
先日の続きです (先日の記事はこちら)
ネット通販で購入したベアリングとプーラーが届いたので早速レンジフードモーターのベアリング交換をしました
最近自転車に乗らずにこんなことばかりしております
まっ、いいか
今回の記事はモーターのベアリング交換がメインです
従ってレンジフードの分解などの内容は先日の記事を参考にしてください
ネットで購入した物はベアリング2個とプーラーです
昨日宅配便で手元に届きました
ベアリング2個が1,044円、プーラーが1,172円
合計で2,216円
これでレンジフードが直るんなら安いものですね
型番6200ZZのベアリングは、仲井軸受製作所製のステンレスベアリングにしてみました
型番先頭の“SS”がステンレス製を表わしてます
特に錆を気にするほどの場所ではないのかも知れませんが、「高温まで安定して用いられる(一般の軸受材料よりも使用温度範囲は約50℃高い)」という売り文句についこれをポチッとしてしまいました
安く入手するなら1個200円くらいの物もあったのですが
で、先日に続いてまたモーターを分解
やったばかりなので手際よく進みますね
左側のケーシングの中にはこんなリングが入ってます
これ、ポテトチップの様に波をうったリング状のスプリングで奥側のベアリングを押しています
ローターの軸方向のガタ取りの役目です
一見地味な部品ですがけっこう重要だったりするんですよね
なくしたりしない様にします
そしていよいよベアリングの抜き取り
私自身プーラーを使うのは初めて、アームをベアリングの大きさに合わせるのにちょっと手間取りましたが何とか合いました
まずは割と作業しやすそうな奥側のベアリングの抜き取り
ボルトを締め込んでゆき、少し硬くなったらハンマーでボルトの頭を軽く打撃して更に締め込んでゆきます
予想していたよりもやや固めに圧入されてまして、時々ギッギッという音がしましたが徐々に抜けてきました
画像はふたつ目のベアリング、ドラム側のベアリング抜き取りです
リングの部分まで入っていたベアリングが少しずつ抜けてきてますね
はい、両方のベアリングが外れました
やはり道具ですね
初めての私でもちゃんと外れましたよ
今度は新しいベアリングの圧入です
抜くのがちょっときつかった事もあるので、前以ってシャフトをサンドペーパーで磨き潤滑剤を少し塗布しました
そしていよいよ圧入作業
先日の記事にスレイプニルさんから頂いたコメントに従い「塩ビ管」での圧入です
シャフト径は約10ミリですので、内径13ミリのVP13を使い易い長さにカットした物を用意しました
これ丁度いい感じでしたね
画像はローター部分を木片に乗せてますが、けっこう力を掛ける様子だったため途中からシャフトの反対側を直接木片にあてて塩ビ管とハンマーで圧入してゆきました
そして両側とも無事圧入完了
ベアリングの外輪を持ってローターを回してみると、とても滑らかな回転です
やったね
嬉しくて嬉しくてしばらく回していたいくらいでした
あとは分解の逆の手順で組み立てて作業終了
運転してみればモーターの音は殆どせずにファンの風切り音ばかり
あはは、やったね
修理代金が安上がりだった事が一番なんだけど・・・
機械屋仕事もけっこう面白かったぞ!!
大変勉強になります。年末なんで自分も家のことやらなくては。憂鬱。。。
人件費が発生しないので安上がりなんですよね
なので時間をふんだんに使って修理しました
自分で手数を掛けたぶん愛着も湧くかな?
