2025年6月15日の礼拝
「わかった!」 使徒言行録 2:1~13
清水和恵
6/9∼14、韓国ソウルで二つの教会会議に出席しました。
韓国語がわからない私は通訳の方にすっかりお世話になりました。
通訳の働きは伝わり合えない私たちの間に立ち、意思疎通をできるように
してくださることです。今回、何度も「ああ、なるほどそういうことか、わかった!」
とうなづく場面がありましたし、通じ合えない不安を抱くことなく、
安心してその場にいることができました。
それだけでなく、言語の壁を超えて多くの人と友達になることができて感謝でした。
聖霊のイメージは風、炎、神の息、鳩など様々にありますが、今回、
わたしが抱いたのは「通訳」です。聖霊は人と人を繋ぎ、わかりあえないところを
分かり合えるようにする、コミュケーションを豊かにし、友達にしてくれる神の力です。
ペンテコステの日、ペトロたちが聖霊を受けて他の国々の言葉で話し出したとあります。
ちょうどエルサレムでは「五旬祭」という大きなお祭りがあり、地中海の東半分の地域や
今のイラク、イランからも人々が集まっていました。
そこで人々は集まった人々の故郷の言葉で神の偉大な業を聞いて驚くのです。
言い換えると弟子たちに聖霊によって相手に届く言葉が与えられ、それを聞いた人々が
「ああ、そうか。わかった!」と思える体験をしたということです。
これは弟子たちが語学堪能になったということではなく、人々の間に立って執り成し、
わかりあうために尽力した、共に生きるためにガイドをした、
ということではないでしょうか。
対立と争いがやまず、人と人がばらばらで分かり合えないところに、
聖霊が注がれるとき和解がおこるのです。いろいろなことがわかるようになり、
豊かな気づきと繋がり(あるいは、繋がり直し)を与えられるのが聖霊体験です。
使徒言行録の著者ルカは、特別な人だけでなく、誰でも聖霊を受けることができると語ります。
「天の父(神)は求める者に聖霊を与えてくださる」(ルカ11:13)
これまで聖霊は時空を超えて、世界中を自由に吹き渡る風のように、
人々を励まし希望と力を吹き込んできました。
私たちも聖霊の導きを祈り求め、共に生きる道を拓いていきましょう。
「わかった!」 使徒言行録 2:1~13
清水和恵
6/9∼14、韓国ソウルで二つの教会会議に出席しました。
韓国語がわからない私は通訳の方にすっかりお世話になりました。
通訳の働きは伝わり合えない私たちの間に立ち、意思疎通をできるように
してくださることです。今回、何度も「ああ、なるほどそういうことか、わかった!」
とうなづく場面がありましたし、通じ合えない不安を抱くことなく、
安心してその場にいることができました。
それだけでなく、言語の壁を超えて多くの人と友達になることができて感謝でした。
聖霊のイメージは風、炎、神の息、鳩など様々にありますが、今回、
わたしが抱いたのは「通訳」です。聖霊は人と人を繋ぎ、わかりあえないところを
分かり合えるようにする、コミュケーションを豊かにし、友達にしてくれる神の力です。
ペンテコステの日、ペトロたちが聖霊を受けて他の国々の言葉で話し出したとあります。
ちょうどエルサレムでは「五旬祭」という大きなお祭りがあり、地中海の東半分の地域や
今のイラク、イランからも人々が集まっていました。
そこで人々は集まった人々の故郷の言葉で神の偉大な業を聞いて驚くのです。
言い換えると弟子たちに聖霊によって相手に届く言葉が与えられ、それを聞いた人々が
「ああ、そうか。わかった!」と思える体験をしたということです。
これは弟子たちが語学堪能になったということではなく、人々の間に立って執り成し、
わかりあうために尽力した、共に生きるためにガイドをした、
ということではないでしょうか。
対立と争いがやまず、人と人がばらばらで分かり合えないところに、
聖霊が注がれるとき和解がおこるのです。いろいろなことがわかるようになり、
豊かな気づきと繋がり(あるいは、繋がり直し)を与えられるのが聖霊体験です。
使徒言行録の著者ルカは、特別な人だけでなく、誰でも聖霊を受けることができると語ります。
「天の父(神)は求める者に聖霊を与えてくださる」(ルカ11:13)
これまで聖霊は時空を超えて、世界中を自由に吹き渡る風のように、
人々を励まし希望と力を吹き込んできました。
私たちも聖霊の導きを祈り求め、共に生きる道を拓いていきましょう。