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black bear book

RA持ち主婦未満の日常
忘れないよう日々の経過(現在は右手首と左薬指に症状アリ)
あとは、お出かけしたことなどなど。

テレビを見逃す

2010年02月21日 | 読む
須賀敦子という作家がいた。

彼女の作品は、私にとって大切で、
繰り返し読み返して来た。



私にとって、
作品自体が大切なだけでなく、
恩師からプレゼントされたり、
憧れの人とシンクロしたり、
私から友人へプレゼントしたり、
人と人の絆を繋げる、
そんな大切な人となっている。





去年、トンボの本で新刊が出たこともあり、
今年に入って、ちょっとずつ読み返したり、
近頃色々と、ちっちゃな波が来ていた。

と思ったら、今日、NHK教育で特集番組が放送された。

なんてタイミングがいいんだ!
と言いたいところだったのだが、
何と、まさか、あり得ない事に、見逃した。。。orz

最後の10分だけ見られて、
ご本人の唯一のテレビ出演を見る事ができたので、
それで良しとしよう、そうしよう。。。くすん。

小正月を迎えて抱負など

2010年01月07日 | 読む
「捨ててスッキリ。キレイに暮らす。」のsonicaさんが提唱されている
夢を叶える10大ニュースと言うのがあります。
http://suteru-happy.cos.ciao.jp/?eid=1173790

長らく読むばっかりで、今まで参加していなかったのですが、
今年は、一年のニュースに参加しようかな、と思いまして、
松の内最後の本日、記事にしてみました。

1ヶ月というと、ちょっと期間が短くて、
自分は追いつめられちゃうかな、と思い、
1年の方だけ、参加いたします。


コホン。では。

1。探し物をしなくて済んでる
2。年賀状はとっくに終わってる!
3。大掃除はちゃんと終わらせた
4。お節を(一つでも)用意できた
5。お飾りは自分で作った
6。元旦の準備に抜かりなし!
7。この1年、いつでもお客様を呼べる家に近づいた
8。この1年、着物の始末はその日のうちにできるようになった
9。この1年、筆まめに、色々なお手紙を書くことができた
10。この日、家族全員、健康で迎えられた


考えてみたんですが、
1年のうち、いつでも良いからかなえよう、
と言う年間ニュースじゃなくて、
12月31日を、こういう風に迎えたい、と言う目標にしてみました。
(sonicaさん、アレンジしちゃってすみません)

特に1~6は当日感がありますが(笑)

この目標を、毎月の目標に落とし込んで、
ちょっとずつ近づいて行けたらな、とか、思っています。

引篭もりのようなもの

2007年05月17日 | 読む
久しぶりに本屋に行ったら、
大変なことに。
どれだけ行ってなかったんだろう・・・と
振り返ってみると、ここ半年は、
近所の小さな本屋で、ゼクシィを買うくらいしか
していなかったような(苦笑)。

小説も、漫画も、雑誌も、仕掛絵本も、
それはもう、いっぱい出版されてました。
ああ大変。

嬉しい悲鳴ってやつですか。

当分読むものには困らないけれど・・・
・・・・・・買い込んだ本をしまう場所がなく、
またも部屋が散らかってゆく・・・あぁ~・・・

文庫化のお願い

2006年04月16日 | 読む
児童書だから、なのだろうか。
需要が無いのだろうか・・・?そうか・・・??

『シルマリルの物語』も文庫化してください。
『指輪物語』が文庫化・化粧箱入りセットが出たのだから
関連本も是非。

『ゲド戦記』は、外伝の入ったアンソロジーは
文庫で出版されているのだから(『伝説は永久に 3』)、
本編も、文庫化してください・・・。

値段もさることながら、大きさが、大問題なのです。
児童書の大きさで所蔵していったら、
本棚が足りないのです・・・(涙)。

児童書だって、もう一度手元に、と思っている需要は、
かなりあると思うのだが・・・。
大きなままでは無理だけど、文庫化されれば、
その需要は掘り起こされるはずだ、と思う。
頼みます。
挿絵なら、なくてもいいから。

児童文庫でもいいです。
青い鳥文庫とか、少年少女文庫とか。
フリガナは、我慢しますから。
これなら、挿絵も解決するし。

ほんとに、待ってます。



ゲド戦記にしても、指輪物語にしても、
対象はむしろ大人のような・・・?
洋書翻訳の文庫で、出ないかな~。
著作権切れが、狙い時?(いつだよ!)

おかえりなさい

2006年04月15日 | 読む
デルフィニア戦記シリーズの19冊目が、
7年半のときを経て、出版。
もう、純粋に、うれしい。楽しい。

一番好きな王様がほとんど出ていなかったけれど。
同じくらい好きな王妃が出ていなかったけれど。
番外編とはいえ、ナシアスのキャラクター造形が、
本編に比べて違和感はあったけれど。
バルロがいい男になる過程が見られて、満足満足。

とにかく、デルフィニアという国が好き。
続編の出版など、望めないと諦めていたので、
とてもうれしかった春だった。
(春の出版でよかった~。)

さて、復習のために、本編を一から読み直すとしようか。

憧れの職業

2006年04月14日 | 読む
『博士の愛した数式』を読了。

単行本だったので、持ち歩くつもりはなく、
家で少しずつゆっくりと楽しむ・・・予定が、
途中から、止められなくなってしまい、推理小説の時と同じように、
後半、一気に読みきってしまい、寝不足・・・。