商業ベースでは有り得ない内容です
現実に私の仕事では、換気扇故障は殆ど本体一式交換で処理しております
あれこれ分解しないから仕事も早いし
我が家は築16年、あちこち不具合が出始める頃です
DIYの舞台がますます増えてきそうな予感が…
まるで、魔法を見ているようで、素晴らしいと思いました。
「最後に笑え」ですね。
先日、換気扇のフィルターを買って来たのですが、大きさが違い・会社が違い使えませんでした。(最低です)
メカ音痴オヤジ、羨ましいです。
ネットによる情報の量と質のお蔭で、私にもこんな事が出来てしまいました
作業の方法から部材や特殊工具の入手まで全てネットのお蔭でした
有り難い世の中です
あやっ、フィルターが合いませんでしたか
それぞれのメーカーが好きなように作っている部分なので「似ているけど合わない」なんて事がよくありますね
換気扇の型式が判ればきっと入手できるものと思うのですが…
我が家のレンジフードも15年を向かえ半年前からシャカシャカと悲鳴を上げ始めたので、どうしたものか?と。
グリスでだましだまし使っていたのですが、さすがに限界になったので色々と業者に当たっていたのですが、修理で2万円、交換8万円と言った感じで・・・。修理は業者も少なく、かつ出張のため、とても高いですね。
自分でモーター修理したくてネットを漂流していると、ここにたどり着きました。
手順と画像、それにアイデアが詰まった内容が我が家のレンジフードにピッタリで大変、参考になりました。
昨日、無事に修理完了となりました。
本当に救われた気持ちです。感謝です。何の知識と経験のない、ド素人の私にも出来ました。
本当に回っているのか?と疑いたくなるほどに静かに回ります。
修理費はベアリング 240×2 ベアリングプーラー 1,360円 L字型ドライバー 280円 合計でたったの2,120円!!
これから挑戦する人のために私なりにつかんだコツを書き込みます。
・L字型ドライバー : スペースがないので普通のドライバーでは力が入りません。でも、これがあれば楽々です。
・モータの軸を外す : モーター本体を空けて中のコマみたいな軸を外す時に分からないと結構あせります。私の場合はやや固着していたのでなかなか外れませんでした。そういう時はコマの本体を両手で真上に引き抜いてください。抜けるときはスポッと抜けます。
・モータに刺さっている小さな棒 : これはペンチで引き抜ける物ではありませんでした。私は同じ太さのネジを当てて金槌で叩いて押し出しました。モーターはかなり頑丈なので少々手荒にやっても大丈夫そうです。
2万円が2千円で直ったので夢のような話です。
レンジフードの中は驚くほどシンプルなので修理が出来れば、10年は延命できそうです。
これから挑戦する方々のご健闘をお祈りします。
ようこそ
そして、私にとって凄く嬉しいコメントを有難う御座います
こんな拙いブログでも、何とか人様のお役に立てた事を喜んでおります
業者にお願いすると本当に高くつきますよね
換気扇はモーター+ファンという単純な構造なので、DIYには最適なのではないかと思われます
不具合箇所も大方がモーターのベアリング
チャレンジするには好材料ですね
何はともあれ、換気扇の修理おめでとう御座いました
また、私の説明不十分な部分の補足をして頂き有難うございます
確かにモーターのケーシングからローターが外れにくい物も有るようですね、たぶん個体差だと思うのですが・・・
シャフトのピンは仰るとおり簡単に抜けるものではないようです
私は精密ドライバーを当ててハンマーで押し出しました
まぁこの辺りの事は、それぞれがDIYを楽しめば宜しいかと思っております
自分でやれば業者値段の一割くらいで直ってしまうなんて本当に嬉しくなっちゃいますよね
他の方もどんどん挑戦してもらいたいものです
コメントを頂きとても嬉しく思いました、ありがとうございます
して見ます良いHPがあって助かります
ようこそ
見ての通り特殊な作業ではありませんので楽しくやってみて下さい
結果のご報告もお待ちしております
このHPがあったおかげで自信を持って
ベアリング交換作業が出来ました工具は
会社のを借りたのでベアリング代600円で
済みました夜に組み上げ運転したら異音は
消えて絶好調になりました
又レンジフードを分解した事により将来
新品に交換する時も自分で出来る確信が
持てました
ありがとうございました
報告を有り難うございます
会社にプーラーがあるなんて恵まれてますね
私など、今回初めて手にした様な状態でしたから
それにしても、600円… (笑)
>将来新品に交換する時も自分で出来る確信が持てました
そうですよね、分解する過程で据え付け方が手に取るように良く判ります
私も「自分でできるな」って思いました
ご報告を頂き嬉しく思いました
有り難うございます