったり心配したりそれでも心は近くにいる、いたいと思ってる」っていう気持ちを歌にしたもののように受け取りました。
自分から離れたくせに心配してみせるとか勝手じゃないか、こんな風に書かれて「彼」が嬉しいとでも思ってるのか、など言ってる意見を見てしまったんだけど、人の気持ち、大事な友を思う気持ちってそんな単純なもんでもないと思う。


ここからはShubabuオフィシャルストアから買うとついてくる特典「渋谷すばる全部一人でやってみたCD」。
会員の特典なので詳しくは語りませんが。


EX-1. LOVE
これは「夏のすばる」がDEMOでもいい?と言ってFCサイト内で公開してくれた曲の完成版。
すばるを思うファンの気持ちであり、ファンの歓声を恋しがってくれているすばるの気持ちであって欲しいなと思った曲だったんですが、DEMOで聴いた部分のあとにその答え合わせがありました。
うん。
あの声は忘れられないよ。

EX-2. Curry On
これはもう(爆)。つーかさんざん泣かせておいて最後の最後にこのオチだもん。好き。
ずっと「二歳」を聴いてきて、ここまで「エイトなら」みたいなことを全く思わずにいたのにこの曲であれ?っと。
急にもっと歌謡曲っぽいというかエイトのアルバムにあってもおかしくなさそうな感じの曲で初めてエイトなら歌割りはこうなるかなと思いながら聴いてしまいました(途中までは)。しかしこの手の歌の歌い方を忘れてしまったのか?なんか妙に下手くそな歌だな??と思ってたらアレだったのでもしかして照れてたのかしら…。
「おかげ様ブラザーズ」の「X-Gun」てアルバムの1曲目「プレリュード'85」のオチを思い出したのは私だけでいい。
どうせやるならオチに向かってあれくらい、「歌が上手い」と言われた渋谷すばるの全力で「歌を上手く歌って」くれたほうが絶対面白かったよ!!




以上。こじらせ妄想歌詞解釈ヲタクのレビューでした。
自分がEighterだからとかこれが渋谷すばるだから、じゃなくて単純に歌として予想の何倍もに好きなアルバムでした。

1stアルバムでこれだけ裸になって曝け出した渋谷すばるが、これを土台として2枚目のアルバムから先どんな拡がりを見せてくれるのかが今から楽しみです。
ツアー発表されたけど大阪無いのはあれですかね、吉川方式で追加発表でファイナル大阪とかですかね。
他会場のキャパとか見てたら城Hかしら。出来たら城Hよりオリ劇かフェスティバルホールかグランキューブで3日くらいやってくれると嬉しいけど。
ライブ早く見たいよー!チケ取れたらだけどー!!

"渋谷すばる 1st Album『二歳』全曲ダイジェスト" を YouTube で見る



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