元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

ただいま!

2018年01月22日 | 9年ぶりの帰宅
ご報告が遅くなりましたが、シルクは無事に帰ってきました。
20日、道中全然見えなかった富士山が、着いた途端に雲が取れ。


お話を聞いてからお迎えに。いたいた~


 兄弟で少し外へ

 同級生オパールちゃんとも会え、これからもよろしくね。

皆さまとお別れし、ランチ&散歩へ。


雲一つない富士の絶景の田貫湖。




歩きながら、あ~、かつてこんな日々があったなぁと昔のことが蘇ってデジャブのようでした。

帰り東名に乗った時には富士山にも雲がかかり、良い時間に行けました。
車の中で真っ白になってしまったシルクを見ていたら、
シルクも頑張ってきたんだな、、、としんみり。。
ところがその後しんみりの気持ちは吹き飛んだのでありました。


荷物を抱えてバタバタと家に入ったので色々撮る余裕もなく
シルクが何か感じたのかも不明ですが
少しすると・・・



廊下から玄関から洗面所から部屋の隅々まで入念に匂いを嗅いで廻っていました。
その後ろ姿を見ていたら、ちょっと泣きそうになりました。
どこでもやるのかもしれませんが、これはうちに来た40数頭にはなかったことでした。

疲れて寝るかと思ったら全然元気そうなので、ボール遊び。
シニアだからと色々気を使ってたのですが、想像をはるかに超えた元気さにビックリ!


どのくらい元気だったかというと


 このくらい・・・

夜ご飯を食べて熟睡。
今日は疲れたよね、お疲れ様と思ってたのですが


しばらくしてまた起きて遊びたがり・・・

パピー時代よくやっていた宝探しゲーム(おもちゃを毛布とかに包んで探させる)をやったら


何度も何度も何度も、、、まだやろうと。11時近くまで
もうビックリでした。



10歳になろうとしている引退犬が0歳の時と同じ遊びを喜んで。
私の中で完全にあの頃の日々に戻り、え?え?と時間の感覚がおかしくなり

色々と想像と違って驚きました。

そして正直なところ、シルクが私たちや家のことを覚えていたかどうかは
分かりませんでした。
残念ながら?皆さまが思い描いているような(テレビで見るような)感動的な
場面はありませんでした。
ご期待に添えず?ごめんなさい。


ま、現実ってやつぁ~、得てしてそういうもんかもしれませんな。⇦誰?


不思議なもので、あんなにも非日常のように感じてたのが
一夜にしてあの頃の日常に戻った感じです。

シルクも昨日の夜は普通に寝たので、やっぱりちょっとはしゃいでいたのかもしれません。


 これからまたよろしくね!


メールやメッセージ、声をかけて頂き嬉しかったです。
これからもよろしくお願いします。

ブログを始めて10年、沢山の方に読んで頂きありがとうございました。