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オリオンは冬の星座だ
空気が澄んでいく季節にひときわ美しく輝き、ほかの星たちを見つける道しるべにもなるという
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わたしにとって フィギュアスケートの道しるべは・・・高橋大輔だ
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Art on Ice 2013
最終滑走者の演目は 『 Another Orion 』
息をするのも忘れた時間
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・・・ジャンプ、いらないなぁ・・・
「滑る」、って・・・こんなにも豊かなんだね
フィギュアスケートの極上の楽しみを、ありがとう・・・
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オリオンは冬の星座だ
空気が澄んでいく季節にひときわ美しく輝き、ほかの星たちを見つける道しるべにもなるという
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わたしにとって フィギュアスケートの道しるべは・・・高橋大輔だ
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Art on Ice 2013
最終滑走者の演目は 『 Another Orion 』
息をするのも忘れた時間
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・・・ジャンプ、いらないなぁ・・・
「滑る」、って・・・こんなにも豊かなんだね
フィギュアスケートの極上の楽しみを、ありがとう・・・
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本当はFOI第2部放送後に感想を書くつもりだったんだけど・・・へへへ・・・我慢できなくなっちゃったので(*^^*)
「THE ICE完全版」&「FOI・第1部」で放送された、気になる選手たちの新プログラムに関しての白猫的「ツボ (^^) 」と「う~ん (-.-) 」、行ってみよ~!
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羽生結弦SP「パリの散歩道」(振付J・バトル) (^^) +7
初見でひとこと、「かっこいい!」(^O^)
もちろん、まだ身体(体幹?)が決まっていないところもあるし滑り込みも不足していると思うけど、このむせび泣くようなギターと重いリズムの中、スピードを殺さず、質の良いジャンプを決め、外へ想いを飛ばすことができる羽生くんの才能に、やはり白猫は見惚れる。
ひとつだけ心配なのは、足の怪我。世選でいためたのと同じ箇所だし、ジャンプ着氷の足でもあるから・・・無理せず完治させてほしい。男子フィギュアの新しい扉を開くことができる人だと思うから。
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鈴木明子FS「Jeux D'eau」(振付P・カメレンゴ)(^^) +9
うわ~・・・これ、全部好き!
楽曲も、振付も、もちろんあっこちゃんの滑りも。
ひとつひとつの音が氷上に生み出す空間を、繊細に、時に軽快に表現していく振付に圧倒される。不思議なんだけど、「今、その場に生まれる」・・・「今」という力強さをすごく感じる。
スケーターの能力と、振付師の感性と、音楽と・・・全てが溶け合った素晴らしいプログラムだなぁ・・・カメ先生、また傑作を生み出したね!
それにしてもあっこちゃんは、世選メダリストとなってひと皮ふた皮どころじゃなく、脱皮!!ってくらいの進化を遂げた気がする。
ジャパン・オープンでこのFSが見られることが楽しみで仕方ない(*^^*)
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小塚崇彦SP「栄光への脱出」(振付D・ウィルソン)(^^) +8
大好き!このプログラムも、これを滑ってる小塚くんも。ちなみにEXのサウンド・オブ・サイレンスも超お気に入りだけど(*^^*)
冒頭から身体を大きく使い、伸びやかに雄大に滑る小塚くんの姿からは昨季の苦しみは感じられない。今季は靴がうまくフィットしたのかな?だとしたら本当に良かった!
