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ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

クリスマスが命日

2021年12月27日 | 娘(20)
 


5年前
最後に彼女と会った浅草のジョナサンは
土曜の夜8時過ぎ
駅から随分歩いた先の
微妙な立地のその店にはお客が私達以外誰もいなくて
店の人もやる気がなくて 
とても薄暗くて静か
 
私は大好きなビーフチシューオムライスをモリモリ食べながら
上京してきた彼女が今日受講してきたと言う
ファシリテーションに関するワークアウトや
彼女の四十後半から始めた大学で勉強の話
その先にある
出来たばかりの心理分野の国家資格、公認心理師取得への計画を聞いている
 
ダイエット中なんだ
と言って
サラダしか頼まない彼女のフォークの先のリーフレタスを眺めながら
 
頑張ってるんだなあ
 
と感心しつつ
目標が人生に与える充実
今日彼女が出会ってきた
ファシリテーションスキルを必要とするワーキングマザーと
スーパーのパートのおばちゃんという我が身の立ち位置を思って
なんとなくの嫉妬があったことは書いておかないと
 
本当に見違えるくらい痩せて
スッキリときれいになった彼女のフェイスブックの画像
あの時
ちゃんと食べてなかったから免疫力が落ちたんじゃないかと
今でもちょっと思ってるけど
それを言ったところで何かが変わったとも思えない
 
こんなことになるのなら
もっともっと素直に彼女をリスペクトすべきだった
 
 
彼女の生き方を見て
今の私がある
 
その先を生かしてもらっているものとして
いつも喜んでいよう
 

流星群の夜 願い事叶う

2019年12月15日 | 娘(20)





私は自転車を走らせて、帰ってこない娘を探している
冬の風は冷たく
夜は暗く
車のテイルランプが、赤く光って私を追い越した

こんなに夜が更けてしまってはもう、

娘は一人では帰ってこられない


あの時、どうして一人で行かせたんだろう
どうして一人で行かせてしまったんだろう

突然足元が崩れて、暗闇の淵へ落ちて行く
取り返しのつかない果てしない

ただただ怖い世界に取り込まれる

テレビが伝えた出来事が我が身に起こる
それは
悪夢

双子座流星群の

夜の


まもなく極大の26時
上着は着たけど素足のままでベランダに出て

天蓋のような星空を仰ぐ
今夜は見てると
星が墜ちる


(あの恐怖とこれからもずっと並走するんだ・・)


ただ眺める
次のもう一つを待って


(与えられた幸せは、失う悲劇も込み込みだ・・)


流れ星の夜に願うことは

「早く時が経って、何もかも無事に終わって下さい」

ただそんなことでした



2004年12月21日の私のweb日記「流星群の夜に」

画像提供 丸岡ジョーさん 写真AC 





    ワタシ描いた
( ̄▽ ̄)←小学生か!






昨夜は早く寝て
3時ごろ起きて外に出たら
いきなり3つ流れ星が見えました
個人的観測史上初めての大サービスです

2004年11月
奈良で起きた小1女児誘拐殺害死体遺棄事件の被害者のお嬢さんと
同じ年だった娘は
あの悪夢の中 
私が自転車で探し回った娘は
21歳になり
彼氏と流れ星を眺めました  
(註:本人申告による( ̄一 ̄))




あの夜の私の願い通りに
あっという間に時が経って、私の保護責任は終了しました
昨夜、お星さまが流れる度に
「ありがとう」
が口からこぼれ出てきたのは、このせいだったか!


と翌昼になって
合点がいくのでした



まだ見つからない少女が
一刻も早く
もとの生活に戻れますように



今日はそんな話です




~( ̄▽ ̄)ノシ





🐸

娘の「お泊り」・親の美学

2018年04月18日 | 娘(20)




         




高校の修学旅行で始まったお付き合いが4年目を迎えている娘
「純潔は守る」という約束で、お泊りを許した実績があるのですが


              



ーーー今日は遅くなったので、彼の家に泊めてもらうね

とLINEが来まして

ーーーーはいぃ?! @杉下右京風 Σ( ̄▽ ̄)

遅いなあと思いつつ帰宅を寝て待っていたので、反射神経が伴わず
外は冷たい雨が降っているし、時刻も23時近く
まだ、彼氏の家近くにいるとなると、なにがなんでも帰って来いというのも逆に危ない気がしたので

ーーーー無計画でなし崩し的な泊りは許し難いけれども、今夜は確かにもう遅いので
    くれぐれも羽目を外さないように 
と言う内容を返信することに


一回許したらこうなるのです


翌日
「昨夜のようなお泊りは、今後は許しません」( ̄へ ̄)
と伝えたところ
聞き訳のいい娘だったですが、ことこの事に関しては納得がいかない様子

「お母さんが心配するようなことはしないよ」

何故信じないのだと言わんばかり


さて、
ここで何というのが正しいのか

男と女は同じ人間でも、異星人同士と言ってもいいくらい、
肉体の仕組みも考え方も違う
貴女が「そんなことしないよ?」と思っているのはわかるし、信じられるけど
彼が同じ温度でそう思っているかは、私にはわからない
不本意な懐妊は絶対に回避しなければならないという大前提に於いて
「お泊り」回避は重要な危機管理なのだから
許す事が出来ないのだ
という事を伝えるのですが
娘は
私の抱く「彼に対する不信」が
どうにも納得がいかない


不機嫌な娘の後ろ姿を眺める私の脳裏に
ピンクレディの往年のヒット曲、
阿久悠先生のお言葉がよぎります

<男はオオカミなのよ>
<年頃になったなら慎みなさい>

ああ、ワンコーラス歌って
納得の説得力    ( ̄▽ ̄)



例えばさ、あの山〇志×里議員はクロだと私は思ってるの
仕事と言うけど、朝までホテルで男と一緒にいたとなれば、私でなくたって普通はそう思う
結果としてやっていようがいまいが、
そもそも密室の男女と言うものは基本そういうものなのよ

相手の気持ちが揺らいだり
呼応するように自分の気持ちがどんどん変わる
なんてこと
まだ経験してないじゃない?

密室の男女は
繁殖行動という、生きとし生ける者に与えられた使命、本能に抗えない時もある
そのことを
繁殖が可能になった大人の女性として
想定して行動するべきなのよ

ご近所の目があるとか
貴女を頭から信じないと言っているつもりはないけれど
私はケジメのない愚かな女の子は嫌い

そう
もうね、これ美学なのよ
( ̄ー ̄)ノ

この家に住んでいるうちは
私の
好きか嫌いかに従ってもらうわ

力強くそう言うと娘は納得したようで
以後、
基本なし崩しのお泊りは無しと言う事になったのですが



就職出来て経済的に自立が果たせたら
速攻同棲始めそうです
先の事はわかりませんけれども・・( ̄▽ ̄)





「そんな四六時中一緒にいて
飽きない?」

と、時々
真面目に聞いてしまい
娘から呆れられてしまうほど



恋愛の機微は



忘れてしまいました







今日はそんな話



                     ~( ̄▽ ̄)ノシ










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