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思いつくままに

日記のようなメモのような日々思いついたことなどを書き付けていこうと思います。

六本木の国立美術館で(異邦人達のパリ)

2007-03-03 18:38:28 | 展覧会

予報では暖かいという事であったが少々風が冷たい一日であった。混雑するかと心配だったがそれほどでもなくほっとする。乃木坂駅からおのぼりさんよろしく六本木ヒルズなどを眺めながら歩く。前面が曲がりくねったガラス張りの面白い建物だった。建物の中は明るく広々してまるでホテルのロビーのよう円錐の頭を切ってさかさまにしたような物はレストランらしい。生憎お食事は外でしてきてしまったので今度の楽しみに取っておこう。



「異邦人達のパリ」と題した展示は初めのうちは藤田、モジリアニ、ピカソ辺りまでは何とか理解できるがだんだん分からなくなって出口近くの大きな展示物は何を言いたいのか分からない。次の「モネ」の展示が楽しみだ。
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上野公園はポカポカ、、、。

2007-01-31 22:40:44 | 展覧会

上着を脱ぎたくなるような暖かい一日をゆっくりと展覧会を見て過ごした。東京都美術館のオルセー美術館展は、しばらく会わなかった友人に会ったようで楽しかった。オルセー美術館開館20周年を記念して19世紀後半の豊穣な美の世界と時代精神を浮彫りにしますという事で、マネ、ルノアール、セザンヌ、ゴーガン知った名前の絵がたくさんあった。セザンヌの「サントビクトワール山」はエクサンプロバンスについたときに見て後でゆっくりと思っていたらそれきりみることが出来なかった事を思い出しながら見た。ギュスターブ・モローの「ガラテア」は本当に綺麗だった。
東京国立博物館では「悠久の美」と題して紀元前4000年頃から10世紀までの中国国家博物館の名品といわれるものが展示されていた。
帰り際に国立科学博物館に寄ってみた。「3Dミイラシアター」が呼び物のようだったがちょっと期待はづれ、わたしは本物のミイラの中身が見たかった。
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父の仕事

2006-12-15 00:47:09 | 展覧会

父は木版画の摺り師であった。父の死後兄がその仕事を引き継いでいたが、病気のために自分の思うような仕事が出来なくなり、それを引き継ぐ者が無く廃業してしまった。最近父の家を処分する事になって父の仕事に関係する一切を神奈川県立歴史博物館に寄付した。それらの整理が出来たのでその一部を展示をしているというので娘と一緒に見に行った。父が仕事場で使っていた絵の具だらけの道具達は綺麗になって、丁寧に説明つきでガラスの向こうに並んでいた。50年以上も前の印刷物が綺麗なままで残されていたのは驚いた。あの古びた家の中のどこにどんな風にしまってあったのか私は思い出す事が出来ない。あの馬簾の中の芯はひも状のものを数箇所糸で結びながら丸くしていくのだがその糸を結ぶ事を良く手伝わされたものだ。そこに並べられた道具のどれもが父や、兄の手にしたものだと思うととても懐かしい。父のしていた仕事がなくなってしまったことを本当に残念に思っていたが、その証が博物館にこのような形で残ったことは大変嬉しい事であった。
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ダリ回顧展

2006-12-11 01:19:57 | 展覧会

ダリの展覧会が見たくて上野に出かけた。公園の木々は紅葉の盛りが過ぎてハラハラ、ハラハラと色づいた葉が落ちてくる。上野の森美術館へ続く道は黄色い銀杏が見事だった。ズーット前に日本であったダリ展を見たときには、やわらかい時計が」印象的だったので
期待していたのだが絵の前でダリが何を言いたいのか、解説を読んでも分からなかった。展覧会の後には印象に残った絵の、はがきを2,3枚いつも買って帰るのだが今回は余り気が進まず買うのをやめた。






東京都美術館のエルミタージュ美術館展では、印象派のモネ、ルノワール、ゴーギャン。ボナール、ルソー、マティス、ピカソ、ユトリロなどなじみの画家の絵が「人間と自然の調和の取れた統一」というテーマで分かりやすい展示で楽しめた。エルミタージュ美術館に是非行ってみようと思った。
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展覧会をはしごして、、、。

2006-11-16 21:52:48 | 展覧会
クラス会を楽しみにしていた。念のためにと案内を見直したら日にちを間違って覚えていたようだ。せっかく出かける予定になっていたので世田谷美術館で「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」を、bunkamuraミュージアムで、「スーパーエッシャー展」を見ることにして早めに家を出た。良いお天気で、この時期にしては軽い服装で歩いている人が多い。砧公園の木々もあちらこちら紅葉して空気も気持ちが良い。ルソーのほうは絵本を見ているようで楽しい。独学で絵の勉強をしたという仲間達の絵は何故かほのぼのとした感じがする。エッシャー展は若い男の人たちが多かった。細かい線で作られた版画を絵のそばまで目を近づけてみんな熱心に見ていた。騙し絵はもう何回も見ているから分かっているのに、それでもつい、階段を目でおって確かめたりしてしまう。良い気分で駅で帰りの電車を待っていたら、若いお母さんが小さな女の子をヨコに抱えて向こう側のプラットホームを怒ったように急いで歩いていた。女の子は大きな声を出して泣き叫んでいるのに、お母さんは止まろうともしないで人の居ないほうへどんどん歩いていく。電車の音にも負けないくらい大きな声で子供の鳴き声がいつまでも続いていた。子供が何かお母さんを困らせるような事をしたのかもしれないが、叱るのはほどほどにしてやさしく話して聞かせることが出来ないものだろうかと、後味の悪い思いが残った。
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