高気圧に覆われ晴れの奈良、最低気温は12.3℃から夏を思わせる日差しで、
夏日となる26.8℃迄上がり、6月初旬?の気候となる。
東の春日奥山を眺めれば霞む、今日は満月(フラワームーン)で月齢15.3、
月出は19時37分というが、やはり霞むのかな。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は、我が家の小庭では咲き終わった
「ドイツアヤメ(ジャーマン・アイリス)」です。
花弁は6枚で内側の3枚(内花被)は花心を包んで立ち上がり、外側3枚(外花被)
はだらんと垂れ下がる。
花期は5~6月で、特徴は花弁のつけ根付近にブラシのように毛が密生すること
はだらんと垂れ下がる。
花期は5~6月で、特徴は花弁のつけ根付近にブラシのように毛が密生すること

アヤメ科の球根性多年草で、ヨーロッパの野生種、アヤメ属ゲルマニカを交雑
して1800年代に作出され、その後もアメリカで熱心に品種改良され続き、色と
りどりの花を咲かせることで「虹の花・レインボーフラワー」や、香りが強い
ことから「匂いアイリス」との別名も持つ。
花言葉は「虹の使者」「すばらしい出会い」

5月5日の散歩中に、こんな小さな花がいっぱい咲いている低木を見つけた。
カメラは持ってきたのにメディアが入っておらず、古い携帯で撮る。
枝が角ばっており、思い出したのは大渕池公園の「ニシキギ・錦木」でした。

それは4月20日のことで、「松柏美術館」へ連れ合いを送って行ったときのこと
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迎えもあるので車を駐車場に置き、直ぐ傍の県立大渕池公園東地区へ。

散策路です。


通り道から少し外れたところにある。

淡い緑色の花を数輪ずつ咲かせ、花は直径6~7㎜で見付けにくいが、
花弁4枚と雄蕊4個、雌蕊1個があり、萼も4つに裂ける。
雌雄同株で一つの株に雄花と雌花が混在し、雄花には黄色い葯が目立つ。
まだ咲き始めの様、黄色い葯がめだつことから「雄花」です。

ニシキギ雄花

ニシキギは「スズランノキ」と「ニッサボク」と並ぶ世界三大紅葉樹の一つ、
日本庭園では名脇役らしく、紅葉の美しさを「錦」のような織物にたとえて
「錦木」と名付けられ、錦木紅葉とも呼ばれる。
