みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

5日目 シュコドラ観光(プチ骨折) →ティラナ(ほぼ観光ならず) →ティラナ泊

2017年05月01日 23時55分56秒 | コソボ・アルバニア・マケドニア 2017年GW
旅の全体図はコチラ


旅の5日目、アルバニアの2日目は、シュコドラ観光(粉砕骨折!?) →ティラナ(ほぼ観光ならず) →ティラナ泊

真っ青な川を見たいシュコドラ。ここはお天気が重要。
と、静かに祈っておりましたが、見事にピーカン!(死語)

自転車を借りて、今日は城塞の上まで行ってまいります。

8:45宿出発
両替をしたり、市場を覗いたり、さんざん油を売りながら行く。



両替所(ちょいちょいあります。ATMも。)
1レク≒1円


ジプシーの子




なんでも路上で売ってます。

商店街と露店と市場の中間みたいなところにきた。





ここでまさかのドッキリに遭遇。
自転車隠されたw



後で色々撮らせてもらってた写真を振り返ったら、しっかり写ってました(^-^;)



市街地は平らな舗装路だけど、崖下から城塞までは一気にものすごい急坂。
自転車を押していくのもつらいし、下りも怖いだけだと思ったので、途中の駐車場に自転車を置いていく。(駐車場は数箇所ありました)
城塞の入り口についたのは10:00頃。
たぶん、寄り道しなけば30分もかからないはず。




入場料200~300レクくらいだったはず。

城塞の中は思った以上に広くて自由。
サッカーしてる少年、シートを広げてくつろぐ親子連れ、学校の遠足らしき団体さんなど、色んな人がいます。
城塞の塀の上にも上り放題&柵なしなので、ここも自己責任で。
それにしても素晴らしい眺めだ!

















来て良かった~っとシミジミ。

しかし、ここでトラブル発生。



この旗の横に立って写真を撮ってる人がいたので、「私もお願い!」と頼んで、周りの人に助けられ、なんとかよじ登って写真を撮ってもらった。
そして、塀から降りるとき、身軽にピョンと跳んだはいいものの、着地の瞬間、足の指におかしな痛みが。
恐る恐る靴と靴下を脱いでみると・・・



キモッ!
なにこれ?勝手に自分で治していいの?そっとしといた方がいいの?分かんないよう・・・
あっというまに老若男女のアルバニア人に囲まれる。
すると、その中のひとりのオバチャマが「こんな感じかな?」と、軽いノリで、指をポクッと折った!
おお!いちを元に戻ったっぽいw ありがとう。

続いてもう一人のオバチャンが「だから言わんこっちゃない!気をつけなさい」と真顔で叱ってくる。なんか妙に沁みた。ありがとう。

とりあえず指の位置は戻ったので、下山して宿に帰ることに。
自転車で本当に良かった。

宿に帰ったら、もうシュコドラとバイバイなので、時間の許す限り寄り道する。


城塞入口までバイクで来てたクレイジーライダー


ケバブのホットドッグ。



前日のスラムとは別のスラムにもお邪魔してみる。










チェスだけじゃなくドミノしてるオジサマも多かった。





景色も人も面白くて、ぜひまた訪れたいシュコドラだけど、
13時くらいにバスがあるっぽいので、ターミナルに急ぐ。

2017年5月時点で、シュコドラからティラナ行きのバスは乗り場は半年前の旅人さんのブログ情報から、すでに移動してた!
新市街の中心部から2キロ弱離れてたかな?
長距離バス溜りは、きちんとした建物があるわけではなく、ターミナルでもないし、バス停でもないので今後も動いちゃうかも。
宿の人に都度確認がオススメです。
でも、近くまで行くとバスが数台停まっているので行けば分かります。
あとは近くの人に聞くのみ。

宿からは結構遠かったので、自分は市バスで移動しました。
「アウトブシ ティラナ」の連呼で乗り切れたw
確実さを求めるなら、タクシーで「○○行きのバスに乗れるところ」って連れてってもらうとかした方がよさげかも。


13:30って聞いてたバスだったのに、13:35くらいについたけど乗れまでした。
結局14:00前くらいに出発だったと思う。少しでも席を埋めてから出発したい感じ。
バスの本数とかは分からないので、少し前に行くのか、あえて遅れていくのかとか、何がいいのか分からりませんorz

バスでは隣の席の女の子と仲良くなれて楽しかった。
医者の卵で、将来はアフリカで人道支援的なことをしたくて、小児科と精神科をメインで勉強中との事。
セーラームーンが大好きで、特にジュピター推しらしい。
タキシード仮面の呼び名など、日本語とアルバニア語で比べたりw
また、彼女のいとこはコソボ在住で、内戦の頃は色々大変だったそう。
自分が恥ずかしくなるくらい、未来への展望や、趣味や、民族愛なんかをキチンと語れる若者が眩しかった。


