筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

d01 万葉の歌碑 巻4-574 太宰府市 九州国立博物館入口

2023年04月05日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉の歌碑を訪ねて


歌碑の設置場所/福岡県太宰府市
          九州国立博物館西側アクセス入り口

万葉集/巻4-574  作者/大伴旅人(おおとものたびと)

ここにありて、筑紫(つくし)や何處(いづち)、白雲(しらくも)の、
              たなびく山の、方(かた)にしあるらし


【意味】ここ(大和)から見て、筑紫(つくし)はどこの方向だろう。
    白雲のたなびく山の方であるらしい。

 大宰帥(だざいのそち)であった大伴旅人(おおとものたびと)は、730年大納言になって奈良の都に帰ることになります。
この歌は、旅人が都へ戻った後、大宰府を偲んで詠んだ歌です。
旅人は、帰京後一年もたたずに亡くなります。享年67歳でした。


写真下 歌碑が置かれている場所に桜の木があります。(写真を撮った日は満開でした。)

写真下 歌碑の解説案内板(写真では字が読めないと思います。
    記載内容はブログ記載のとおりです。

写真下 九州国立博物館


万葉の歌碑とは

万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。

 

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