白猫は「説明」と「言い訳」って違うと思うんだ。昨季の小塚くんの靴に関しての発言は「説明」だと思う。批判の声もあったけどさ・・・そもそも18年も滑っているんだからいままでも靴のトラブルが皆無だったわけはない。その彼があれほどシーズンを通して対処できない状態になったというのは(周りにちゃんとプロフェッショナルな佐藤コーチがいたのに)、それだけ深刻な事態だったということ。
結果として昨季はたくさんのくやしさを味わったと思うけど・・・でもFOIの新SP映像には、白猫が見たかったあの「ナウシカの先の世界」が垣間見える。
小塚崇彦の良さがしっかりと表現できれば、PCSだって上がってくると思う。だってさ、今までの彼のPCSは低すぎるくらいだったと思うから・・・(^_^;)
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いやぁ、まさか、こんなに「好き!」って思うプログラムばっかりザクザク登場するとは思わなかった(^_^;)
・・・それにしても、日本男子の代表争いは・・・とんでもなく熾烈になるだろうな・・・怖いような楽しみなような・・・(^^;
ちなみに大輔さんの新SP放送は、FOI第2部・・・ってことで今回はまだ感想は無し(^^ゞ
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先日のモリコロパークを皮切りに開催されている『THE ICE 2012』
ニュース映像や選手のツイッターなどでその楽しそうな様子が伝わってくる(^.^) →ここだよ
TV放送・・・中京TVは決定してるけど見れない・・・悲しい・・・(T_T) 見たいよぉ。
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いろいろ動画がUPされてた(^.^)
★最高に楽しいメイキング(アレックス制作) →ここだよ ・翻訳版
★真央ちゃん「メリー・ポピンズ」 →ここだよ
★小塚くん「サウンドオブサイレンス」 →ここだよ
★羽生くん「Hello,I love you」 →ここだよ
★佳菜ちゃん「Someone Like You」 →ここだよ
★アボット「Home」 →ここだよ
★バトル「Big love」 →ここだよ
★レオノワ「Tango」 →ここだよ
★ソトニコワ「ウェルカム・トゥ・バーレスク」 →ここだよ
★メリチャリ「こうもり序曲・ショーバージョン」 →ここだよ
★女性グループナンバー(浅田舞プロデュース) →ここだよ
★男性グループナンバー(バトル振付) →ここだよ
★フィナーレのバトル&真央 →ここだよ
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伝え聞くだけでも、真央ちゃんの新EXや、羽生くんの新SP、小塚くんや佳菜ちゃんの新プログラム、バトル、メリチャリ、アボット、ハビなど・・・ゲストスケーターたちの演技、舞さん振付の女性だけのグループナンバー、ハードでかっこいいという男子ナンバー、ダンス対決、4回転祭り・・・盛りだくさんで本当に面白そう!
真剣に練習して、思いっきり演技して、楽しく観光もしてるメンバーたちの様子をきくと、思わず笑顔になっちゃうね♪
それに、被災した仙台の子どもたちとの交流会や、地元キッズスケーターたちへのレッスンなど( →ここだよ )、単なるショーにとどまらずさまざまな取組をする姿勢も素敵だなぁと思う。
アイスショーってそれを見た観客の胸の中に思い出を残してくれるけど、こういった取組はそこからさらに一歩も二歩も踏み出して未来をも見据えている気がしていつも嬉しくなる(*^▽^*)
参加全選手に乾杯!
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座席についてふと見上げると、天井のアーチを描く大きな鉄材にたくさんのサビ。トイレに並ぶとその横にいかにも古めかしいロッカールームが見えていた。
ワンコインチャリティちらしにあった「老朽化」の文字が脳裏に浮かんだ。
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たった3列の観客席。鉄柵で仕切られた下は来賓席。その前がリンク間近に1列並べられたパイプ椅子群・・・椅子の背には各市議会や大阪維新の会の名。このイベントが募金を募るチャリティであると同時に、大阪府へ働きかける目的も持っていることを改めて感じる。
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実はわたしは、このチャリティ競技会を見るまでは、臨スポ存続活動に関して複雑な思いを抱いていた。
フィギュアスケートは、娯楽だ(もちろん観る側にとってであるが)。
だから、それにどの程度の公金をさけるかは、地域の、国の経済状態に拠る。公の予算を考えるとき、最初に切り捨てられるものであることは致し方ない。
わたしはフィギュアスケートが大好きだけど、そして高橋大輔が力を注いでいる活動であっても・・・医療の充実・学校の耐震化等早急に対処すべき事柄を削ってまで公金を投入するべきかどうか・・・となると両手を上げて賛成とは言えない。大阪には本当にお金がないのだ・・・(-_-;)
それに・・・救うべきはフィギュアスケートだけなのか?
