豪徳寺と、めんまと招き猫の巻。

やっとこさ、豪徳寺と谷中に先日いったお話をば．．．

もう、ほかのかたたちのところでご覧になった方も
多いと思います。
めんまねえちゃん、招き猫がボブテイル（江戸時代に
できたものなど）がモデルという説もあったりすること、
けっこう気になっていましたので
ツアーに参加できてとってもうれしかったです。

まず、世田谷の豪徳寺に。
そこは、次の日朝早くもうイタリアに帰国される予定の
ズッコのマミィ、ぷりけつや男プリンセスの創始メンバーでもある
ぴやちゃんちのぴやままさん、
（マミィのところにも、ぷりプリ～ヅ！！創始メンバーの
おやびんがいますね！）猫を保護したり、いろいろと
生き物や植物に愛を注がれてらっしゃるあおいさん、
おうちの子たちの名前を全てハンドルネームにされてる、
面倒見のよい福ちゃんのおうちの、
まったり福タビ大リンの姉さん、
とねえちゃんがツアーメンバー。

おお、よく考えたら全員ぷりけつメンバーがうちに！
ぷりけつ度合い100％だわ！ははは！

豪徳寺は、東京都世田谷区にある曹洞宗の寺院。
（元は1584年まで臨済宗だったそうですよ、
変わること、あるんですねえ。）
山号は大渓山（だいけいざん）。
一説には招き猫発祥の地というので有名なんです。

駅の前にさっそくでっかい招き猫。



まずはシッポを確認だあ！と
喜び勇んで後ろに回ったら．．．



あれれ？ロングシッポ．．．
その後、招き猫のショップのひとに聞いたところ、
現在はシッポが長い子のうちのかたが見えるので、
普通シッポをロングにするようになってる、
とのことでしたよ。
その時代の流行（？）が反映されるんですね。

豪徳寺の門を見上げていたら、
わんこ連れのおじさまが。
（わんこはモモちゃん！おとなしくてかわいい！）



「ああ、またおとうさん、話が始まったぞ。これは長くなる．．．」



「でも、おとうさん、嬉しそうだし、いいや！がんばって待とうっと。」



あとで判明するのですが世田谷の観光ボランティアの
方でした！ぽかーんと口あけて看板が読めなかった
ねえちゃんとかに、看板の説明から．．．
その後いろんなお墓の説明まで
みっちりと付き合ってくださいました！




井伊家墓所でもある豪徳寺、なので
地元のかたは、井伊家家のことをかなり
誇りに思っていらっしゃるようです。

ひこにゃんは彦根、彦根藩主は井伊家家。
というわけでなにげにひこにゃんも飾られておりました。

第２代藩主で井伊直孝（１５９０～１６５９年）が
鷹狩りに出たとき、猫が招くしぐさを下ので寺に入ったら
雷雨があり、雨にぬれずにすんだという逸話とか、
前に「ボブテイルの歴史」を特集したときにも
ちらりと書きましたね！そういえば。
あと、別のお話では、猫が招くので、なんだろう？と
近づいたところ、雨宿りしていたその場所の木に落雷があって、
命拾いをしたということなんですよ。

雨宿りプラス、ありがたいお話に感動説か、
危うく命を落とすところを猫に救われた説か。
うーん、どちらも捨てがたい。



社務所の入り口まで猫．．．。

豪徳寺で売られている「招福猫児（まねぎねこ）」は
右手をあげて何も手に持たない
シンプルな白猫ちゃんでした。



いちばんちびちゃん（豆猫300円。一番でかいのは
一尺、尺猫5000円）をつれて帰りましたよ。
願い事が叶ったら、奉納するようなんですが、
たぶんずーっとうちにいるのかも（笑）。



願いが叶っておさめられた、たくさんの招き猫。



その横に、畜生塚、のようなものが．．．
如是畜生　と右にかかれています。

招き猫ですが、ちなみに
手に小判などを持ってないのは、
機会を与えてはくれるけど、
結果（小判や何や）は、自分しだい、
ということらしいですよ。あと、
武士では左手は不浄の手という考えも
あったので、それもあったのかも？？？



