缶詰がたくさん

実家の犬が、なくなりました。
１４歳。8月で１５歳になる予定でした。

一昨年から肝臓、腎臓ともに悪くて、たまに数日体調崩しながらも頑張ってたんですが、水曜日からは本当フラフラで、木曜日にはやっとフラフラトイレして、そこに座り込んでしまう有様で。

昨日実家に帰って皆で晩御飯食べて、荒かった呼吸が少し落ち着いてるな、眠れてるかな、なんて思いそっと帰ってきたのですが
帰り道で母から電話が来て、急ぎUターン。

まだ、暖かくて、
撫でていたら１回かすかに、フッと息を吐いて。

まだ、耳は聞こえてるかもねと、母と話ししながら体を拭いて、開いてくる口をそっとなおして、綺麗な毛布に乗せて可愛いタオルをかけて。

おつかれさま。
家を出てからは、母任せで、溢れる後悔の中
やんちゃでビビリでボール大好きな姿しか思い出せなくて、
楽しかったね、良い子だったね。いっぱいありがとう。
と声をかけました。


前の犬もそうだったけど、飼うと大変なのは世話じゃなく、どうしてあげたらベストなのかわからない介護と、お別れの辛さ。

どうしてほしい、ここが辛いって、話が聞けたら良いのにと母が何度も言ってました。



玄関には沢山の腎臓サポートと消化サポートフードの缶詰め。


悲しい、寂しいがまだよく分からなくて、実家帰ればまだ寝てる気がして、ぼんやりしています。