2025年8月3日 平和聖日礼拝
「塩を持つ」 マルコ9:49∼50
清水 和恵
北海道にしては記録的な暑さの夏。
冷えたスイカが美味しい季節ですね。
子どもの頃、不思議に思ったのは、塩そのものは
しょっぱいのに、甘いスイカに塩をかけると
なぜ甘くなるのだろう?ということでした。
それを知ったこどものわたしはある時、
塩をたくさんかければ美味になるのだろうと思い、
かけ過ぎすぎてスイカがしょっぱくなり、
味が損なわれたことも思い出します。
本当にしょっぱい思い出です。
少量の塩はいわゆる「かくし味」です。
たくさんの塩でなくてほんの少しで味がぐっと違ってきます。
このかくし味の用い方を知っていると、お料理も
ぐんと上達するのではないでしょうか。
イエスは「塩は良いものだ・・・自分自身の内に
塩を持ちなさい。そして互いに平和に過ごしなさい。」
と言われました。(マルコ9:50)。
この箇所の様々な翻訳があります。
「互いに平和を保ちなさい」(フランシスコ会訳)
「互いに平和でありなさい」(田川訳)
「互いに和らぎなさい」(口語訳)
「互いに和合して暮らしなさい」(新改訳)
口語訳は平安を、新改訳は調和を強調した訳になっています。
(もっとも新改訳2017年改訂版では、平和に・・・となってました)
古代イスラエル人にとって塩は友情のしるしでした。
敗戦80年を迎えた今年、日本は軍備を増強して再び戦争への道を
拓く様相を見せています。
ほんの少しでいいのですが、互いに塩を持ち
平和に過ごす歩みをして行きたいですね。
教会も塩のように地域に溶け込んで、平和を作り出すことができますように。
「塩を持つ」 マルコ9:49∼50
清水 和恵
北海道にしては記録的な暑さの夏。
冷えたスイカが美味しい季節ですね。
子どもの頃、不思議に思ったのは、塩そのものは
しょっぱいのに、甘いスイカに塩をかけると
なぜ甘くなるのだろう?ということでした。
それを知ったこどものわたしはある時、
塩をたくさんかければ美味になるのだろうと思い、
かけ過ぎすぎてスイカがしょっぱくなり、
味が損なわれたことも思い出します。
本当にしょっぱい思い出です。
少量の塩はいわゆる「かくし味」です。
たくさんの塩でなくてほんの少しで味がぐっと違ってきます。
このかくし味の用い方を知っていると、お料理も
ぐんと上達するのではないでしょうか。
イエスは「塩は良いものだ・・・自分自身の内に
塩を持ちなさい。そして互いに平和に過ごしなさい。」
と言われました。(マルコ9:50)。
この箇所の様々な翻訳があります。
「互いに平和を保ちなさい」(フランシスコ会訳)
「互いに平和でありなさい」(田川訳)
「互いに和らぎなさい」(口語訳)
「互いに和合して暮らしなさい」(新改訳)
口語訳は平安を、新改訳は調和を強調した訳になっています。
(もっとも新改訳2017年改訂版では、平和に・・・となってました)
古代イスラエル人にとって塩は友情のしるしでした。
敗戦80年を迎えた今年、日本は軍備を増強して再び戦争への道を
拓く様相を見せています。
ほんの少しでいいのですが、互いに塩を持ち
平和に過ごす歩みをして行きたいですね。
教会も塩のように地域に溶け込んで、平和を作り出すことができますように。