11月3日は「みかんの日」です。
万葉集には、みかんを詠んだ歌があります。
今日は、万葉集で植物を詠んだ みかん の歌です。
万葉の時代は、「橘(たちばな)」と呼ばれています。
万葉集/巻3-0411 作者/大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)
我妹子(わぎもこ)が やどの橘 いと近く
植ゑてしゆゑに 成らずはやまじ
【意味】あなたの庭の橘の木は あまりに私のそば近く
植えられたので私としては 実らさずにはいられません
万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用
「みかんの日」の由来は、みかんは漢字では「蜜柑」と書かれ、昔はみっかんと呼ばれていました。 そうしたこともあり、「いいみっか(3日)ん」の語呂合わせから、全国果実生産出荷安定協議会と、農林水産省によって、11月3日と12月3日がみかんの日に制定。