小さい頃、家政婦とか乳母(ナニー)に憧れていました。
具体的なイメージは、メアリー・ポピンズとか、
寺内貫太郎一家の隣のみよちゃんとか。
でも、なかなかそういう社会状況でもなくなり、
また、家政婦のイメージが市原悦子のイメージに変わってしまい、
小さい頃夢見た職業とは一致しないのだなーと、
もう憧れることもなくなっていました。

家政婦をする才能も才覚もない、と言う悟りもありますしね。
(家事全般下手です・・・体力もないし。)

この『博士の愛した数式』の主人公『私』の職業は家政婦。
相手を思いやる強さや大きさを持った女性です。
相手を受け入れること、相手に踏み込まないこと。
だからと言って完璧な超人ではなく、
色々なミスもある。悲しい擦れ違いもある。
誰にとっても最高の女性、というわけではないけれど、
『博士』にとっては素晴らしい距離感を発揮した、と思います。

彼女のように、ありのままを受け入れることのできるしなやかさが欲しい。
憧れの女性の一人となりました。

3人の幸せな時間は、私にとっても幸せな時間でした。

付き合ってるとか、いないとか。

2006年03月19日 | 読む
森博嗣氏の『封印再度』を読了。
(今、インサイドがカタカナで変換。
 おお、正しい…。)

『S&Mシリーズ』の第5作目に当たるこの作品の、
ネタバレ(シリーズ全体、作者全体を含めて)満載の
呟きを以下に。

+++++++++++++++++++++++++++

Vシリーズを先の読了させてしまったので、
私にとって、主人公はあくまでもへっくん。

しかし、へっくん、へなちょこだなあ。

ミステリーのトリックはとっても面白かったのに、
恋愛要素が大きくて、
素直に楽しめなかったのが不満。
シリーズ全体の中では大きなターニングポイントなのでしょうけれど…。
あまり興味ない、かな。
とりあえず、へっくんの行動は、自分がされたら、即、却下。
萌絵ちゃんの嘘も即却下。
というか、ありがち過ぎ。
こんな手に引っかかると描いてしまうと、へっくんの天才性が損なわれる。
まあ、この作品の中では、コーヒーの対する薀蓄でも間違っているし、
(愛がないなあ。情けない)
とにかくヘナチョコへっくんの印象ばかりの作品だった。

森氏の描く女性の中では、念といっても紅子さんが好き。
そして、四季ちゃんもとっても好き。

萌絵ちゃんは、作品の途中で、お、ちょっとかわいいじゃん、とか、
今回の萌絵ちゃんは良いかも?とか思うこともあるのに、
最後まで読むと、やっぱりだめだ…。
人格の統一が取れていない感じがする。
子供過ぎるのかな。
それとも、受け入れられない自分が、子供過ぎる、ということか。

あの二人は付き合ってるんだよ、と言ったO氏、
それは違うだろう。
あの二人は付き合ってなんかいないよ、といったE氏、
…まあ確かにそうなんだけど、それも微妙に違うだろ。
(ネタバレを気にしてくれたということ?)
他のシリーズに出てくる二人を、もう一度見直さないと…。

表紙買い

2005年12月02日 | 読む
本が好きです。
物理的な形としての、本が好きです。
紙が好きです。
装丁を眺めているのが好きです。
箱入りの本もうっとりします。
そのせいもあって、『表紙買い』してしまうんです。

文庫本には文庫本としての、
かわいさや、可憐さや、素直さや、機能性、
単行本には単行本としての、
装丁の本領発揮!といった美しさ、
どちらも捨てがたいものがあります。

イラストレーターさんで、表紙や挿絵を描いて
活躍なさっている方の中にも、
とても好きな方がいます。
これも、表紙買いに拍車をかけます(涙)。
どちらかというと、これは、文庫本に多い傾向かな。
文庫本なら、中身が失敗しても許せる、というか・・・。

お金の問題も、ないわけではないけれど、
一番の問題は、スペースです。
本を置く場所に困る、という・・・。
中身のために買った本ならいざ知らず、
外身を手に入れたくてお金を払ったものを、
そうそう売ることも適わず・・・。

で、せっかくの表紙も、
見られない状態で保管されてしまう、という矛盾。

書庫が欲しいです。書庫が。

美しくない部屋

2005年09月03日 | 読む
部屋の汚さは心の荒み具合に比例するという。
・・・やっぱりな。

ここ半年のもっぱらの楽しみは、
汚い部屋でインテリア雑誌を読むことと化している。
本来の姿に戻りたいのは山々なのだが・・・。

心を穏やかにするのと、部屋を綺麗にするのと、
さて、どちらから手をつけるべきか?

推理小説の定義??

2005年08月26日 | 読む
森氏のS&Mシリーズ第3作を読了。

Vシリーズを先に制覇してしまったので、
私にとっては、『へっくん物語』となってしまった。
しかし、『四季』を楽しむために、
こちらのシリーズも制覇しなくては。

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『本格』とか『新本格』とか言われる人たちの定義ってなんだろう?
推理小説の面白さってなんだろう?

個人的には。
トリックが面白いかどうかだけに興味があるわけではない。
トリックに矛盾がなくても、小説として矛盾があったら意味がない。

でも、最後に謎解きがあると、カタルシスを得やすい構造といえる。
ある程度の面白さが担保されているという意味で、
安心して読み始められるのが、いいところ。