最近の一番のお気に入りのカメラです。
このカメラは、今は販売されていない126フイルムを使います。カートリッジ式のフイルムで、この方式をインスタマチックと言い、フイルムのことをインスタマチックフイルムとも言うようです。
余談ですが、子供の頃に手にした初めてのカメラは、このフイルムを使う、確か「オリンピア」とかいうような名前のプラスチックでチープなカメラでした。
何年か使って写真を撮ったので、このカートリッジ形式のフイルムや出来上がりの正方形な写真には、個人的に非常に懐かしさがあります。
使用期限内の新品のフイルムの入手は困難なので、古いものを詰め替えて使うことになりますが、撮影に失敗したフイルムを使っていろいろ試行錯誤してテストし、これなら何とか撮影できそうだという方法を見つけ出すことが出来ました。
現在、長尺のフイルムで詰め替えて撮影をしていますが、このフイルム自体がかなり怪しくて、うまく撮れているかわかりませんが、現像が出来て公開できそうなら、このブログに載せようと思います。
このカメラは、ローライ社製造のドイツ製で、小柄でかわいらしい外見に反して、手に取った時には重厚感や重量感があり、ファインダーを覗いた感じやシャッターを切った時の音や感触がたまらなく、使って楽しく気持ちのいいカメラです。
どこかに1968ー1973年の生産で総生産台数は約8万台と書いてあったように記憶しています。
気に入ったものは集めたくなる性格なので、画像の通り4台持っていますが、昨日の夜に1台壊しました。
正確には動かないものを直そうとしたけど直せず「壊れた」状態にしました。
「壊れた」までの経過としては、入手時の状態としてシーケンスがスタックしていて、どこも動かすことが出来ないため、分解して、いろいろいじくって、フイルムを巻いてシャッターが押せるようには出来たのですが、ゼンマイの付け根が固定できず、シャッターとミラーが動かない状態となってしまいました。
更に分解して、そこの固定ができれば直る感じがしますが、これ以上の分解は組み立てられなくなる自信があったため、とどめを指すことなく断念したという次第です。
他にもジャンク状態のカメラが山ほどあり、残念ながらこの機体は部品取りとしての余生を送ることになりそうです。
既に再組み立ての際には、軍艦部や露出計など他の機体と交換しました。
このカメラは小さいのに一眼レフであり、レンズ交換も可能で、レンズ交換をしたくて、画像の広角レンズはカメラと一緒にドイツから買いました。
カメラ本体については、壊れていた1台は国内で調達しましたが、他の3台はイギリスとドイツから買いましたが、どれもいいものでした。
ここ最近、ちょっと調子に乗りすぎて、フイルムカメラが増えすぎてしまい、修理したり整備したりして、チェックも兼ねてフイルムを入れて撮ってみたいカメラが順番待ちの状態となっていますが、それとは別にSL26はしばらく使ってみようと思っています。
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