マメモ

適当な日々のメモ。
写真 犬 育児 何かの感想 植物 たまに落書き が主です。

デビルマン

2006-04-04 | 映画・舞台

今日のDVD「デビルマン」

キャシャーンといい、ヒーローは最後は死んじゃうものなんですか?そして世界はほぼ滅びるんですか?

良→CGが凄いです。特に、爆発後の人のうごめく柱とかは、なんとなく核爆弾などを連想させる部分があって、本当に「怖い」感じがしました。あと、悪魔が手を下すまでもなく、人間が暴徒化して勝手に滅んでいく、という設定も、ぽいなって。
主人公の人は野性的な目と、人間的な目を使い分けれていてよかったかも。パーカーをねずみ男のようにかぶってても絵になるあたり格好いいなぁ。友達である悪魔の子も灰色の髪の毛が似合ってました。そして最後とかも絵的になんか凄かったな…。あと、あの弟を連れて逃げてる女の子が可愛かったです。
あと、悪魔が、デビルマンを前に、一筋涙を流したところとか。最後に「笑った」って喜ぶところとか。案外ああいうの弱いです(笑)

微妙→…メインの人たちの台詞が…新人さんらしいというか…(笑)あと、CG過ぎて急にアニメに切り替わったような印象があります。機械で低くしたような声もいただけませんでした…。
そして…。…結局、悪魔も人間も相打ち状態で消えたってことなんですか??最後あの二人しか生き残ってなかったっぽいんですが…。

内容的に、キャシャーンよりはだいぶ納得いくけれど、美術的にはキャシャーンのほうが綺麗。


12人の優しい日本人

2006-02-03 | 映画・舞台

三谷さんの『12人の優しい日本人』みました~。

三谷さんにしてはあっさりめかなとも思いましたが、面白かったです。
陪審員制度が日本にあったら最初はこうだろうなって。面倒くさがって、同情で決めて、人に流されて。それに流石途中で飽きる事なく話が展開しますし、事件の真相を辿る時も、つい一緒になって「ピザじゃその理由にはならないよ~」とか言ってしまったり(笑)三谷さんの『あなたが13人目の陪審員です』の意図にはすっかりはまってたかもです。
だからその分生瀬さんが無罪にまわる時の、間の短さってか間の悪さは…ちょっとがっかり…。
ともあれいろんな意味で面白い舞台でした★

因みに私は三谷さん舞台では『彦馬がゆく』が一番好きです~。また見たい~。


YAMATO

2005-12-18 | 映画・舞台

「男達の大和」始ったんですね~。未だ見てないですけど気になってます。

広島では原寸大和も作ってあるとかで…見たいー!!(≧▽≦)
ネットでの予告編ではかなり迫力ありそうですしね~。感動できるのかな?

詳しくはないんですけど、私なにげに大和好きなんですよ。乗ってる人とかも魅力的だし。なにせ艦長のあだなが「ゴリラ」と「煙突男」ですよ、確か(笑:ごつくてヘビースモーカーだから)しかも有賀とかいて「あるが」と読むのに、皆して「ありが」って呼ぶから、ええいめんどくさい、それでいいや。みたいな人だし(笑)
伊藤整一中将の、奥様に宛てた遺書もすきです。大事にしてたんだろうなって。なんか軍人さんとかって本当堅くて、部下にはざっくばらんでも、家では無口で厳格で…っていうイメージがあったんですけど、「いとしきちとせどの」って宛名になってるんですよ。大和出撃の際、護衛として息子さんも飛行機で付いて来て戦死なさっているのですが、きっと奥様は凛と生きて行かれたのだろうなと思います。

それに、艦のなかで「俺達は何のために死ぬんだ?」という話が出たとき「今の日本は間違った方向へきてしまった。その日本を目覚めさせるための魁となれるなら、本望じゃないか」と言った人が居て、それをきいて「そうか」と思える人たちで。戦争末期のおかしい状況のなかで、そう言えて、それにうなづけてというのが、なんか…感動しました。

今って単純に戦争がどうのこうの言ってますけど、あの当時の方が盲目的になってる人が居た一方で、本当にしっかり「戦争の狂気」とかを冷静に、きちんと把握してた人も居たんだろうなとか…。なんか良く分らないですけど。小泉さんも靖国参拝する前に、もうちょっと色々考えたらいいのに。少なくとも、総理をやめるまでの間参拝は我慢するくらいしてもいいんじゃないですかね~?靖国に眠ってる人たちは、国際問題に発展させてまで、小泉さんにお参りして欲しいとは思って無い気がしますけど。わかんないですけどね。