フィギュアスケートどころじゃなく援助のないスポーツも、たくさんある。もちろん、フィギュアスケートという種目だけ考えても臨スポ以外にも経営の苦しいリンクは多い。
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ただ・・・文化というものは伝承の中で育まれていくとわたしは思う。
そして一度失われたものを取り戻すのは限りなく難しい・・・経済状況を理由に削られていくさまざまな分野の援助金・・・そうやって失われていくものの中に本当はお金で買えないものもあるんじゃないか・・・。
複雑な思いを抱えつつ向かった臨スポチャリティだった。
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本当に手作りのイベントだった。
駅に降り立つと、道順を示すプラカードを手に立つ関係者の笑顔に迎えられた。受付では席ごとにチェック、色別のリストバンドをつけてくれる。F1などで使われるスナップ付のものではなくひとつひとつにシールを貼った紙テープ・・・終演後募金の円滑誘導のためのものだ。その際に「終演は9時半頃になりますが大丈夫ですか?」と声をかけられた。会場に入ると立ち見席の手すりには番号が貼られていた。細やかな心遣いと、時間と手間をかけた準備に、開演前から心がほっこり暖かくなった(^^)
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わたしの記憶にいちばん残った情景は・・・実はテレビでは放送されなかった。
終演後、募金誘導にはかなり時間がかかった。その間、練習生たち(3歳から高校生までだったかな?)はリンクにとどまっていた。おそらく保護者が係員を兼ねていたこともあり、彼らをリンクに残しておくことが最も安全で効率が良かったのだろう。
その子どもたちは何をしていたか?
競技会中ずっと立ちっぱなしで応援していたから疲れて座り込んでた?
手すりにもたれていた?
おしゃべりしていた?
いいや、至るところでスピンをし、ターンを試み、ステップし・・・ただただスケートしてた!
わたしにはこの姿が最も大きなアピールだった。・・・残念ながら来賓は最初に退場してしまって誰も見てなかったけれど。
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人の好奇心や探究心・・・そのパワーはものすごい。そしてそれはてらいもなく大きくなる。
素晴らしいゲストスケーターの演技よりも、もちろん大好きな高橋大輔のロクサーヌ&ピアソラよりも・・・どの演目よりも、最後に見た混雑した明るすぎるリンクの情景が忘れられない。
「好き」「楽しい」 リンクから発せられていた混ざりっけのないパワー。
ああ、彼らは出会えたのだ・・・長い間立ちっぱなしで冷えるリンク周りにいても、その時間を思いっきり楽しめる、そして疲れていてもなお滑ることが楽しくて堪らない・・・そういう思いを抱けるものに出会えたのだ。
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五輪スケーターを輩出したから、その予備軍が学んでいるから、このリンクが重要なのではない。
子どもたちが、絶叫するほど憧れられるもの、夢中になれるもの、そのために重ねる努力を楽しめること・・・それこそがこのリンクが重要である理由だ。
ここは、これから大阪を、日本を支えていく世代がそのパワーを育める場所の一つなのだ。
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ゲストスケーターに寄せた、子どもたちの狂ったような歓声を、来賓議員はどう聞いただろう。わたしはあれほど激しい歓声を、聞いたことがない。
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高橋大輔はステキだった。
村主章枝も、村上佳菜子も、鈴木明子も、みんなステキだった。
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けれど、わたしのこころにいちばん響いたのは、ゲストスケーターの素晴らしさじゃなかった。
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初めて目の前で見たショートトラックのスピード
リレーの追い上げ
ジュニアホッケーチームの迫力
80歳代のスケーターの滑り
リンク周りで終演までずっと声援を送り続けた臨スポ練習生たち
彼らが村主に、村上に、鈴木に、そして高橋に寄せた絶叫に近いほどの歓声
その彼らが主役のフィナーレ・・・
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だから、このチャリティイベントは成功なのだと思う。
今日の主役はスタースケーターたちではなかった。
それがいちばん素晴らしい。
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