しうすのブログ

主にホンダの旧車360Zやダイヤル式電話機、フィルムカメラなど懐かしいものについてのブログです。

Nikon F100

2024年01月20日 | フイルムカメラ
ニコンのF100を買った。

実はF100は、程度のよいものを随分前に親戚からもらって所有してきたが、自分の保管状況が悪くて、加水分解で裏ぶたがベタベタになってしまっていた。

先日、これを除去しようとして、裏ぶたのデータバックの文字の一部が取れてしまった。
せっかくの頂き物で、きちんとしておきたいため、状態の良いデータバックをヤフオクで探していたら、丁度良さそうなF100があったため購入した。


データバック付きで電池ぶたが壊れているジャンクとのことだったが、届いたものは電池ボックスだけでなく、肝心のデータバックの爪が折れていて裏ぶたのロックができないものだった。



さすがにデータバックの爪折れを、何の説明も無く遠目のふたを開けた状態の画像だけで見抜けと言われても無理だよ。

やや高めな金額だったため、一応、苦情を言ってみたけど、取引履歴確認したらトラブルが多い人で、案の定、何の反応もなく、あまり相手にもしたくなかったので取引を終了し、修理を試みることにした。




ついでに電池ボックスも修理




電池ボックスは、中もバキバキで瞬間接着剤を使う場面が多くなってしまった。


データバックの爪から修理を始めて、最初はプラリペアの強度が信用できず、ホチキスの針を加工して芯として入れたりした。
また、爪の一つは折れて中に詰まっていたのが出てきたため、プラリペアよりも強度があると思い込んでボンドで付けてホチキスの針を芯として埋め込んだ。

プラリペアの硬化した状態は思いのほか硬く、硬質プラと比べて遜色なく、芯とかそんなものは全く必要ないくらいしっかりしていた。

溶剤は歯医者さんに行った時の匂いがするね。

それにしても、すごいなプラリペア!




ジャンクとのことだったが、カメラ自体は大きな傷もなく、壊れてもいなかった。

ということで、保存用と普段使い用で、程度のよいニコンF100が2台になった。

ちょっとでも、手を加えて使えるようにした物には特別な愛着が沸いてくるね。

最近は飽きてカメラも触っていなかったけど、また、何か撮り始めようかな。



ローライ35露出計カバー

2023年04月29日 | フイルムカメラ
ローライ35に露出計カバーを付けました。


100均のセリアで売っているスマホのカメラカバーを使って、ボール紙で台座を作って貼り付けるだけです。


簡単で100円で出来て、自画自賛ですがなかなかいい方じゃないでしょうか。


ローライ35を持っている方は良かったら作ってみてください。


ローライ B35

2023年04月16日 | フイルムカメラ


ローライB35を「ニコイチ」にしました。


ドナーにしたのはシャッターが開かず、メーターは生きてるもの。




メーターの本体と、メーターのシャッタースピード表示板を移植して完成。
綺麗な完全体に出来ました。




ドナーとした35Bは、ゲッタルペカ剥がして中を見ようとはしたけど、メーターが復活しなかったので、やる気がなくなりそのままにしました。

「35B」と「B35」って、正面のローライのロゴがプリントか堀り込みの違いだけだと思うけど、何で名前が違うのだろう。



ローライ35

2023年04月08日 | フイルムカメラ
ローライ35を修理している人のブログを読んで興味が湧き、その後いろんな人のYouTubeなどの紹介動画を見ていたら、なんだか無性に欲しくなってしまい、探していたら良さそうなのが見つかったので購入しました。


35と35Bを同時に購入しました。
35Bはシャッターが切れない、切れても開かない状態でした。
35はスローが不調との説明でしたが、自分の感覚では特に不具合が感じられず、電池入れたらメーターも動いたため、フィルムを入れてテストを開始しました。

SL26もコロンとしてよかったですが、この2台も小さくてかわいく、いい感じです。
なんとなく手に持った感じが似ていますね。まぁ同じ時期の同じメーカーの製品だから当たり前か。



35は外見もきれいで、なかなかいい状態だと思いますが、鏡筒が少しガタついているような感じがするのが気になります。大丈夫かな。
35Bはどうだろうか。直せるかな。また分解したらとどめをさしてしまいそう。



ローライフレックスSL26

2023年03月11日 | フイルムカメラ
最近の一番のお気に入りのカメラです。
このカメラは、今は販売されていない126フイルムを使います。カートリッジ式のフイルムで、この方式をインスタマチックと言い、フイルムのことをインスタマチックフイルムとも言うようです。

余談ですが、子供の頃に手にした初めてのカメラは、このフイルムを使う、確か「オリンピア」とかいうような名前のプラスチックでチープなカメラでした。
何年か使って写真を撮ったので、このカートリッジ形式のフイルムや出来上がりの正方形な写真には、個人的に非常に懐かしさがあります。




使用期限内の新品のフイルムの入手は困難なので、古いものを詰め替えて使うことになりますが、撮影に失敗したフイルムを使っていろいろ試行錯誤してテストし、これなら何とか撮影できそうだという方法を見つけ出すことが出来ました。

現在、長尺のフイルムで詰め替えて撮影をしていますが、このフイルム自体がかなり怪しくて、うまく撮れているかわかりませんが、現像が出来て公開できそうなら、このブログに載せようと思います。




このカメラは、ローライ社製造のドイツ製で、小柄でかわいらしい外見に反して、手に取った時には重厚感や重量感があり、ファインダーを覗いた感じやシャッターを切った時の音や感触がたまらなく、使って楽しく気持ちのいいカメラです。
どこかに1968ー1973年の生産で総生産台数は約8万台と書いてあったように記憶しています。



気に入ったものは集めたくなる性格なので、画像の通り4台持っていますが、昨日の夜に1台壊しました。
正確には動かないものを直そうとしたけど直せず「壊れた」状態にしました。
「壊れた」までの経過としては、入手時の状態としてシーケンスがスタックしていて、どこも動かすことが出来ないため、分解して、いろいろいじくって、フイルムを巻いてシャッターが押せるようには出来たのですが、ゼンマイの付け根が固定できず、シャッターとミラーが動かない状態となってしまいました。
更に分解して、そこの固定ができれば直る感じがしますが、これ以上の分解は組み立てられなくなる自信があったため、とどめを指すことなく断念したという次第です。
他にもジャンク状態のカメラが山ほどあり、残念ながらこの機体は部品取りとしての余生を送ることになりそうです。
既に再組み立ての際には、軍艦部や露出計など他の機体と交換しました。




このカメラは小さいのに一眼レフであり、レンズ交換も可能で、レンズ交換をしたくて、画像の広角レンズはカメラと一緒にドイツから買いました。
カメラ本体については、壊れていた1台は国内で調達しましたが、他の3台はイギリスとドイツから買いましたが、どれもいいものでした



ここ最近、ちょっと調子に乗りすぎて、フイルムカメラが増えすぎてしまい、修理したり整備したりして、チェックも兼ねてフイルムを入れて撮ってみたいカメラが順番待ちの状態となっていますが、それとは別にSL26はしばらく使ってみようと思っています。