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新発寒教会ブログ

札幌市の新発寒教会ブログです。

日本基督教団新発寒教会 ご案内

日本基督教団新発寒教会のご案内です。

牧師 清水和恵

定期集会は以下の通りです。

主日礼拝 毎週日曜日午前10時半
聖書を読み祈る会 毎週水曜日午前10時半

新発寒教会の地図

音楽支援をとおして見たラオスの現実と女性達の今

2021年09月20日 | ほっとカフェ
ホッとカフェ  8月22日(日)13:00~15:00   無料

 お話 「ラオス人民民主共和国への、音楽支援をとおして見たラオスの現実と女性達の今」  
 講師: 長嶺久美子さん(音楽居酒屋 ガンゲット・ダイマ代表、楽団「ラ・ゾーヌ」主宰)

    長嶺久美子さんは、学校で廃棄される備品楽器をラオスへ寄付し、
    訪問を重ねる中で、子ども、女性、少数民族の抱える問題解決を考えるようになりました。
    現在、支援のためのフェア・トレードを開催し、ラオスの現状を伝える活動をしておられます。
    当日はお茶、少数民族の手工芸品を販売してくださいました。
    
    黄色のタペストリーは、モン族のクリスチャンの作品。イエス・キリストの生涯を描いて
    います。
 
   アコーデイオン奏者でもある長峰さん。
   哀愁漂うアコーデイオンの調べに癒されるひとときでした。
 

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ほっとカフェ 2020年10月4日

2020年10月07日 | ほっとカフェ

 

 2020年10月4日(日)13:00~15:00

 テーマ「10年目の福島」

 講師 地脇美和さん(福島原発刑事訴訟支援団事務局長、福島原発訴訟団事務局長)

 参加費 無料

 

ほっとカフェとは、さまざまな分野で活躍されているゲストをお迎えして、

お茶を飲みながら学び語り合う集いです。

今回のゲストは地脇美和さん。

「10年目の福島」と題し、報道等では知らされていない事実も含め、

何が起こったか、なにが問題となっているのか、

とても丁寧にわかりやすくお話しくださいました。

福島の現実は、うわべだけの「復興」でしかなく、未だに解決できない

問題が山積しています。

初めて聞いたこともたくさんありました。

関心をもち続けることと

学びの継続をする大切さを思いました。

「嘘を平気で言う、情報を公開しない、調べない、説明しない、捏造する」

(これって、安倍政権の姿勢そのものでしたね。)

 政府と東電は、不誠実で無責任極まりなく、命と環境をないがしろに

 していることに怒りをおぼえました。

 

10年間、地道に誠実に活動してこられた

地脇さんの話はとても、説得力のあるものでした。

今、「核のゴミ」最終処分場誘致で話題の寿都や神恵内のことも、

語ってくださいました。小野有五さん(行動する市民科学者の会・北海道)によると

日本海には活断層があって、大地震を引き起こす可能性が高いそうです。

過疎に苦悩する地方に、カネをちらつかせて核のゴミを押し付けるその構造的な暴力、

差別に、どう立ち向かったらいいのか、考えさせられます。

「これは一度、電車に乗ったらけして後戻りできず、

途中下車もできないのです。」

このままでは、未来に禍根を残すのではと、その言葉に心が刺さりました。

最後に言われた言葉は「わたしたちはあきれるけど、あきらめない」

そうだなあと、深くうなづいたのでした。

わたしたちの学ぶ目的は行動につながるためだと思います。

平和といのちを大事にする人々とつながって、たとえわずかでも

自分のできることをやっていけたら、と思いました。

 

本当によい学びの会でしたので

いろんなところで地脇さんをぜひ呼んでくださって、

学びを深めるのはおすすめです。

 

なお、今回はコロナのことで、延期のままであった学習会でしたが、

4日の参加者は、新発寒教会員をはじめ、近隣の手稲はこぶね教会の方、

市民、学生さんが集いました。(18名)

このたび、日本キリスト教団北海教区平和部門委員会のご協力によって、

実り豊かな学習会をもつことができましたことを、感謝いたします。

 

                (清水和恵)


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