白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

萩の里自然公園 萌芽更新実験地の冬芽たち 愉快な葉痕や維管束痕 

2015-01-24 14:52:35 | 冬の里山を歩く

萌芽更新実験地の冬芽と葉痕観察会」に行ってきました。

一昨年(2013年)初冬に皆伐した、萩の里自然公園の萌芽更新実験地で、萌芽状況を調べました。調べた切株(276株)の88%が萌芽しました。叉、木を全部伐った事で太陽の光を十分浴びて、林の中では育ちにくい、日当たりを好む低木が種から発芽して元気に育ち始めています。

2014/12/20の皆伐萌芽更新実験地

 参考 雑木林の萌芽更新(東京都福生市のホームページ)

http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/city/park/m1cpmb00000031m2.html

 **

冬の木々(落葉広葉樹)は、エネルギーを小さな芽に蓄えて、レザーや毛皮のコートを着るなど、寒さに耐える工夫をしながら春を待っています。

なかには裸でやせ我慢をしているものいます。萌芽更新実験地の木々は、どれも小さいので木の芽を手に取り間近に観察できます。

葉痕(葉が落ちた痕‐昨年葉が付いていた痕)や維管束痕は、木の種類によっては、愉快なものもあります。

防水レザーを着ホオノキ(朴の木)

 

毛皮を着こんだ、ハクウンボク(白雲木)

 

裸でやせ我慢?する、ムラサキシキブ(紫式部)

 

キハダ(黄肌「叫び」(ムンク

 

ノリウツギ(糊空木)の葉痕は孫悟空

 

サンショウ(山椒)は猿の奴凧

 

「ウッシッシ」といやらしく笑うクサギ(臭木)

 

ボクシングのグローブを頭に被ったケヤマハンノキ(毛山榛の木)

顔中口?のヤチダモ(谷地だも

 

冬の森フィールドビンゴ 冬芽

 


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