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全日本フィギュアが終了した→ここだよ
かなり遅くなってしまったが(諸々放り出して現地観戦に向かったので・・・^^;)感じたことを書いてみたい。
たくさんのコメントありがとうございます。ゆっくりお返事していきますので待っててくださいね~m( __ __ )m
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【男子】 プロトコルは → SP ・ FS
① 羽生結弦 285.23(SP97.68/FS187.55)
② 高橋大輔 280.40(SP88.04/FS192.36)
③ 無良崇人 242.70(SP84.48/FS158.22)
④ 織田信成 240.56(SP80.75/FS159.81)
⑤ 小塚崇彦 228.56(SP84.58/FS143.98)
【女子】 プロトコルは → SP ・ FS
① 浅田真央 193.56(SP62.81/FS130.75)
② 村上佳菜子 183.67(SP57.26/FS126.41)
③ 宮原知子 180.55(SP60.19/FS120.36)
④ 鈴木明子 180.03(SP65.09/FS114.94)
⑤ 本郷理華 172.43(SP56.61/FS115.82)
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白猫的 「ツボ (^^) 」 と 「う~ん (-.-) 」(あくまでも白猫の個人的感想)
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【男子】
高橋大輔 (^^) +9
この負けは価値ある敗戦。
SP (^^)+5 (-.-)-2
滑りそのものの流麗さに目を奪われたけど、前半部分は慎重さが見え隠れ。
このステップ・・・Lv取れないのはある程度予想していたけど(GPFでしっかり解説されてたし)、素晴らしいなぁ。それだけに勝負の中でのプログラムそのものの是非を思う。
FS (^^)+9
高橋大輔が、何故、長年世界のトップとして走ってきたか・・・その理由が見えるFSだった。
圧倒的なカリスマや表現はもちろんだけど、それよりももっと大きいのは、『進化し続ける力』だろう。
すべてのジャンプの精度が格段に上がっていて、感動の渦に巻き込まれながらもどこかで冷静に驚いている自分がいた(^_^;)
TV解説諸氏よ、「ベテランの味」なんてことばで簡単に語らないでくれ。味だけでこんな点数は、出ない。
高橋のジャンプBV66.68は、2つのアンダーローテ(4T<+2T&3A+2T+2Lo<)にもかかわらず、今季世界5位の数字だ(ちなみに上位6位まで、羽生・フェルナンデス・羽生・高橋・高橋・フェルナンデスと続く)。
「悔しい」・・・高橋が何度も発した言葉と同じ思いを抱いた人は、会場にもテレビの前にもたくさんいただろう。
けれど、これが、スポーツ。
たかがルール、されどルールなのだ。
そしてこの敗戦は、勝利よりも大きなものを高橋にもたらしたと、白猫は信じている。
この信じられないほどの演技が終着点でなく、シーズン中盤の通過点であることが、嬉しい。
EX (^^)+6
3A着氷が惜しかったけれど、気持ちよさそうに思い切り観客の興奮を煽り、視線を集め、引き込み・・・高橋大輔劇場だなぁ。
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羽生結弦 (^^) +7
全日本初制覇、おめでとう!
SP (^^)+7
完全に王者を狙ってのSP。
多くの選手が緊張でミスを出す中、ノーミスで滑りきった強さに拍手。
TVとほぼ同じ印象だったことがある意味物足りなかったけれど、それが今の彼がやるべきこと。やるべきことをやれるというのが、なによりも素晴らしいと思う。
FS (^^)+7
いかにすれば高得点が出るか、それがよくわかるプログラム。
4回転を大きなミスなくまとめ、後半に高難度ジャンプを全て入れ込み(コンビも全て後半)、スピン・ステップでもなるべく取りこぼさず・・・。
この演技を「感情解放」の視点からだけ捉えるのは公平ではないと白猫は思う。
現在のルールで最大限得点を重ねられるように吟味され尽くしたプログラムと、それを確実にやりきった羽生の実施力なくして、この結果はなかった(いったい彼がどのくらい進化したと思う?)
羽生結弦よ、胸を張ってくれ。君が、全日本王者だ。
EX (^^)+5
「花になれ」の衣裳で登場した羽生のあまりに儚げな細さに、ちょっと動揺した。
この生コラボに関してさまざまな声をきくけれど・・・もちろん優勝を見越しての演出という部分はあったかもしれないけれど・・・そのどれもが羽生の責任外のことだ。
あまりに強いので見失いがちだけれど、まだシニアとしてのスケート人生が始まったばかりの18歳の底知れぬ才能を、あたたかく見守っていきたい。
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無良崇人 (^^) +5
3位表彰台、世選・四大陸派遣決定、おめでとう!
SP (^^)+5
スピンがひとつLv2だったけど、ジャッジ個々の評価にもマイナスがまったくないプロトコル。
GPS初優勝の喜び&自信と、優勝がありながらGPFに出られなかった悔しさが、無良を強くしているのかもしれない。
FS (^^)+4 (-.-)-2
ややミスが目だったFSながら、大崩れしないのが今の無良崇人。
思えば、昨季全日本の健闘→四大陸派遣決定→四大陸SP→今季GPS2戦派遣→GP仏優勝・・・全ては昨季全日本からはじまっていたんだなぁ。
ナイフリッジを渡るような戦いの中でひとつひとつ勝ち取ってきたからこその、3位表彰台。
カナダのロンドンの地に舞うちゃんちゃんこが、今から目に見えるようだっ!
