今日から国別だね!
前回チャットで予告はしてなかったけど、今季最後の試合だから、白猫夜話チャットを開設することにした。
★★★白猫夜話チャット開設のお知らせ★★★
白猫夜話チャット→ここだよ
パスワード kuni2015
開設期間 4/16~4/19(店じまい未定)
どなたでも入室自由です。
白猫は常駐していませんが、どうぞ楽しくおしゃべりしてくださいね(*^_^*)
白猫のつぶやき***混ぜるな危険(2) 先入観***
以前「混ぜるな危険」ってのを書いたけど(1/16)、今回はその続き。
最近、『怖いぜ、先入観』と思ったのが、上海ワールドプレカンの羽生くんのことばからネット上にたくさん見られた2012全日本に関するブログ記事やコメント。
プレカンの内容は→ここだよ
ここで語られているのは、
☆なかなかいい演技ができなかった
☆橋大輔選手がいい演技をして、僕自身も負けたなって思っていた
☆SPの得点差はあったけれど彼が優勝だと思った
☆会場の雰囲気もそういう感じだった
☆しかし優勝した
☆そのあと、非常に苦しかった
☆オーサーのことばが救ってくれた
☆いろんなノイズ、いろんな賛否両論、日本ではいろんな意見がある
頻繁にネットを見ない白猫でも目にするくらいたくさん見かけたのは・・・「2012年の全日本で起きた悲しい出来事」「必死でがんばってる若い選手をつぶそうとした人たちがいたのが許せない」「どの選手にもこんな思いをさせてはいけない」・・・みたいな声。
いや~びっくりだ。だって、列記すればわかるように、○○選手のファンから罵声をあびせられて苦しんだ、なんてひとことも言っていない(^_^;)
むしろここでは実は重要なことが語られてる。
あの全日本、羽生くん自身が勝ったと思ってなかった(大輔さんの優勝だろうと思ってた)と感じてたってこと。
つまり、選手本人がそう思ってたんだから、観客が結果に驚いたりとまどったりしても無理はないってことだよ(^_^;)
まぁ、それがあのときの微妙な空気のいちばんシンプルな説明だろうなと、白猫は思う。
じゃぁ、何故この羽生くんのコメントが上記のようなネット上の声に変換されちゃうかといえば・・・『先入観』。
そしてその先入観を形作ってるのは、それぞれの情報収集と感情の蓄積だ。
情報収集は基本的に自分の価値観にあったものが多くなる。
そしてその情報によって喚起された感情が記憶として残る(人の脳の仕組みとして強い感情を喚起された記憶は鮮明に残りやすい)。
つまりことの信ぴょう性は関係なく、「○○さんがそういった」とか「ネットで見ました」ってことによって喚起された怒りとか悲しみの感情とその強い感情による記憶ってヤツだ。
もちろん中には自分の間近で罵声が聞こえた!っていう人もいるだろう。しかしその声が羽生くんに届いていたか、それによって彼が苦しんだかどうかの関連性は不明だ。
ちなみに、現地観戦での罵声や悪口を聞いた経験があまりない白猫でも、この数年で何回かは耳にしてる。
だけど特定の選手に対するものじゃなくいろいろだったし、当然ながらそれをわざわざ記事にもしていない。
何故ならそれはその個人の問題であって、○○選手も、○○選手のファンも関係ないと思ってるから。
羽生くんが実際にどう思ってるかはわかんないけど(人の心の中なんてわかんないもん)、彼が語っていることばに、『先入観』を混ぜちゃうのは危険だ。
そしてその上でさらに悲しんだり怒ったりして記憶の上乗せをしていくのはもっと危険だと白猫は感じる。
やっぱり「混ぜるな危険」だと思うんだよねぇ・・・(^_^;)