day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

【K2】ONE NIGHT SPECIAL LIVE Propaganda 2002@なんばHatch[2002/7/21]

2002-07-21 | Flash Back~music
なんばに『湊町リバープレイス』というスポットがオープンした。
FM大阪がここへ移転するというのでずっとラジオでは大々的に報じられていたのだが、ここに約1500人収容とかいうライブハウスが明日22日オープンする。
柿落としはSOPHIA。
が、今日はプレオープンイベント

───っちゅうことで、吉川晃司のライブが開催されたんでございます。


8月からツアーが始まるので、こちらもプレツアーイベントみたいなもん。行ってみたら地下鉄四ツ橋線のなんば駅出てすぐだった。こんなに近かったのか…(笑)

ライブは、新曲『パンドーラ』のPVで三池崇史監督が撮ったというわからん時代劇なんだがなんちゅうかこういう浪人風サムライの衣装似合うな吉川(殺陣も)。しかし最後に出てきたカマキリの怪獣は一体…なんだこりゃSF時代劇と聞いていたがトクサツ時代劇の間違いじゃないのか?(笑)

これが終るとスクリーンが落ちてその『パンドーラ』で本番開始。
前半は8月頭にリリースされるアルバム(なんと3年ぶり)から紹介とかで珍しく一曲一曲説明入れながら歌ってた。
後半は一転してアイドル時代の歌謡曲ナンバーを現在のキッカワ風アレンジで。

開始時の「今日はダラダラやるぞ」の予告通り、やっぱり一曲ごとなんかぶつぶつ喋っておったよ彼は。で、ラストのはずの曲で引っ込み忘れ(爆)、「タイミング外したからそのままアンコール曲やる」とか言い出す始末である(大笑)


ところがそのアンコール曲というのがCOMPLEXの時の名曲「After the rain」だったもので私としてはちょっと胸にどかっときた。

この曲、かの天安門事件のあったときに吉川が作ったという吉川にしてはちょっとメッセージ色の強い曲なのだが、私が最初に勤めた会社を退職する前日にCOMPLEXのライブのやはりアンコールで演奏した曲である。
『海の向こうで俺らと同じくらいの年のやつらが自由のために命をかけている。その重さとは比べ物にならないけど、この日本で暮らしてる俺らも、毎日いろんなことと戦ってる、そんなやつらのために歌う』
24歳だった吉川はその時そういってこの曲を歌った。会社を退職することに敗北感を感じいた私は、涙が出て仕方なかった。

………それ以来、この曲を生で聞いたのは初めて。実に12年ぶり。
12年も経てば私も良くも悪くも大人になったし我慢できることも増えたし痛み(心のね)に対して随分鈍感になったと思う。
でも、やっぱりいろんなことと戦いながら日々を過ごしているわけで、涙こそでなかったけどじっと身動きできずに聞いていた。


…ちなみに、今になって何故またこの曲を歌う気になったのかというと例の日本大使館への亡命未遂事件を見て日本大使館員の対応にあまりに腹が立ったから、だそうだ。納得(笑)。「あいつらクビにしろ!」と吠える吉川。


でついにキッカワトレカなんかにまで手を出してしまった私…だめだこりゃ(苦笑)
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