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織田信成 (^^) +2
怪我を克服しての4位入賞・・・でも・・・
SP (^^)+1 (-.-)-2
練習ではきれいに決まっている4回転が試合では決まらない。
このSPは本当に4回転が全てだった・・・ここで出遅れなければ、表彰台もあっただろうに(タラレバはなんの意味もないけどね・・・)。
「回りきっての転倒」ではもう勝てないというほどのレベルに全日本男子は進化してしまった、という事実が大きい。
FS (^^)+3 (-.-)-3
FSだけなら3位・・・しかし、上位2人との差はあまりにも大きい。FSだけで30点も離れているのだ。もちろん3A2本のミスが大きかったわけだが・・・。
冒頭4Tがきれいに成功しただけに、惜しくてならない。
これから、長いOFFが来る。その間をどう過ごすかが、来季を決める。
是非、これぞ織田信成というスケートを、来季、もう一度見せて欲しい!
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小塚崇彦 (^^) +1 (-.-)-5
まだ、ここが終わりじゃない!
SP (^^)+3 (-.-)-2
ミスはあったけれど、とても素敵な演技だった。
決して万全の状態ではなかったと思うが、それでも、小塚のスケートの美しさを感じさせてくれた。このSPがもう見られないのが悲しい。
FS (-.-)-5
あとから漏れ聞くと、怪我をかかえての出場だったという。
けれど、彼自身がそれを理由にしないように、リンクに立てばその時の演技が全てだ。
小塚崇彦はこんなところで埋もれてしまうスケーターではないと思う。
しっかりと治してほしい。
もうひとつだけ付け加えておきたい。
今季FSのジャンプBVランキングの上位は、羽生・フェルナンデス・高橋だが・・・その次は小塚なのだ。どれほど難しい構成で臨んでもミスをしてしまえば得点は伸びず、その試みさえわかってもらえないかもしれないけれど・・・小塚崇彦が今季にかけた思いと努力はBVからもうかがえる。
「悔しい」・・・小塚ももらしたこの言葉。
その悔しさをはらすのはずっと先になるかもしれないけど、一フィギュアファンとして、待っている。
心から、待っているよ!
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中村健人 (^^) +3
SP (^^)+2
異国情緒漂う音楽がどこか物悲しく、惹きつけられた。
すべてのエレメンツをしっかりと決めて(ステップはLv2だったけど)、満足いく演技だったんじゃないかな。
FS (^^)+3
最終グループ2番滑走・・・そう、あの高橋の演技直後の滑走だった。
スタンディングオベーションと大歓声の中、降り注ぐように投げ込まれる花束・・・その後で滑ることはとても大変だったと思う。
が、中村の独特のやわらかで上品な滑りが、さざ波のようにゆっくりと観客に伝わっていった。
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田中刑事 (^^) +3 (-.-)-2
SP (^^)+2 (-.-)-2
第1グループの3番目に登場し、滑り出した途端に、「あ、リンクの使い方が大きい」と思った。
ミスがあったのがもったいなかったけれど、こういう大きさを感じさせる選手が少ないだけに楽しみ。
FS (^^)+3 (-.-)-2
昨季と同じく宮本賢二振付「アンタッチャブル」。直接戦うことはないけど、楽曲も2年連続もチェコのブレジナと同じ(^^;
盛り上がりという点では宮本氏振付の方が分があるかも?
田中もまた怪我を抱えていたという・・・ゆっくり治してほしい。
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佐々木彰生 (^^) +5 (-.-)-1(←このマイナスは単なる感傷です)
SP (^^)+4
ずっと思っていた・・・佐々木がジャンプミスなく演技してくれたらどんなに素晴らしいだろう!と。
毎年、全日本で大喝采を浴びながら、すっ転んでばかりだったから。
だから、嬉しい。うん、ちょっとだけ寂しいんだけどね(FSのとこで書くよ)。
FS (^^)+5
SPに続き、自身最高の演技だったと思う。
笑顔の佐々木を見るのは嬉しい。けれど、SPでも感じたけれど、以前のような爆発的な個性は隠し味に姿を変えたような気がする。
それが正しい、うん、正しいんだけど・・・ちょっと寂しい(昨季はエレメンツ決まってこそじゃないかっ!と思ったくせに・・・我ながら勝手なもんだと思う・・・^^;)
それにしても、佐々木は国際大会に出したい選手だなぁ・・・日本の層の厚さが嬉しくも悲しい。
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町田樹 (-.-)-5
どうしっちゃったの?と言いたくなるくらい精彩を欠いていた全日本。
特に楽しみにしてた「火の鳥」が、ジャンプミスに引きずられて小さくなっていってしまったのが、とっても残念。
SPでは直前滑走の堀之内選手がエッジ破損で棄権を余儀なくされた・・・その影響はあっただろう。
それに、GPF→全日本、というタイトなスケジュールも厳しかったのかもしれない。
でも、それらもどの選手にも起こりうることだから・・・結果を受け止めるしかない。
がんばれ、町田くん、今季序盤の輝きこそきみの本来の姿だと思うから。
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★これ以外の選手は後日まとめる予定(^-^)
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【その他のことで感じたいろいろ】
★SP棄権の堀之内選手・・・エッジが真っ二つに折れるなんて・・・悲しすぎる(T_T)
★演技後の花束&プレゼントはそろそろある程度の規制が必要なんじゃなかろうか。何よりも全選手の競技がメインなのだから。特に、高橋、浅田の後は・・・ちょっと競技会の枠を超えてしまっている気がする。
★高橋大輔FS『道化師』。ステップ後の掛け声は・・・(ーー;)(ーー;)(ーー;)
★EX実況での「エース高橋」連呼にはちょっと違和感。そんなに何度も「エース」って言わなくても・・・(^^;
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