昨日、この投稿を書くために、というわけではないですが、
休みを取って京都の北のほうへいってきました。
まずは美山町の”かやぶきの里”へ。
https://miyamanavi.com/sightseeing/kayabuki-no-sato
かやぶき屋根の古民家20軒くらいで構成されている集落です。
葺き替えは20年に1度くらいの周期でやられてたらしいですが、
最近は囲炉裏を使わなくなった影響で萱の持ちが悪くなり
10年くらいで葺き替えないといけないらしいです。
近くに萱取り場もありましたが、
こちらで取れる萱場では1軒分にも満たないらしく
全国各地から集めたり、
萱以外の素材を使うなどして賄っているらしい。
それを聞くと、
そこまでして存続させる意味ってなになのか?
という疑問が浮かんできました。
次に、日本のシェーカー家具の大家、宇納さんを訪ねました。
https://www.unoh.jp/
と、知った風に書いてますが、
シェーカー家具の”シ”の字も知らず、
またそんなご高名な方とは知らず訪ねて行ってしまいました。
風貌は宮崎駿のようで、
気難しい方なのかと思いましたがとても気さくで、
とんちんかな珍客も快く迎えていただき、
いろいろと含蓄のあるお話を伺えました。
シェーカーと彼らの家具について、
シェーカー家具を始めた生い立ち、
国産材でシェーカー家具を作るようになった経緯、
板材で購入して製作したときと自ら山に入って
伐採した材を使って作るときの気持ちの違い、
などなど。。
そもそもシェーカー家具自体を知らなかったわけですが、
そのシンプルでしかし機能的なデザインに
図らずも魅了されました。