筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

●豊前国府01 万葉の歌碑/巻3-0328/福岡県みやこ町 豊前国府跡公園

2024年04月25日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉の歌碑を訪ねて


歌碑の設置場所/福岡県京都郡みやこ町国作 豊前国府跡公園万葉歌の森

万葉集/巻3-0328  作者/小野老(おののおゆ)

あをによし  奈良の都は  咲く花の
                     薫(にお)ふがごとく    今盛りなり


【意味】奈良の都は香りにあふれ それはみごとに美しく
  咲き誇っている花のように いま栄えている最中だ

 ※枕詞:あをによし
 ※「大宰少弐」大宰府の次官。
 ※「薫ふがごとく」〈にほふ〉鮮やかに色づく。

写真下 歌碑が置かれている「豊前国府跡公園」

写真下 歌碑の全景。

写真下 歌碑の説明文


万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。


現在全国各地に設置されている万葉歌碑は2,000基を越えていると言われています。
歌碑の過半数が実際に歌碑が詠まれた場所、または歌碑に関連する場所に設置されており、「歌碑を訪ねる」=「実際に万葉の故地や史跡を訪ねる」ことになります。

私の地元「福岡県」は、大宰府政庁に関係する歌や防人の歌があり、万葉の歌碑も多くあります。
万葉歌碑から万葉の時代にタイムスリップし、万葉人に会える旅へ出かけてみましょう。!


写真下 奈良の東大寺  (奈良の都のイメージ)

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