オドラデクの心配事

日常にゆるやかに乱入する舞踏家の由無し事

久々に舞踏公演のお知らせ

2011年10月26日 | 道路劇場のお知らせ


オドラデク道路劇場+北辰の会 舞踏公演
「復活 東北魂復興元年」のご案内 

このたび、オドラデク道路劇場は志を同じくする内外の舞踏家と協働し、
合同公演を行うことといたしました。東北の荒ぶる魂に強く引き寄せられ
踊り続けている舞踏家たちと、震災の復興を機に、踊ること、踊り続ける
ことの正体を顕現化させようとする試みのひとつです。

本公演は、新潟出身で北辰の会主宰の舞踏家大竹宥熙氏の強い
要望で実現いたしました。北辰の会は、今夏マーラー没後百年の節目を
機に、その命日に東京中野で追悼公演を行っておりますが、
今回は東北魂の復活に祈りを込め、マーラーの「復活」を機軸として
青森の舞踏家と踊るものです。
会場となるノエルは、これまで写真スタジオとして使用しておりましたが、
新たな予感を孕んだ空間に生まれ変わり、本公演を杮落しとするものです。
差し迫った間際のご案内ではございますが、何卒ご高覧くださいますよう、
ご案内申し上げます。           
                         福士正一

            記

日 時 2011年10月29日(土) 18時30分開演(開場は30分前)
場 所  ノエル(青森市港町1丁目17-4 フジシャッター1F)
木 戸 二千円
出 演 大竹宥熙、芽衣桃子、吉村ひろの(北辰の会)
    福士正一、大川原脩平(オドラデク道路劇場)
主 催 青森ダンスエクスペリエンスの会
問合せ TEL&FAX 017-766-8009(昼) 090-2983-0446(夜)         

※終演後、ささやかな交流会を開催いたします。(お持ち寄り歓迎)

会場案内
バスの場合 栄町1丁目下車、海手へ500メートル 
      東北電力青森支店前の信号角
車の場合  石森橋通り(堤川の一番海手の橋)、
      東北電力向い(青森日産カービレッジの隣)
      ※日産カービレッジに駐車可


【出演者の略歴】

大竹宥熈(Ohtake Yuki) 舞踏家 北辰の会主宰
1950年 新潟市生まれ。
舞踏の元祖であるロシアのダンサー、ワスラフ・ニジンスキーの死後
(4月8日没)三日目に誕生
1969年演劇実験室「天井桟敷」(寺山修司主宰)在団
1970年舞踏研究所「天使館」(笠井叡主宰)在団
1974年 舞踏家として独立。デビュー公演「地獄の季節」
(フランス、アルチュール・ランボー作)於:荻窪観音ホール
1979年 舞踏団「北辰の会」を主宰し、密教のマンダラの舞踏化に着手。
以降、中野テルプシコ―ル他全国各地に渡り、四十数回の公演を行う。
※ ボディートレーニングとして、太極拳、柔道、合気道、ボクシング、
  登山、ヨガ、クラシックバレエを修得。

芽衣桃子(Mei Momoko) 舞踏家 1965年新潟市生まれ
20年近いダンスステージの経験を経て、
2001年9月より北辰の会にて舞踏修行開始。
古代の巫女のように、自然の草木や神や死者と同化、
交歓、変容、憑依する能力をもち、観客を魅了する。
北辰舞踏公演3回。上海・北辰舞踏公演、
中野テルプシコール新人シリーズ2回。ソロ・外部出演多数。

吉村ひろの(Yoshimura Hirono) 
舞踏家 1977年東京都生まれ
2000年より能の要素を取り入れた、劇団阿彌にて
生と死をテーマに役者修行。
2011年5月、縁あって舞踏家に転身。
北辰舞踏公演にて水の精霊でデヴュー。

福士正一(Fukushi Shoichi) 
舞踏家 オドラデク道路劇場主宰
1953年 青森市生まれ 
青森市役所に勤務する「公務する舞踏家」。
生活に穏やかに乱入することを目指し、小集落に分け入り、
分校や農家の庭先などで、そこに暮らす人々を観客に踊りを展開。
公演は国内外の市場や街路などに及び、
異分野のアーティストともコラボレーションしている。
NHK「熱中時間」に「舞踏熱中人」として取り上げられ
全国に反響を呼ぶ。1997年度青森県芸術文化奨励賞。
主な公演 「ダンス白州(山梨)94~」「縄文魂~風の祭り(福島)89~」
「縄文・雪幻想98」 「祈りのかたち01」「GAW展竜飛岬01・新宿ゴールデン街05」
「日韓ダンスフェスティバル(ソウル)93」「サイパン島91」
「バヌアツ共和国独立記念公演80・90」「韓国偏~ソウル・平澤・南原・釜山」
「欧州編~ペルージャ・アテネ・ニーム・パリ05」

大川原脩平(Ohkawara Shuhei) 1990年 青森市生まれ
小金井Artfull・Action! ラジオ体操道主宰。
青森で舞踏家福士正一に出会い舞踏をはじめる。
分野を問わず、様々な場所で踊りを展開しており、
音楽、映像、美術、演劇など多方面とのコラボレーション多数。
ほか、日々の生活または「行為」による独自の芸術活動を行う。
小金井アートスポット シャトー2F定期イベント「Red zone」最多出演。
大野一雄フェスティバル2010「百年の舞踏」 など。



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