一度は行ってみたいと思っていた、秋田大曲の花火大会。全国の花火師が技を競う競技大会です。
まずは席を確保しなきゃと、桟敷席をインターネットで
申し込みをするはずが、全然つながらず断念。
もう河川敷でみるしかないかなーと思っていたところ、
ヤフーオークションでたくさん桟敷席チケットがあることを知り
落札。なんと定価よりちょっぴり安く買えました。
当日は車で行くのはあきらめ電車で。(横手市に滞在していました）
小さな４両編成の電車は人でぎゅうぎゅう。しかも単線なので、
駅でないと電車がすれ違えず、ダイヤが乱れまくり。
大丈夫かこれで？
駅からは会場までは徒歩３０分。覚悟してスニーカーで
やってきて正解。この過酷さを見越してか、花火大会だと
いうのに、浴衣率がものすごく少ない。
この道のりは下駄じゃあるけないよなー。
でも、川沿いをあるいて行くので、天気もよかったしそれほど苦ではありませんでした。
会場に着いたらすごい人、人、人！！桟敷席取っておいてよかったーと思った瞬間です。
席は、前から２ブロックの一番前といういい席で、
中央よりは右よりなもののなかなか。６人入るブロックに
３人で座ったんだけど、ちょうどよかった。
スペースは２畳と聞いていたけどけっこう狭い。
６人で座っているマスはもうぎゅうぎゅう。
お弁当広げたら座るところが無いって感じだったもん。
５時からは昼花火。それって何？って感じだったけど、実際みたらなかなかきれい。
色とりどりの煙と火花が青い空に散ってよかった。でも日差しがまぶしすぎて目を開けて
みていられないほどでした。これは４０分くらいで終了。その後は７時から始まる夜の花火を待ちます。
その前にトイレは誰もが行っておきたいところ。ところが、トイレはものすごい混雑で、並ぶ気もうせる。
「桟敷席のトイレは一般席よりもマシ」という情報があったけど、
実際は反対！一般席のトイレの方がすいていて、
花火開始１０分後くらいに行ったら、１人分待っただけ。
みなさん、トイレは一般席です。
７時になり花火が始まりました。競技大会というだけに、アナウンスがあって最初に普通の丸い玉が２つ上がります。
その後に音楽に合わせた創作花火があがり、時々スポンサーが
ついた創作花火が上がります。いままでに見たことの無いような
形や色の花火が上がりびっくり。花火の音までも使い分けていました。
花火も進化しているんですねー。
コカコーラ提供の「コカコーラゼロをイメージした花火」というのが派手で派手ですごかった。
打ち上げ会場が３箇所くらいあって、
ちょうど私達の席の目の前でやったのでなおさら。
みんな「うおー！」と歓声が上がります。
途中首が痛くなり、寝ながらの花火鑑賞。最高です！
一番のメインが「大会提供花火」これだけの桟敷席を有料で販売しているんだから、そりゃがんばってよね。
といいたいところ。今年のテーマは「新世紀維新武士道」。
いやーすごかった。こんな花火は初めて見た。
音楽に合わせてあげていくんだけど、
花火を打ち上げる場所が一箇所ではなく、数箇所にわたってドカドカ上がる。
寸分の狂いもなく数箇所から一揆に打ちあがる花火って、
それはそれはすごいものがあります。感動。ちょっとうるっとくるくらい。
私が撮影したものはこちら。７分弱ありますのでお時間がある方は是非。
途中私の「うお～！」という声など入ってますがご了承くださいませ。
帰りは、最後まで見ずに駅にむかったものの大混雑で「電車に乗るまで何時間かかるんだろう。。」と
途方にくれていましたが、行きに４両編成だった電車が
７両にパワーアップしており、結局３０分ほどで電車に乗れました。
でも、最後まで花火を見ていたらこんなもんではすまないはず。
ただ、駅に向かう道の途中で最後のクライマックスをみたんだけど
すごかった。もし、今度行く機会があったら、最後までしっかり見て、
帰りの裏技を考えないとね。
大曲の花火は、私の「死ぬまでにしたいことリスト」の中に入っていたので、この夏、1つ制覇しました。本当に行ってよかったです。
「死ぬまでにしたいことリスト」といえば「最高の人生の見つけ方」みましたか？
これはガンで余命６ヶ月と宣告された２人が、
「死ぬまでにしたいことリスト（The bucket list）」を作って
ひとつひとつ実現していくという感動のストーリー。
自分の「死ぬまでにしたいこと」っていったいなんだろう？と
考えさせられます。モーガンフリーマンとジャックニコルソンの
いぶし銀コンビが、すごくいいです。おすすめ。