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新発寒教会ブログ

札幌市の新発寒教会ブログです。

小さな種が マタイ13:31∼33

2025年08月17日 | 礼拝メッセージ要旨
2025年8月10日 主日礼拝 
「小さな種が」   マタイ福音書13:31∼33
               清水 和恵

 友人からプレゼントされた数十センチのからしの木が、
2メートルに近くになりました。ところがある時、枯れる寸前に
なってしまいました。それを斎藤智子さんが丹念にお世話してくださり、
元気になりました。感謝です。

 からし種は、1ミリほどの小さな種です。
イエスはこの小さな種が、ぐんぐん伸びていく力を持っていると語ります。
神の国(神の支配、統治)は、このからしの木に鳥が巣をつくるほどになる
イメージです。
 パンだねのたとえは、どうやら家庭で焼くパンの話ではなさそうです。
パンだねが3サトン(40リットル)の粉に入り膨らむと、
100人以上の人たちの共食になると語ります。
大勢の人が共にパンをいただく祝宴、これがイエスが描く神の国のイメージです。

 小さな種からやがて成長する木や成熟する多くのパン。
イエスは小さな種にこそ目を留めます。
そして私たちの想像を超える広く遥かな世界、神のなされる壮大な計画の
一端を見せてくれます。私たちが見つめているものはすべてではありません。
あくまでも一部にすぎません。

 神の国は大きな木の下で誰もが平和に集い憩える世界、
誰もが美味しいパンをいただける祝宴の交わり、きっとそんな日が来ると
イエスは語るのです。今だけ、現実だけ見るのではなく、
未来に対しての遥かなまなざし、神への信頼をもちたいですね。
私たちの間にいのちの種はすでにまかれて育ち始めているのですから。
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