ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

流星群の夜 願い事叶う

2019年12月15日 | 娘(20)





私は自転車を走らせて、帰ってこない娘を探している
冬の風は冷たく
夜は暗く
車のテイルランプが、赤く光って私を追い越した

こんなに夜が更けてしまってはもう、

娘は一人では帰ってこられない


あの時、どうして一人で行かせたんだろう
どうして一人で行かせてしまったんだろう

突然足元が崩れて、暗闇の淵へ落ちて行く
取り返しのつかない果てしない

ただただ怖い世界に取り込まれる

テレビが伝えた出来事が我が身に起こる
それは
悪夢

双子座流星群の

夜の


まもなく極大の26時
上着は着たけど素足のままでベランダに出て

天蓋のような星空を仰ぐ
今夜は見てると
星が墜ちる


(あの恐怖とこれからもずっと並走するんだ・・)


ただ眺める
次のもう一つを待って


(与えられた幸せは、失う悲劇も込み込みだ・・)


流れ星の夜に願うことは

「早く時が経って、何もかも無事に終わって下さい」

ただそんなことでした



2004年12月21日の私のweb日記「流星群の夜に」

画像提供 丸岡ジョーさん 写真AC 





    ワタシ描いた
( ̄▽ ̄)←小学生か!






昨夜は早く寝て
3時ごろ起きて外に出たら
いきなり3つ流れ星が見えました
個人的観測史上初めての大サービスです

2004年11月
奈良で起きた小1女児誘拐殺害死体遺棄事件の被害者のお嬢さんと
同じ年だった娘は
あの悪夢の中 
私が自転車で探し回った娘は
21歳になり
彼氏と流れ星を眺めました  
(註:本人申告による( ̄一 ̄))




あの夜の私の願い通りに
あっという間に時が経って、私の保護責任は終了しました
昨夜、お星さまが流れる度に
「ありがとう」
が口からこぼれ出てきたのは、このせいだったか!


と翌昼になって
合点がいくのでした



まだ見つからない少女が
一刻も早く
もとの生活に戻れますように



今日はそんな話です




~( ̄▽ ̄)ノシ





🐸


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