万葉の歌碑を訪ねて
歌碑の設置場所/福岡県京都郡みやこ町国作 豊前国府跡公園万葉歌の森
万葉集/巻3-0328 作者/小野老(おののおゆ)
あをによし 奈良の都は 咲く花の
薫(にお)ふがごとく 今盛りなり
【意味】奈良の都は香りにあふれ それはみごとに美しく
咲き誇っている花のように いま栄えている最中だ
※枕詞:あをによし
※「大宰少弐」大宰府の次官。
※「薫ふがごとく」〈にほふ〉鮮やかに色づく。
写真下 歌碑が置かれている「豊前国府跡公園」
写真下 歌碑の全景。
写真下 歌碑の説明文
万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。
現在全国各地に設置されている万葉歌碑は2,000基を越えていると言われています。
歌碑の過半数が実際に歌碑が詠まれた場所、または歌碑に関連する場所に設置されており、「歌碑を訪ねる」=「実際に万葉の故地や史跡を訪ねる」ことになります。
私の地元「福岡県」は、大宰府政庁に関係する歌や防人の歌があり、万葉の歌碑も多くあります。
万葉歌碑から万葉の時代にタイムスリップし、万葉人に会える旅へ出かけてみましょう。!
写真下 奈良の東大寺 (奈良の都のイメージ)
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