今朝布団の上の毛布がめくれていたはずだ。
”暑さ寒さも彼岸まで”春本番ともいえるほどの気候ですが、早すぎませんか。

そんな中、尾をふるわせやってきたのは「ジョウビタキ」、名前の由来は
ジョウ「尉」で銀髪、ヒタキ「火焚」で火打石をたたく音を出すことから。
翼にある白い斑点を紋に見たて「モンツキドリ」とも呼ばれる。
何度もお辞儀をして飛び立った。最後の御挨拶?

冬鳥ですから、大陸の繁殖地へむかうのでしょう。

さてベルギー旅20回目、アントワープのワッフルは?
聖母大聖堂から出て雨の中、近くのもう一つの世界遺産『アントワープ市庁舎』へ。
マルクト広場にクールジャパンの旗が翻り、真ん中にブラボーの噴水(ジェフ・
ランボーの作)がある。ブラバントという古代ローマ兵士で、ステルデ川で暴れって
いた巨人アンティゴの手を切り落とし投げ捨てた伝説の英雄です。
アントワープの名の由来のもとになる「巨人の手を投げる」という意味になる。

観光案内所がある16-17世紀の建物群は「ギルドハウス」と呼ばれ、
各屋根にギルドの守護神がまつられている。

アントワープ市庁舎は1561年~64年にかけて建設されたルネサンス建築で世界遺産です。

もう歩き始め、近くの「聖カルロス・ボロメウス教会」のルーベンスの「聖母被昇天」と
「聖家族のエジプトからの帰還」がみられるのかと思いきや・・・時間がない?残念!
聖母大聖堂の裏側に出てしまった。

ここからルーベンスの家を、外から見学して
アントワープセントラル駅までの1.8kmを歩いて戻るのですが・・・

でも年齢に勝てません。トイレを借りるために、ショッピングセンターに
寄ったのですが、観光客はダメで、ワッフルでもと連れてもらった先は、
1905年老舗のVan Heckeではなく、スクーンマルクト通りから少し入った
「デジレ・ド・リール、Desire de Lille 」だった。

1903年創業で、地元に人気のお店らしく、ほぼ一杯。
店内席やテラス席に加え、お薦めは中庭エリアの席だそうで、
日差しがあれば開放感もあり、ヒゴイが泳ぐ噴水付きの池も。

メニューは写真付きで、選びやすい!

ベルギーの定番のコーヒーは、これ。ミルクの上にコーヒーがゆっくり注ぎ込まれ、
二層で出される。寒かったので暖かくなりました。

デジレ・ド・リールの売りのブリュッセル・ワッフルは、生地には秘伝のシロップが
混ぜ込まれ、表面はカリカリで、中はさっくり、ふんわりとやさしい甘さが上品です。
特におすすめなのがフルーツ大盛のワッフル・ソレイユ9.5€で、アイスクリーム
(ソルベ)とフルーツがボリューム満点で女性陣が選んだ。

男性陣は名前は????

あっという間に平ら、もう一枚といいたいぐらいです。
なおもう一つは「リエージュ・ワッフル」で、固めで食べごたえがあり、
前日にブリュッセルで食べたものや、日本でマネケン等がこれにあたります。
店を出ると、直ぐ脇のキッチンが丸見え、薄く溶かれた
小麦粉の液が型に注がれている様子がみられた。

トラム通りに出ると、斬新なデザインの車体が印象的。芸術の街ですから

こんなモニュメントも新旧の混在・・・


王家の建物Paleis op de Meir (Koninklijk Paleis) 1700年の初めに建てられ、
ナポレオンとベルギー王の住居も今は、博物館に改造され、

現在はレストランやチョコレート店になっている。


やっとルーベンスの家に到着。まだ開館中だが見るだけでセントラル駅へGO



セントラル駅までは歩行者専用道路になっているが・・・、
自転車道にいると、怒られます。


セントラル駅周辺にはダイヤモンド店ばかりで目がちかちか、
欲しいといわないのがうれしい。まあ先立つものもないしね。

ブリュッセルへ戻り、ベルギー最後のディナーに。(次回に続く)