街人にサカーダ 本館

挙動不審なタンゴに関するブログ by しうえい

宇宙からボサノバ

2006年10月30日 | 旅行
週末は国立天文台の一般公開に行ってまいりました。


三鷹からバスに揺られて15分くらいのところです。


学生時代は何度かお世話になったところです。
でもちっとも憶えておりませんでした。。



明るいうちは石黒先生という人に
ALMAプロジェクトなる物の説明を1時間ほど(爆)受けました。
ありがとうございました。宣伝をさせて頂きます。
(多分間違えているので、、、ご指摘頂ければ幸いです。)


1)宇宙からのミリ単位の波動をキャッチするために大気(特に水分子)による吸収の影響が少ない乾燥した高地に観測所を建設した。

2)ミリ波を受信することで電離中性の星間物質が地上から観測できる。やろうと思えば、今まで人工衛星でないと観測できないと考えられてきた惑星・小惑星などの観測が可能である。

3)現在の直径8mアンテナに対し、1000倍の直径のアンテナが必要。つまり直径8kmのアンテナ。なのでそんな物は作れないので適当に間引いてアンテナを設置している。そのために、これらで受信した長波長成分と通常の短波長成分の足し合わせが必要。

4)足し合わせには複雑な計算が必要=リアルタイムなデータについて。計算をする
ためにマシンパワーが要ります!!


マシンご購入の際は 2006年10月時点で 日本最速のベンチマーク結果 を持つ Sunのサーバをご検討ください。
なーんてね。営業してみました。。



でもって、
後輩のY君を発見したのですが
PhDを取って4月からソニーに就職しているとの事。


優秀な人材が循環していくのはいい事です。



天文マニアの集い!!って事でもないのだけれど、望遠鏡が沢山!!




少年・少女も並ぶ



偏光についての展示がある赤外線のグループ棟で
休憩するため喫茶に入りましたが
不思議なメニュー「ボサノバ演奏」なる物を注文してみました。


天文台教授によるボサノバ演奏! 3曲も演奏してくれました。



この人は国立天文台の家 正則 教授でした。。失礼をば。


以上、宇宙とラテンのフュージョンでした。
たしか宇宙研にもこういう人いましたね(笑)


ps:
 帰りは立川の Bar Aradi というところでおいしいシェリー・グラッパ、そして生ハム・牡蠣を食しました。