家から自転車で40分の有料から、自転車で20分の特別養護老人ホームに
申し込み3ヶ月で入れたことは破格の幸いだったと今でも思うのですが
不幸中の幸いは続きます。
それは、望めるウチでの最上級の幸い。
私が土曜日に義母に会いにゆく事はしないのですが
この週は月曜日を最後に面会に行けていなかったので、爆睡の夫を尻目に一人で会いに行ったのでした。
本当は実の息子に行って欲しいけど、日々12時間勤務+飲みの夫は土日に行くことすらままならない。
方や物理的な子育ても終わり、
在宅介護を免除され
週20時間しか働いていない嫁が行くのは
まあ当然。
っていうか?
毎日来こないと在宅介護だ!と言われたなら、毎日でも行きます。
24時間を束縛される代わりのお役御免の2時間なんて屁のかっぱ
ただ、
決してそう言われたわけでもないので。
施設に入れた親に会いにゆく頻度と言うのは
いつまでたっても正解がわかりません。
ホールに集まるみなさんの中から見つけた時、義母からは凄い負のオーラがでていました
本当に義母かな?と一瞬思うくらい。
背を丸め、顔は正面の
調子を崩した小鳥が、全身逆毛を立てて耐えているような。
額から漫画のような縦線が
蒼く入っている感じ。
週末のためか、見慣れないヘルパーさんがにこやかににやってきて
「今日はね、朝から元気が無いんですよ。
便秘気味だったんでね、排泄を頑張ってもらって解消したんですけど、
疲れちゃったみたいでね~」
と説明してくれました。
義母のような一人で立てない高齢者のオムツに頼らない排泄介助は
ヘルパーさんの重労働です。
私はこの方針には常々感謝していました。
でも、
この30分後には救急車に乗っているのです。
そして救急車の中で救急隊員さんに
「今日は、朝食も昼食も食べてないです」とサラッと説明したヘルパーさんの言葉には
(それ、早く言ってよ~!)
と
ココロで叫んでました
義母が出されたご飯を食べないなんて、
まず有り得ないのに。
ご飯食べた直後にお腹が空く人なのだから。
て
何にもしてない私が
何を思ったトコロで
施設に預ける、
人に託してしまうということは、この可能性を了承しているということ。
ヘルパーさんの尽力も、
老人施設の限界も
半年の間この眼で観てきました。
口の中がザラザラしました。
そんな怒涛の展開がもうすぐそこの時間に、私はのんびりしてました。
「疲れちゃうほど、頑張ったんですねえ?」
「ああ?ようわかあへんけおあ・・」
あれ?歯、抜けた?
そう思ったことも覚えています。
でも、
とにかく知らないものだから
高齢者が体力を使い果たすまで疲れてしまうというのは、
大変なことなのだな・・
と学習したつもりになって
お疲れのようだから、今日は早く失礼しよう・・
とか
これはコメダで少し長く本が読めそうだ・・
とか
そんなことを考えながら、
私は義母と一緒にテレビを観ているつもりで
刻々とすぎるおよそ15分間、
ただ
テレビを観ていたのでした。
とりあえず
そんな話。
~( ̄ー ̄)ノシ
.
義母が要介護になった時に夫がどう判断するか、それでその後がだいぶ違ってくるのね。
家はどうなるんだろうなー
年に1回合うか合わないか
電話も義父からしか来なかったし
基本人は好きではなくて
孫たちに関心があるわけでもなく
おばあちゃんとして何かしてもらったことも
一度もない
本当に
本当に遠い人だったのよねえ
でも、夫の親で、
他に面倒見る人がいなければ
嫁がってなる
本質は全然違うし、失礼だけど
気持ちとして一番近いのは
ボランティア
かなー
ちるるんとこはどうなるんだろうね
距離もあるし
お姑さんに親しい人がいれば
どうしてもちるるが
ってことには
ならないんじゃないかなー
と私は見てるけど←見てるのか!
って強迫観念のなせる技
でしかなかったなー
( ̄ー ̄)