好きな絵 ～Alfonse Mucha～

2009-09-23日の　連休その２　で、
ミレイの「オフィーリア」が載ってました
私もこの絵が大好きです。

中学の時だったでしょうか、
文庫でハムレットを読んだのですが、
その時の挿絵が、この絵のまんまパクリで(笑)
もちろんパクリなんで、違う人が書いてるし背景も違うんですけど
なんか好きな挿絵でね
そのまま記憶に残りました。
それからしばらくして図書室でミレーの画集をみていて
この絵を見つけました。
キレイで、うっとりするような絵でした。

高１だったか、中３だたか・・・
なんかいろいろ絵画の展覧会見に行ってて、
日本、景気良かったんでしょねぇ～。
ゴッホも、ミレイも、銀座三越だったか？松屋だったか？
美術館じやないところでの
有名画家の展覧会多かったです。
ミレイ、見てるはずなんですけど・・・
この絵を見た記憶がありません
見てないのかなぁ

「オフィーリア」は好きな絵なんですけど、
後はどうもさっぱりでして

私が好きなのは、
アルフォンス・ミュシャであります

忘れもしない馬鹿な話があります
それは高校一年の時でした。
まともに美術の授業に出てなかった私は
アール・ヌーヴォーを「様式」と覚えず
アール・ヌーヴォーと言う人だと覚えてしまっていたのです
だからですねぇ、
↓これらの絵を、アール・ヌーヴォーさんが描いていると思ってたんですねぇ



ある日、部活で先輩と話していた時、
文芸誌の装丁の話だったのかな？
先輩が、「アール・ヌーヴォー調の縁取りがしたい」と言った時に
私は、装飾の柄ではなく、女性を思い浮かべてて
話がまったくかみ合わなくて
それで先輩が気がついて
「ikuの好きなのは、アルフォンス・ミュシャ と言う人の絵なのだよ」
と教えてくれました。

それでやっと覚えたのが、アルフォンス・ミュシャでした。
人は間違えると、ちゃんと覚えるもんです

名前がわかったところで、
んじゃぁ、私が好きなのはアール・ヌーヴォー様式なのか？と調べたら
私が好きなのは、様式じゃなくて
ミュシャの絵が好きなだけなのだとわかりました。
それからは、ポストカードをたくさん集めました。

あれからずっと変わらずに好きです
展覧会があれば、何度見た絵でも足を運びます。

自宅にも何枚か飾っています。
上の三枚の絵も、
ポスターやポストカードを額に入れて飾っています。

１枚だけ、リトグラフを持っています。



モナコ・モンテ・カルロ。
鉄道会社のポスターです。
リトグラフなので、刷る版によって色合いが微妙に違いますから
好きな絵でも、好きな色ではない場合があります。
この絵もちょっと違うような

たまたま、好きな色合いの版の時があり
その時に、ちょっと頑張って買ってしまいました

ミュシャの絵の女性は、少女と熟女？どちらかになります。
あっ、晩年のチェコ住まいの油絵は宗教画なので違いますけど。

私は少女の絵が好きです。
上の三枚の絵もそうですね。
少女の絵の中でも、
モナコ・モンテ・カルロへの
鉄道旅行を夢見る少女の顔が一番好きです

From ikusuke