2時間弱でティラナに到着。お値段失念。



ティラナのバス停からは、印刷したグーグルマップなどを頼りに宿を目指す。
若干迷いかけたところで、バッパーらしき女子たちを見つけ、万に一つも同じ宿かも?と思い地図を見せて聞いてみる。
彼女たちは、この町の住人とのことで、むしろ旅帰りだったけど、宿の場所は知ってるよってことで案内してくれた。ありがたや。


「Tirana Backpackers Hostel」一泊9ユーロ
広々としたつくりで開放感がある建物。
調度品などもとてもお洒落。
共同シャワーも湯量十分&使いやすいつくり。
Wi-fiは部屋によって、かなりムラがある。
朝ごはんは簡素だけど個人的には十分。雰囲気のいい中庭でいただくのが嬉しい。













宿について一息。まずは荷解きを・・・と思ったら、開かない!
ダイヤルロックの番号がズレちゃってる!?
足の指もドンドン痛くなってきた。
悲しい。不安。痛い。
・・・・・・ゥゥゥウワ~~~ン(>_<)

「日本人に会いたいよう」
「誰かと(カンタンに)話したいよう」

こんなこと、海外旅行をしてて滅多に思ったことないけど、てか多分はじめてなんだけど…。
自分でもビックリするくらい弱気になってる。
自分の部屋はwi-fi微妙だったので、共有スペースのソファでSNSに甘えながら、ダイヤルロックをにらみつける。
もう一つずつやるしかない。

と、そこへ人間登場。アジア人だ!何語で話しかけるか迷っていると、「ペコリ」と小さな会釈してきた。日本人!?

「こんにちは」
「あ、日本の方?」
「(あなたも)ですよね?」
「はい。何してるんですか?こんなところで」

あ~~癒される。ちょっと曲者風の人だけど癒される~。

イギリス在住の日本人男性で、英国にいるうちに欧州をあちこち旅しちゃおうということで、今回は3日くらいの旅の一部としてアルバニアに来てるとのこと。
「すごい暇」「こういうの得意」とのことで、鍵を開けようとしてくれる。
が、一周しても開かず、結局自分で空けたw
でも、その間ずっと話し相手になってくれた。

英語ペラペラさんだったので、宿のオーナーに私の状況を伝え、病院の場所を地図に書き込んでもらう。
この辺だと「~キリスト病院」みたいなミッション系の総合病院?と、そこが閉まってたら近くにドイツ人の心臓内科みたいなのがあるとのこと。別に心臓に問題はないんだけどね。
病院に行くときもついてきてくれたり?と期待したが、それはなかったw

場所も分かったし、宿のオーナーいわく「2000~3000円くらいで済む」らしいので、異国の病院行くぞぉ!

痛い足を引きずりながら町に出て、右足だけ極端なガニ股&左右に揺れるように歩いてたら、クソガキ共が「チャップリンかよ~」と小バカにしてくる。チキショウ!

お!日本大使館できたのね!看板ピッカピカ!


病院がない。
地図の場所は廃墟と駐車場。
駐車場の管理人さんに尋ねるも英語不可orz
でも、それで終わりじゃなく、すぐに通りすがりの英語OKさんを捕まえてくれる。やさしい。
指差されたほうに歩いてみるけど、見つからない。
エントランスにマリア像の置いてある建物があったけど、閉まってる上に、病院なのかもわからない。
地図上では、もう、その先のドイツ人の心臓内科の近くまで来ちゃってるよ。

あきらめよう。
足の状況はよく分からないけど、目の前の薬局に入ってバンドエイドを購入し、足の指を固定してみる。(薬局はやたらある)

観光なんて一切できず、痛みと疲労でドンヨリしてたけど、夕食は宿で会った日本人男性とともにする。
なかなか豪華&ちょぴりだけど、この旅初の魚介もいただけて小さな幸せがしみる夜でした。
おやすみなさい。

zzzZZZZZZ!

寝れるかぁ!
この日は4人部屋をブッチャーみたいな白人男性と2人で使ってたんだけど、鼾がすごい!豚小屋とはよく言ったもんで、なぜ本人が目覚めないのか不思議なレベル。
悪気ないのは分かるけど、つらい!

眠りが浅くなったら鼾も弱くなるかも?と思い、自分の毛布をファサファサして風を起こしてみる。(人間は顔に風が当たると目が覚めるって昔テレビで言ってた)
ついでにササッと懐中電灯でお顔を照らしてみたり。
ちょっと起きかけてきたのでコチラはすかさず寝たふり。
いいぞ!静かになってきた・・・・・・のに!もう!!すぐに爆睡モード再開orz

一度寝るのをあきらめて、踊り場のソファでぐうたら。
でも起きてると足が痛いんだよ。寝ちゃって楽になりたいんだよ。
寝ちゃった。ソファで。

おやすみなさい。

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