今日は落書きで。


フック

2005-12-04 | 映画・舞台

今日の映画「フック」(HOOK)

ネバーランドをでて、記憶も捨て、人間として生きて数十年…。キャリア弁護士として日々を過ごすピーター・パンの子供達が、ある日忽然と姿を消した。残されていた手紙は彼を狙い続けるフックからのもの。自分が童話のピーターパンとは認めないものの、迎えに来たティンカーベルとともにネバーランドへ子どもを連れ戻しに行く彼だが…。

とりあえず、フック船長が可愛い!!
そのほかのネバーランドの人物も、皆癖があって可愛くて、ティンクや子供達も生き生きしてました。あと、小道具や子どもの家・武器・鎧、細かな背景の設定とかが素敵。海賊と戦う時のあの丸っこい子の戦い方は思わず噴出しちゃったし、嵌りました!他にも細部が色々拘ってあって、(時計の音を聞くと、フック船長のひげが動くとか。子どもの漕ぐ舟の作りとか、フックとトビーの会話とか)楽しめました。あと、ピーターの長男なんかは上手く描かれていたと思います。因みに、なにげにハリポタのドラコらしき子役が居たんですけど…違うかなぁ??

でも記憶が戻ったからといっておじさんにピーターパンのタイツを穿かせられてしまうと、ネバーランドが台無しです。そんな夢の国は嫌です。あと、いくらなんでも自分の子どもが殺されるって時に、あんなに早く諦める父親は、ピーターパンの記憶がないとかどうとか以前に人として最低です。
世界設定が微妙に分りづらいことと(記憶はどんどんなくなってく世界なの??)割と無駄なシーンが多いこと、違和感や納得できない設定が全体にちりばめられているのが一寸残念でした。

てかフック船長が本当可愛い。タイトルが「フック」なのも分るくらい可愛い。
フックとピーターの長男とのやりとりもうまく出来てました。ある意味彼こそがネバーランドに相応しい、ネバーランドに置いていかれた「子ども」のような気がします。(だからこそあのエンディングは全く納得いかないんですけど…)ピーターパンに彼の半分でも魅力があればもっと良かったのになぁと思いました。
まぁ、大人になって、子どものように「夢見たいな幸せなこと」は浮かべられないけれど、息子が生まれた時の幸福感で飛べる、とかはよかったかなぁ。
あんまり深く考えずに素直に見ると、楽しめる映画です★昔読んだはずの原作、もう一回ちゃんと読んでみたくなりました。


約三十の嘘

2005-11-17 | 映画・舞台

タイトルと、役者さんの豪華さに釣られてみました「約三十の嘘」

3年前に誰かの裏切りによってバラバラになった詐欺グループが、再び集合してまたやろうって言う話。メンバーは中谷美紀さん・椎名桔平さん・妻夫木聡さん・田辺誠一さん・八嶋智人さん。さらに前回お金を持って逃げたと思しき美少女も参加。お互い色々思いはありながらも、とりあえず不良品羽毛布団の販売は大成功。しかし移動の列車の中でお金を入れていたトランクの中身がジャガイモに…。
基本的に、詐欺が悪いかどうかとかは全然取り上げられてなくて(笑)詐欺はしてるんだけど、人を信じたかったり、騙され易かったり、単純で不器用だったり、一途に相手を想っていたり。殆ど謎解きはなくて、むしろ駆け引きを楽しむ感じでしょうか。あとはそれぞれのクセっていうか、個性が面白く出てました。分らないけど、分る。みたいな。
椎名さんの表情の変わりっぷりは、それだけで色々感じさせるし、「胸に穴が開いているから、詐欺をやっている。でも、求めているのは本当はお金じゃないのかもしれない。」ってかんじの中谷さんの台詞が、妙にすんなり入ってくるのもやはり上手さなのでしょう。前回お金を持っていった疑惑の子も、清純そうで、おとなしそうで、それでいてどこからどこまで演技なのか分らない「一流の詐欺師」感がでてました。だけど、きっとこの子も本当は…。と思わせるラストでしたし。(しかし、せっかく手品が上手いことになってるのに、トリックに全く手品が入ってこないのが凄い映画だ。)

皆さん演技が上手いので、ラストまですんなり見られます。
それにしても中谷さんにあの潤んだ瞳で見つめられたら騙されると想う。