藤枝市郷土博物館・文学館は、市民の憩いの場である蓮華寺池公園の中にあります。郷土博物館は、藤枝市の歴史を古墳の時代よりわかりやすく展示しており、特別展や企画展などの開催のほかにも、郷土の歴史を学べる講座や体験教室を行っています。文学館は、郷土ゆかりの文学者、小川国夫・藤枝静男・村越化石・加藤まさをなどの文学資料の展示をしています。
B-15系蒸気機関車
かつて藤枝から太平洋に沿い大井川、榛原、浜岡を経由し袋井に至る静岡鉄道駿遠線が走っていました。モータりゼーションの発達の為、1970年に廃止になりましたが、当時使われていた車両が藤枝市郷土博物館・文学館の入り口に展示されています。
ポスト
何故だか、昔の郵便ポストがあります。投函はできませんが・・・・。
小川国夫文学碑
小川国夫は藤枝市出身の作家で、「アポロンの島」、「悲しみの港」、「ハシッシ・ギャング」などの作品で知られています。古井由吉、黒井千次、後藤明生、日野啓三らなどの内向の世代の作家として注目されました。2008年に没。2011年4月に、思索の為の散策コースで小川文学の舞台となったこの地に文学碑が建立されました。毎年4月、小川国夫を偲ぶ「逸民忌」が開催されています。