【相続税】相続税が課税されるのは？

■相続税が課税されるのは？

被相続人が亡くなった時点で相続が開始し、その時点の財産に対して相続税が課税されることになります。

相続税は、「相続」のケースに限らず、「遺贈」、「死因贈与」のケースでも課税される点にご注意ください。

（１）相続　法定相続人にのみ相続権があり、相続税が課税されます。

（２）遺贈　生前に遺言書で自分の財産を誰に引き継ぐか決めているケース。
　　　　　　死亡によって財産を手にするという点では、遺贈も相続も同じですから、遺贈にも相続税が課税されます。

　　　　　　なお、法人が引き継ぐ場合には、法人税が課税されます。

（３）死因贈与　生前に自分の財産を承継することを契約で決めるケース。
　　　　　　 贈与する人と贈与を受ける人が契約をするという点で、贈る側単独でする遺贈と異なります。

　　　　　　死亡を原因として財産を承継するため、（２）と同様、相続税が課税されます。

　　　　　　なお、法人が引き継ぐ場合には、法人税が課税されます。


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