二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

8/07(月) SFG(H) 第1戦

2023-08-08 | 試合の感想
Game Day https://www.mlb.com/gameday/giants-vs-angels/2023/08/07/717090/

・大谷翔平 4打数2安打(単打から二盗、足で単打を二塁打に変換) 1盗塁 いずれの安打も盗塁と走塁で得点圏に進む。
      Webbの投球はほとんどが低めのゾーンに集まり、HRボールは大谷の打席ではなかった。
      右アンダースローの Rogers, Ty の打席では真ん中高めSL[73.7]を捉えたが、角度が付きすぎ右翼フライ[106.2mph 54度☓ 296ft] となった。
      先発登板予定日の前々日に積極的に足を使い、明後日の登板日のスタミナが心配される。

・試合途中まで負けパターンだったが、相手の外野守備の複数のミスで得点を重ね、【3-2】最終回のSave機会で抑えのEstevezが登板。
 単打-四球で0out一二塁 SFGはBuntせずヒッティング。
 LF前にフライが上がったが、Randal Grichukがもつれた足でボールを追い、そのままダイビングして転倒、ボールも後逸、1塁走者が帰り、一挙2点を失い、3-4と逆転される。

Randal Grichuk [31-360d] LF守備DRS  27.2 ft/s(平均的な走力)
        回     PART  GFP/DME  OF Arm  Total Runs Saved
2014~2023 1021.1    3    -3      -2      -2  
2021~2023  172.1    -5    -1      -2      -8        Worst 11位  ※Justin Upton Worst 5位

 Grichukが以前もあったような同じプレーを、繰り返してしまうということは、状況判断が拙いタイプのプレイヤーのようです。
現時点で言えるのは、消極的で鈍重なLFだったWardよりも、守備でLAAの足を引っ張っていることです。Escobarと同様、守備能力の低い野手は採るべきではなかった。
記録はError(後逸)ではなく、二塁打になっていますが、致命的なタイムリーエラーです。【3-2】→【3-4】。
 この場面は、捕球できるふりをして前に落とし、二塁走者を騙して0out満塁とするのが賢い外野手でしょう。
最悪、ボールを制御できず、二塁走者が本塁に帰っても、0out一二塁であれば、まだなんとかなったかもしれない。

 現在、抑えのEstevezは自身を失っているようで、4seamの制球が出来ていないようです。先のSEAシリーズ初戦で、満塁弾。今回のSFGでSave失敗と流れが非常に悪い。
(流れを決めるシリーズ初戦を落とす。) 現在、ILのBen JoyceかSam Bachman が健在であれば、Estevezは抑えの役割を一時的に外されたことでしょう。
 本来ならば、この2試合で勝利し7連敗とはなっていなかった。連敗が続くと先発投手と打撃陣に強烈なプレッシャーがかかります。
昨季の14連敗も、抑えのイグレシアスが打たれたのがきっかけで始まったかと思います。勝っていた試合を抑えやブルペンで落とすとメンタルダメージが大きい。

 ポジティブな点をあげると、2試合連続で先発が試合を作った点。Moniakに守備で同点弾を防ぐHR Catchが出た。
ネガティブな点は、控え野手の層が薄く、スタメンを交代しにくいことです。(Moustakasはかなり疲労が溜まっているように見える)

 まず必要なことは連敗を止めることです。

1.先発投手が試合を作る。(QSを目指す。先に点をやらない。できるだけ長いイニングを投げる)
2.野手は守備のミスをしない。
3.打線はできるだけ早く先制点を。(先制-中押し-ダメ押しと追加点が重要)
4.走塁のミスをしない。
5.後はブルペンが抑えてくれるのを祈るだけ!

 現在のLAAはどうにもならない状況ですね。

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