変な味。

僕はミルクとピンクソルトを頼んだのだけれど、コデラーマンは、ソフトクリームとブラックココアを注文した。

コデラーマンの、全然美味しくない。

変なのを注文するからだよ。と笑っていたら、

「もう食えません」と、僕に差し出す。

美味しくないから嫌だよ！と言いながら食べている。と、「あれ？なんだか美味しくなって来た」と、完食するのである。

さすがに、もう食べ物は無理だ。と、思う。

まだいけるかい？

間髪いらずに、有楽町からバイクで5分。

デザートタイム。

いや、もう、無理じゃないか？

いや、でも、いっとかないと。

ウエモンズハート。

甘すぎるジェラート。

甘すぎて個性が際立ちすぎるため、僕の中では番外編1位。
喉が痛くなるくらい甘い。

美味しい。甘い。美味しい。辛い。甘い。辛い。

ご飯は「小」で。

ジンギスカンとモツとライス。

美味しい。
美味い。
旨い。

これで832円。

安い。

お腹がいっぱい。

帯広ジンギスカン。

お腹は減っていなくとも、行かねばならない有楽町。

普段は激混みの店も、平日の昼下がり、空いている。

お腹は減っていなくとも、食べねばならないジンギスカン。と、モツ。

六花亭本店。

待ち合わせは六花亭本店。

僕が遅刻をしたため、コデラーマンは柳月のスィートピアガーデンでケーキを二つ食べながら待っている。
僕は朝日堂のアメリカンドーナツを食べてから向かっている。

待ち合わせは六花亭本店。

ここは、スィーツの街、帯広。

「やぁ、久しぶり！」

と挨拶を交わし、店内へ。

本店でしか買えない(ホントは買える)、サクサクパイを一つずつ購入。
無料のコーヒーをカップに入れて、スタンディングのテーブルへ。

さて、何をしようか。
さて、昼飯は何を食べようか？

全然お腹減ってないけど。

天国の絶景。

これは、食べた人にしかわからない絶景である。

一口頬張ると、フワフワな天国のような絶景が、広がる。

天に昇るような絶景、である。

なんのこっちゃな話だが、これは食べた人にしか見えない絶景。

豊頃町、朝日堂のアメリカンドーナツ。

お店の主人と話をした。

会う人みんなにアメリカンドーナツの宣伝してます。「天に昇るような気分になるよ」と宣伝してます、みんなに。

と伝えると。

主人は言った。

「そうなの？じゃあ、気合を入れて作らなきゃだな」

ずっとずっと、頑張って欲しいのである。

コデラーマンとの待ち合わせの時間に遅れ中。
朝日堂に寄り道をしている場合ではないのだが、朝日堂をスルー出来るほどの事項なんて、そうそうあるもんじゃない。

アメリカンドーナツを三つ買った。

コデラーマンと一緒に食べる分、二つ。
今おれが食べる分が一つ。

とりあえず、天に昇ってみる。