こちらは御札。願い事を2個まで並べられます。
1000円なり。そして、下のほうの絵の中にも猫が．．．。



招き猫、白は福招き、黒は除難免災、赤は疫病避け、
金はズバリ金運とか、ピンクが恋愛とか．．．
黄色も金運という説も．．．ミケも多いのですが
ミケや白、黒は基本色みたいですね。

あと、手を上げる高さによって望みや願いのささやかさ、
大きさが分かれるという説も。



絵馬も、当然ながら招き猫。



開運、招福から、受験合格祈願、
商売繁盛、うせものが見つかるように、
などなどさまざまなお願いができるようです。

ちなみに猫にまつわる神社やお寺情報を付記．．．


●豪徳寺　東京都世田谷区豪徳寺2丁目4番7号
今回いったお寺。
●今戸神社（福禄寿）　東京都台東区今戸1-5-22
丸型の猫の絵馬や、堂内にある巨大招き猫が有名。縁結び。
●自性院　東京都新宿区西落合1-11-23
招き猫発祥の場所とも．．．猫伝説、伝承がいろいろあるそう。
●阿豆佐味天神社　東京都立川市砂川町4-1-1
猫返し神社としても有名。カイコをねずみから守る猫を守り神にしている。
迷い猫がいるかたはたくさんお参りするところ。
●今戸神社　東京都台東区今戸
●西方寺　東京都豊島区西巣鴨
●海雲寺　群馬県安中市郷原５６１
豪徳寺の承服観音を分霊したという招き猫寺。
●今戸神社（福禄寿）　東京都台東区今戸1-5-22
丸型の猫の絵馬や、堂内にある巨大招き猫が有名。縁結び。

●お松大権現　徳島県阿南市加茂町
日本唯一の猫神様をまつったといわれる権現様、らしいです。
●法林寺　京都市左京区川端通三条上
日本最古の招き猫が．．．という説も。
●住吉大社　大阪市住吉区2-9-89
「はったつさん（初辰さん）」と呼ばれる裃を着た招き猫が。
●難波八坂神社　大阪府大阪市浪速区
●金山寺　岡山県岡山市

ほかにもたくさんありそうですねー！

というわけで、お話全然進みません。（笑）



「ねえちゃん、どっかで楽しいことしたの？」

う、うーんとね、ずっとめんまのこと、考えてたよ。



「僕もねえちゃんのこと、考えてた。」

ありがとうねー！めんま。足元にあるのは、
ぴやままからの贈り物のひとつ、
ボブテイルちゃんがめんまにそっくり！な
浮世絵の絵葉書です。



左のは、ちょうど3匹目の猫さんからいただいた、
クリアファイルと同じ柄、でも絵葉書はなかったのです！
ありがとうございまーす。



くんくんくんくん。「なんか、男プリンセスなにおいが．．．」

そ、それはそうかも。ドキドキ。
（ぴやちゃんの絵葉書です！）


●おねがい●

石川県金沢市近辺で、17日までなのですが
まだ若い大人のオスメスの猫、2歳前後たち、
緊急里親募集です。

9/15夜現在市のページ確認したところ
残り、背中がキジでおなかが白のキジ白メス2匹、
キジ白オス1匹、チャトラオス2匹となっておりました。
多頭飼育の猫ちゃんたち　でも特集しています。
詳しく知りたい方は、多頭飼育のページ是非ご覧ください。

また、ネット環境にないかたで、金沢近辺のかたが、
「猫が飼いたい」っておっしゃっていたり、ご近所や
お知り合いでいらっしゃる場合、この情報
教えてあげてくださいね。

たくさんの命が処分ということをされていて、
この子達だけ、というのは疑問に思われるかたも
いらっしゃるかもしれませんが、
せっかくネットでひろがりを見せていて、
17匹の同じ家出身の子達のなかで、
あと5匹だけになった里親募集．．．
でもまだ5匹．．．
なんとか、1匹でも多く、助かりますように。


コメントを残すと巻物になってしまうので、読み逃げしつつ、
みなさまのところ、できるだけ回るようにしています。
ぽち逃げ、読み逃げお許しくださいねー。




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